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キャリアと向き合う社会人3年目のリアル。

TABIPPOによる講座「POOLO JOB」の2期生として再会した、ひかりさん。
実は私たち、神宮球場にてビールの売り子のアルバイトで一緒に働いていたことがあるんです。当時はたまにお話しする程度の仲だったので、再会してびっくり。

そんなひかりさんにインタビューをすることで、社会人3年目にしてしっかりと自分のキャリアに向き合い行動する姿に勇気をもらいました。

今回はひかりさんではなく、いつも通りひかりんと呼ばせてもらいます!



ビールの売り子のアルバイトの魅力とは

ー売り子のアルバイトを始めたきっかけを教えてください。
きっかけは、甲子園に行った時に、ビールを売っている売り子がキラキラして見えたからです。
甲子園に行きたいがために野球が強い前橋育英高校に入学して、毎週のように野球を観ていました。
高校3年生の夏に初めて甲子園に行けて、そこで楽しそうに働く売り子がキラキラして見えたんです。
大学は東京に通うことになったので、大好きな野球場で、憧れの売り子のアルバイトを始めました。


ー重い樽を背負って歩き回るお仕事。想像以上にキツくてやめていく人も多い中、ひかりんが売り子のアルバイトにハマった理由はなぜですか?

1年目は本当にキツかったです。
とにかく暑いし、雨が降る中売ることもあるし、最初の頃は30杯くらいしか売れないこともありました。
私自身結構飽き性で、他のアルバイトは長く続かないこともあったんですが、売り子だけは続きました。

自分のペースで頑張れば頑張るほど売れるようになっていくし、常連のお客さんも出来てくるのが楽しかったんだと思います。
最初に出て最後まで売る、全試合出勤するということを意識して、3,4年目には売上1位を取れるようにもなりました。

歩合制なので、最初の頃は、売れなくてあまり稼げないこともあったけど、楽しいからお金はいいや、と思って続けていたらそこに売り上げがついてきた感じです。

大好きな野球場のあの雰囲気の中で働けること、頑張れば頑張るほど売れるようになること、あとは「今しか出来ないこと」というのも大きかったかもしれません。

ビール販売中のひかりん


大学(売り子)卒業後のキャリアについて

ーたしかに売り子は、その時しか出来ない部活のようなアルバイトかもしれませんね。売り子(大学)卒業後はどのようなお仕事に就いたのですか?
実は大学卒業後一度就職するも、1年ほどで辞めて、最後にもう1年売り子をやったんです...!!

というのも昔からずっと旅行業界の仕事に就きたくて、インターンも旅行業界のみ、旅行会社で働くものだと思っていました。ところが2020年のコロナ渦で、旅行業界が絶望的な状況になってしまい、私の人生終わったとまで思いました(笑)

休学も考えましたが、いつコロナ禍が終わるかもわからない、旅行が再開できるかもわからない状況だったので、とりあえず就活しなきゃと、周りが内定式を終えた頃に焦って就活を始めました。
なので、内定はもらえたけれどあまり興味のない証券会社に入社したんです。

ー自分が入りたかった会社が絶望的に...それは辛い経験ですね。
証券会社のお仕事はどうでしたか?
すごくキツかったです。
朝から晩まで、「金融証券に興味ないですか?」と新規開拓の電話を200件、300件とかけるお仕事でした。何回断られても再架電。それだけかけて1ヶ月で契約が1件取れたら良い方みたいな感じでした。

そんな中でも、4件5件と契約を取る人もいて、その人たちと比べて自分は出来ない、と感じてしまうのも辛かったです。
もう自分が病んでしまって、仕事は行きたくないし、ご飯も美味しくないし、もう笑えなくなっちゃったんです。

そんな自分を回復させるためには、好きなことやらなきゃダメだ!と思って仕事を辞め、売り子に復帰しました。
ちょうど売り子の最後の年がコロナ渦でビールもほとんど売れずに卒業になってしまったので、心残りもあったしあと1シーズンやり切って辞める!と決めて戻りました。

売り子卒業!やりきりました!


ー売り子のお仕事をやり切って、回復してきて良かったです...!
今のお仕事はいつも色んな場所に行っていて、とても楽しそうに見えますが、どんなお仕事なんですか?
今は食品メーカーの営業をしています。
売り子のアルバイトを最後に1年やり切ったあとも、コロナの影響で旅行業界の求人は少なく、選択肢にはありませんでした。
証券会社で働いていた時に、絶対にプラスになるとは言い切れない無形の金融商材を扱っていたので、次は自信を持って提案できる有形商材を扱いたいと考えて食品メーカーを選びました。

出張で色々な場所に行けるのと、アポの日程も自分で考えて好きなように組めるので、自由に仕事ができるのが楽しいです。
証券会社の時は、毎日決められた時間に縛られて電話をし続けなくてはいけないのも辛かったんだと思います。

ー自由に色んな場所に行けるんですね!ひかりんのX(旧Twitter)を見ていると、全国各地の食べ物やカフェ情報が多くてすごく参考になります。
小麦粉などを扱うメーカーなので、トレンド情報を常に意識して調べていて、全国各地のカフェなどの発信ネタはたくさん持っています。
発信している食べ物の9割は小麦粉を使っている食品です!

全国各地のカフェに行きます♡


就活の時も旅行業界しか見ていなかったひかりんにとっての、旅とは

ー最初の就活で、旅行業界しか見ていなかったとのことでしたが、旅を好きになったきっかけはなんでしょうか。
いつから旅を好きになったっていうのがわからなくて、私にとって旅に行くことが当たり前というか、物心ついた時から旅に行っていました。

両親が沖縄の海が大好きで、0歳の時から飛行機に乗って沖縄に行っていたんです。今でも毎年夏に家族旅行で行っています。
沖縄以外にも、毎月のように国内外問わず旅に出ています。
私にとって旅は特別なものじゃなくて、当たり前なんです。行きたいと思ったら行く、という感じです。

海外も当たり前のように行くので、昔から、自分で予約してベトナムに到着してから親に「今ベトナムいるよ!」と事後報告なんてこともあります。

0歳の時から行っている沖縄


旅が当たり前の存在。そんなひかりんがPOOLO JOBに入った理由

ー旅が特別なものではなく当たり前の存在なんですね。そんなひかりんがPOOLO JOBに入った理由を教えてください。
今のお仕事は、楽しいしやりがいはあるのですが、営業先が担当制なので、出張に行く以外は時間にかなり余裕があるんです。
残業もほとんどなく定時で帰れるし、おうち時間で何かもっとできることがないかなと思っていました。副業もOKの会社なので、プラスで稼げて、旅行にもっと行けたらいいな、と考えていたところに、POOLO JOBの広告をたまたま見つけたんです。

説明会にも出ず、ライティングなどをするということも知らず、「旅を仕事にできるなんてめっちゃいいじゃん!」とにすぐに申し込みました(笑)

ーすごい決断と行動の早さ!!その原動力はどこから来ているのでしょうか?
今の会社で1年ほど働いて自分は何が成長できたんだろう、この会社にずっといてもできることには限界がありそう、自分に強みも何もない、何か身につけたい、もっと成長したい!と、悩んでいた時期だったんです。

売り子のアルバイトの時は、仕事はもちろん人生も楽しかったのに、証券会社の時は全然仕事を好きになれなくて。
仕事を楽しめてこそ、自分の人生が楽しめる。
仕事の充実度が私生活の充実度にも影響すると感じるので、今のお仕事とプラスで旅をお仕事に出来たらいいなと思っています。

あとは自分にあまり自信がないので、 周りの人の話を聞いていると私は全然頑張れてない、みたいな気持ちもあって、自分に自信をつけたいというのもあります。

ー既にたくさん行動していてすごくストイックに感じます...!
実際にPOOLO JOBに入ってみてどうですか?
最初の講義前にみなさんの自己紹介を見て、たくさん海外に行ったり何かに挑戦していたりすごい経歴の人が多く、自分には強みがないと感じてしまい、この仲間たちについていけるのか不安でいっぱいでした。
でも実際講義を受けてみると、モチベーションが高い人と話すと楽しくて、自分の旅の意欲がわいてきました!
仲間もいろんな方がいて、特にお兄さんお姉さんなど年上の方が多いので、自分が知らない世界がまだまだたくさんあると知れて、視野が広がったり、いろんな経験や情報が聞けることが新鮮で楽しいです!

POOLOJOBの仲間とお出かけもたくさん行ってます!


ひかりんがPOOLO JOBを経て、この先やっていきたいこと

ーPOOLO JOB内でも積極的に交流している印象があります!
講座を受ける中で、この先やっていきたいことは何かできましたか?
まずは、世界中を旅したいです!
POOLOJOBメンバーが海外について投稿しているのを見て、もっといろんな世界が見たい!と思うようになりました。

ライティングについては最初は記事を書くことにあまり興味がない状態で参加しましたが、最近は書いてみたいということが増えてきました。
私の記事を読んだ人が、そこに行ってみたい!週末にこのカフェに行ってみよう!と思えるような、読者の旅の後押しになるようなことを書きたいです。

あとは、何か目標とか夢を持ってそれに向かって頑張っている人に憧れていて、そんな人の価値観などを聞けるような取材をしてみたいです。
大学生の頃から女優を目指して頑張っている友達がいて、やっぱり夢を語っている人ってすごくかっこいいと思うんです。自分自身が夢を持っていないっていうのもあって憧れがあります。

今度さっそくその友達に取材をさせてもらってnoteに記事を書きます!

お友達との旅行♡


インタビューを終えて

今回純粋に、売り子を一生懸命頑張っていた仲間の、社会人になってからのキャリアに興味がありお話を聞きました。

「仕事の充実度が私生活の充実度にも影響する」というひかりんの、しっかりと自分のキャリアに向き合い挑戦する姿に勇気をもらえました。

夢を持つ友達へのインタビュー記事も楽しみです!
貴重なお時間をありがとうございました!


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