Yosuke Namiki

軽井沢でガーデナーとして、植物たちと対話する日々。 暮らしや生き方、映画や本のはなしな…

Yosuke Namiki

軽井沢でガーデナーとして、植物たちと対話する日々。 暮らしや生き方、映画や本のはなしなど。

マガジン

  • baton

    • 3本
  • 豊かな暮らしへの問いの旅路

  • 植物図鑑

  • 花森安治 【灯をともす言葉

    この中の  どれか  一つ二つは すぐ今日  あなたの暮しに役立ち せめて  どれか  もう一つ二つは すぐには役に立たないように見えても やがて  こころの底ふかく沈んで いつか  あなたの暮し方を変えてしまう

最近の記事

絶望は分かち合うことで希望になる。交換日記 vol.3

あゆむへ交換日記を始めるにあたってあゆむが大切にしたいことは、「喜怒哀楽を正直に書き記すこと」という言葉、とても素敵だと思います。 確かに哀しさや怒りといった感情を普段表に出すことって難しさを感じる。ネガティブな感情はそれを読んだ相手にも影響が出てしまうって気がするから。 楽しかったことや美味しかったご飯などは、それを誰かと共有したいって気持ちが湧きやすいけど、辛いことや悩みって自分の中に溜め込むばかりで、あまり誰かと共有する機会は少ないね。 今日読んだ本の中に「自立は

    • 34歳から始める交換日記という名のやりとり

      始めると決めたはいいものの何から書けばいいのだろう。まあ深く考えれば考えるほど筆は進まないものなので、まずは試運転しながら文章を書くという行為に慣れていこうと思う。大それたことなんて書く気はないので、日々の悩みや感じたことなんかを記録として残す意味で綴ってみようと思う。 交換日記をやりとりする相手は親友のあゆむである。あゆむとの付き合いはかれこれ10年近くになる。同じシェアハウスに入居したことがきっかけで、今ではどんな悩みも包み隠さず話せる存在だ。 もう一人はりーちゃん、

      • 豊かな暮らしという問いの旅路

        「Quolity of life 豊かな暮らし」 お昼の休憩時間にホットコーヒーを買おうといつものように入ったセブンイレブンの一角の雑誌コーナーにその本はあった。パッとその雑誌のタイトルに目が止まり手にっとった。 『自遊人』 すごく好きな響きだった。 若い青々とした緑が茂る森のような農園のような場所で作業をしている野暮ったい野良着を着たおじいさん。その姿がやけにかっこよく見えた。 1ページ1ページづつ指の腹をツルっとした紙の上を滑らしながら隅から隅まで文章を追っていた。気づ

      絶望は分かち合うことで希望になる。交換日記 vol.3

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