井の中の蛙_toraemonさん

産業革命の現在を生きるわたしたちにとって「考えること」とは?

ファイナンシャルプランナーの吉岡奈美です。
「本当に仕事が好きなんだね」と言われることが続けざまにありました。

FPという仕事について熱く語っているわけでもなく、仕事の紹介(売り込み)をしているわけでもなく、ただ普通にお茶をしながら友人と話しているだけの時にです。その言葉に「仕事モード」でないわたしは、不意をつかれて 毎回びっくりするのです。

そこで なぜそう言われるのか 考えてみました。

今年の7月から ニュースや、話題になったことを取り上げてFP目線で感じたことや考えたことを書いていますが、それは「書くために考えている」のではなく「考えたことを書いている」のほうが正しい表現だと思うのです。

なぜなら「お金」は経済において「血液」のような存在なので、あらゆるニュースや話題に触れると「どんな経済的影響があるだろう?」と 自然に考えてしまうからです。

そしてそれは、仕事モードのオン・オフにかかわらず行われているから「仕事が好きなんだね」と言われてしまうのでしょう。

日常的に考えるようになったきっかけ
さらに、思い起こしてみるとひとつの大きなきっかけがありました。
藤沢久美さんの講演を聴いたことです。

ブログとしてnoteも書かれています。


産業革命に乗り遅れないための思考法
2年前「第4次産業革命の時代に乗り遅れないために、今取り組むべきこと」をテーマにお話くださり、自分の業界の第4次産業革命とは何かを見極めるためには「自分の顧客が本当に求めているものは何なのか?」をしっかり考えることが重要だとおっしゃっていました。


例えにあげていたのはモーターショーでの話

気づいたこと
・ルームミラーは液晶画面に
・サイドミラーはセンサーカメラになっている

ということは?
⇒ミラーが不要になる未来が予想される

顧客ニーズは何?
⇒運転中の死角をなくしたい

結論
自動車業界での第4次産業革命とは「車の自動運転」である。


確かにたった2年で「公道での自動運転に成功」というニュースが流れてくるようになりました。

この講演では、他にもいくつも分かりやすい例えをあげながら、第4次産業革命 真っ只中のこの時代を生き抜くためのヒントとなる『思考法』を教えてくださったのです。


衝撃でした!
たぶんきっと それ以来…
わたしは 仕事モードのオン・オフに関係なく 思考を展開させるようになったのです。

もともと 考えることは好きでしたが 「自分の顧客が本当に求めているものは何なのか?」を軸に考えるクセがついたことで、興味の向くまま とっ散らかっていた思考がまとまるようになったと思います。

仕事以外にも
この思考の軸はさまざまなシチュエーションや、立場のひとにも使えると思います。

例えば、あなたがお母さんなら
「自分の『こども』が本当に求めているものは何なのか?」
 だったり、
「自分の『家族』が本当に求めているものは何なのか?」

また 例えば、あなたが学生さんだったなら
「自分の『友人』が本当に求めているものは何なのか?」
 だったり、
「自分の『パートナー』が本当に求めているものは何なのか?」

といった形に変換すればいいのです。


まとめ
先日の台風の影響がまだ残るなか 今夜も大雨が降っています。
世界的な温暖化対策デモの広がりについてもnoteしましたが、第4次産業革命では、資源エネルギー問題 や 高齢化社会といった現代社会が直面している課題への解決策を見出すことも大きなテーマになります。

「自分を『取り巻く世界』が本当に求めているものは何なのか?」について私たちひとり一人が考えながら 日々の生活を送ることが、自然と調和のとれた未来への糸口となるのかもしれません。


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