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まさかボロブドゥール 2

米子鬼太郎空港(境港)→羽田空港(東京)→スカルノハッタ国際空港(ジャカルタ)→アジスチプト国際空港(ジョグジャカルタ)


米子鬼太郎空港6時半発。

張り切って出かけたら、空港がまだ開店していなかった。空港の外のベンチで空港が開くのを待つ。

それから荷物を預けて、出発前のロビーでこの夏甲子園で活躍した高校球児に遭遇し、高校野球を愛する冬ちゃんの「どうしても感動を伝えたい」という思いをその子に伝えることができた、という本日一番の出来事を経て、インドネシアに向かった。

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ジャカルタのスカルノハッタ空港は新しくてキラキラしていい匂いがする。スタバで一息ついたあと、空港内をうろうろ散策して空港内にあったたぶん唯一のインドネシア料理を食べることにした。

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緑の野菜の炒め物がとても美味しかった。とにかく旅の間中、緑の野菜の炒め物は全部美味しかった。これは何だろう。空芯菜かしら。

首都ジャカルタから、ボロブドゥールのあるジョグジャカルタまでは飛行機で約1時間。「バリに行くの?」と聞かれて「ジョグジャカルタ」と答えると、へーという顔をされる。私たちの乗るはずの飛行機の搭乗口が急に変更されていてちょっと焦る。「私たちはジョグジャカルタに行きたい」と言い続けて、変更になった搭乗口を探す。見つかった搭乗口に私たち以外の日本人の姿はないみたい。なんか薄暗い気もするし、ちょっと不安。外国に来たんだなという実感が湧いてくる。国内線でも機内食が提供される。鮮やかな緑色の餡が練りこまれたパン。周りの人たちがむしゃむしゃと食べているのを見て軽くカルチャーショックを受ける。

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ジャカルタでのトランジットで待ち時間があったので、ジョグジャカルタに着いたのは夜。タラップを降りて出口まで飛行機のそばを歩く心地よいゆるさ。この感じはジャカルタにはなかった。ワクワクしてきた。

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空港の出口にはホテルから迎えに来てくれたシュッとしたお兄さんが待ってくれていて、車に乗り込む。片言の英語しか話せない私たちにもわかりやすい英語で話してくれる。インドネシアで聞き取りやすい英語を話してくれたのは、後にも先にも、このお兄さんだけだった。


これが1日目。


つづく。


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