6月_note

専門性だけがライターの強みではない

私はほとんど不動産しか書かないライターです。〇〇ライターと名乗るとなんだか業務を狭めている気がするので好きではないのですが、わかりやすく肩書は「不動産ライター」としています。

「ジャンル」にとらわれない強み


実は最近、不動産以外でお声がけいただくことも多いんです。内容としては「アスリートマネジメント」とか「音声心理」とか、本当に不動産に関係ないこと。プロフィールも実績も完全に不動産1本の私に、なぜこのようなお話をいただくのかというと、2つの理由が考えられます。

1つは、既存のお客様の別事業。私にご依頼いただくようになったきっかけは不動産だけど、「他の事業も書いて」と言われるパターンです。こう言っていただくには、文章以外の満足度の高さも必要になります。例えばコミュケーション能力だとか、意図を把握する能力だとか。お客様って、新しいライターを雇うのに気力も労力もかかるわけですよ。そこで「あの人に頼めばコミュニケーションコストもかからないし、こちらが言いたいこともきっと理解してくれる」と思っていただければ、専門外だろうがなんだろうが依頼していただける可能性があるということです。もちろん一定の文章力は必要です。

そして2つ目の理由は、ジャンルにとらわれない強みによるものです。私、プロフィールにちょこっとですが「LP文章執筆できます」って書いているんですね。不動産ジャンルのLPを想定して書いていたのですが、ここをご覧になって不動産以外のLP執筆のご依頼をいただくことがあるんです。おそらく法律関係とか不動産関係であれば、お客様も専門ライターにLPを書いてもらいたいと思うんですよ。でも例えば「音声心理」専門のライターでLP書ける人なんて、なかなか見つからないじゃないですか。だからそういう方って、ライター検索するときに多分「LP」って検索するんですよ。つまりLPを書けるようになれば、専門のジャンルを持たなくても案件が来るということです。同じようなことが「取材」とか「商品紹介」とかにもいえますね。取材ライターを極めれば、様々な案件が来ると思いますよ。昨日、お会いしたライターさんは取材を得意とする方だったのですが、アクティブで聞き上手で話し上手で。まさに自分の長所を活かしたジャンル以外の「専門性」だなって思ったのです。


「オールマイティ―」という専門性


「専門性がない」と悩んでいらした別のライターさんは、このほど「オールマイティーライター」として生まれ変わって精力的に活動されています。彼女に文章を依頼したことがあるんですけど、専門ではないにも関わらず、難しい法律をかみ砕いてわかりやすい文章にしていただいたんですね。少し法律の認識に誤りがあったこともあるのですが、それにもすぐ対応していただいて、納品の度にクオリティーが上がっていったんですよ。これって、対応力、適応能力、リサーチ能力がなければ成せないことですよね。オールジャンル書くよって人は、オールマイティーというのがもはや専門性であり、ジャンル以外のところに強みがあるわけです。

・特急納品
・スピード執筆
・SEOの知識
・セールスライティングの知識

このように「ジャンルの専門性」以外にもライターの強みとなりうることっていっぱいあると思います。不動産しか書いてこなかった私は、今、別の強みも作るべく奮闘しています。

6/17営業日報


就業時間:10:00~15:00

不動産会社HP掲載記事執筆 2000字×2

今日の売上:20,000円

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