教育再建。みんなの余裕をかき集めて。

「教育が破綻している、一体全体どう言うことだ。」
なんて言いたいですが、そこまでは言えない。
私も一母親だ。

「家庭で」と言われるプレッシャー。私、正しい?間違ってる?時間がなくて、したいことが出来ていない。。。そんなおうちの方々の気持ち、痛いほどわかる。
 学校でも働いていたので、「学校で」と言われて「家で出来ていないこと、そこまでは無理」という気持ちも本当にわかる。

 今の教育は何かに押しつぶされているようだ。大人が慌ただしくて焦っていて、それを子どもたちに向けているみたい。子どもたちが一番末端にいるから、誰に向けようもない。そんな圧力の中、楽しく学ぶ余裕はあるのだろうか。

 子どもが子どもらしくいられるのは、子どもらしく学ぶため。それなのに、なんだか学びも随分先回りされてる気がする。コツや小手先のテクニックばかり学んで、しっかり向き合う楽しさや深みにはまるおもしろさは、今の教育からは得られない様に思う。

 だから私は家でも学校でもない場所を作ることを選んだ。
急に社会を変えるのは難しいから、目の前の出来ることを。私の小さな教室で、子どもたちをめいいっぱい愛して認めて励まして。栄養いっぱいつけてあげたい。家庭と一緒に子育てしているつもりで、チームで子どもたちと関わっているつもり。
 もっといろんな人が持っているちょっとの時間と心の余裕を集めてでも、子どもたちが満たされる時間を作ってあげられたら良い。そこから始めたら良い。ただ嘆いたり問題提起している時間も余裕も、もうあまりない気がする。

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