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わてノート 能登半島地震 復興状況などまとめ(4月27日)

コロナ前に浅草や京都に行くとほぼ外国の観光客の方だった記憶がありますが、今はそれ以上だなと帰省しながら感じましたが実際その通りのようで

2024年3月時点のデータを確認すると中国やタイは減ってますが韓国・台湾・香港が増えてました。欧州は英仏独が増加、米国カナダ豪州も増えてますね。主要通貨に一人負けの円という調査も出ていたので、止まる気配がないなというところ。
4月出張時に営業の人がホテル代やべえと言ってたのですが、実感でも数字でもそうなってんなと。つまり円安で輸入品が上昇するだけではなくインバウンドが国内需給にも影響を与えて価格が上昇するということですね

さて、今週分の能登半島地震の復興状況を確認していきます

  • 公共インフラ

    • 都市ガス:復旧済み

    • LPガス:2月末に応急復旧完了、通常出荷体制に移行

    • 電気:石川県内の停電は、安全確保等の観点から電気の利用ができない家屋等を除き 復旧。(4/2 経産省)

    • 通信:ドコモとAUで一部支障ありで車載型基地局で応急復旧中

    • 地上波(テレビ・ラジオ):復旧済み

    • 上水:3月末を目安。4260戸が断水(4/26)

    • 下水:3月末を目安 管路施設:点検対象 18 市町村 (被害無 :1 市町村、機能確保済 15 市町村、点検中 :1市町村)(珠洲市)(4/16)

    • JR七尾線:七尾駅~和倉温泉駅間は、2/15 から運転再開

    • のと鉄道:4/6全線開通

    • のと空港:民航機運航再開(1/27)(4/15から毎日運航)

  • その他施設

    • 砂防 土砂災害:440 件 新潟県 18 、 富山県 13 、石川県 409

    • 医療機関:石川県の医療機関において全施設断水解消(4/5)

    • 社会福祉施設:高齢者施設断水70か所、障がい者施設断水27か所停電1か所(4/26)

    • 防災重点農業用ため池:新潟県1か所、富山県11か所、石川県 276か所、福井県1か所で堤体に損傷を確認

    • 農業集落排水施設:被害あり新潟県11か所、富山県20か所、石川県72か所

    • 廃棄物処理施設関係:石川県、し尿処理施設2か所停止中、焼却施設など全復旧、最終処分場3施設停止中、新潟県焼却施設1か所停止中

  • お住まい・避難所

    • 人的被害 死者245名 重傷320名

    • 住家被害

      • 全壊 8560棟(新潟 105 、 富山 238 、 石川 8217)

      • 半壊 19368棟(新潟 2984 、 富山 711 、 石川 15661 、 福井 12)(4/26)

    • 応急住宅仮設:5441戸着工、2560戸完成(4/26)

    • 避難者数:(1次)2631人(広域)218人(2次等)2185人(4/23)

国土交通省

災害・防災情報:令和6年能登半島地震における被害と対応について - 国土交通省 (mlit.go.jp)

令和6年能登半島地震における被害と対応について(第95報)(2024/04/26 14:00現在)

上水道の断水は少し減りました4260戸です。

令和6年能登半島地震における被害と対応について(第95報)(2024/04/26 14:00現在)

応急仮設住宅は完成戸数が500戸くらい増えました。今からだと5月連休明け以降の入居になるのかと思いますが進みつつあります

■海事
○陸揚げ中の能登の遊覧船 3 隻( 1 事業者、冬期休業中)のうち、 2 隻が津
波により倒れ防波堤に引っかかっていたが、 7 月中を目途に修理。(被害の
なかった 1 隻は 5 月の連休に合わせて運航準備を進めている。)

令和6年能登半島地震における被害と対応について(第95報)(2024/04/26 14:00現在)

遊覧船の運行準備についてもあがっていますね。

厚生労働省

令和6年石川県能登地方を震源とする地震|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

(3)DMAT 派遣状況(4月26日12時00分時点) 石川県において DMAT15隊が活動中。(内訳:県庁本部で8隊、病院・避難所等で7 隊が活動)
(4)DPATの活動状況 (4月26日12時30分時点) 石川県においてDPAT1隊が活動中。(内訳:病院・避難所等で1隊が活動)
(6)その他の医療班の活動状況
 ・ JMAT の活動状況(4月25日12時00分時点) 石川県において現在7隊が活動中
 ・ 日赤救護班の活動状況(4月23日10時00分時点) 石川県において現在1班が活動中
 ・ JRAT の活動状況(4月12日12時00分時点) 石川県において3チームが活動中(内訳:いしかわ総合スポーツセンター2、七 尾市1)
 ・ JDAT の活動状況(4月25日12時00分時点) 石川県において0チームが活動中

石川県能登地方を震源とする地震による被害状況等について(第96報)

DMAT等は引き続き活動中です。JDAT(日本歯科医師会)は0チームになったのでそろそろ終了かもしれません。


石川県能登地方を震源とする地震による被害状況等について(第96報)
石川県能登地方を震源とする地震による被害状況等について(第96報)

高齢者施設の断水が1か所回復したようです。建物内の配管関係かと思いますがこれで進んでいくとよいですね。障碍者関係施設のほうも1か所復旧した感じです

石川県

知事記者会見(令和6年4月25日) | 石川県 (ishikawa.lg.jp)

県のほうでは記者会見がありました。

知事記者会見(令和6年4月25日)(石川県)
知事記者会見(令和6年4月25日)(石川県)
知事記者会見(令和6年4月25日)(石川県)
知事記者会見(令和6年4月25日)(石川県)

応急仮設住宅の見通しなどですね。現在のところ必要戸数が6400戸となっていますので最終的に6000戸前後となるのでしょうか。着工戸数が5600くらいとなる想定で最終的には8月中に住宅の完成を目指すとなっています。輪島市や能登町は必要戸数が着工戸数と同じになっているので、用地確保まで済んでいるかんじなのでしょうか。
七尾市や珠洲市、志賀町はまだ少しかかるかもしれません。木造住宅は2年経過後に市町住宅への転用などの想定になっています。こちらは将来的なところもあるのでどちらにするのか調整などしているかもしれませんね

知事記者会見(令和6年4月25日)(石川県)
知事記者会見(令和6年4月25日)(石川県)
知事記者会見(令和6年4月25日)(石川県)

あと、公費解体などですね。こちらは1日500-600班とあるので3000人近くでしょうか。現在申請が8500棟に対して着手244で、令和7年10月の解体完了に向けとあるので来年の秋までかかりそうです。
あと連休中の予約状況もでていますね。ボランティア行かれる方は予約は取っているかと思いますがご注意ください。

各市町

輪島市ホームページ | 輪島市 (city.wajima.ishikawa.jp)

珠洲市ホームページ トップページ (suzu.lg.jp)

志賀町 (shika.lg.jp)

穴水町 (anamizu.lg.jp)

防災情報|能登町役場 (noto.lg.jp)

七尾市緊急時トップページ(簡易版)/七尾市 (nanao.lg.jp)

NHK

大型連休の初日 被災地では各地でボランティアが片づけ作業 | NHK | 令和6年能登半島地震

石川 大型連休で多くのボランティア見込み “遠慮せず依頼を” | NHK | 令和6年能登半島地震

石川 輪島 仮設住宅入居前にボランティア利用呼びかけるチラシ | NHK | 令和6年能登半島地震

能登半島地震 被災者への車の無料貸出サービス 大型連休前に利用増 | NHK | 令和6年能登半島地震

能登半島地震 災害対策本部員会議 市長町長の発言【4月23日】輪島市 珠洲市 穴水町 能登町 七尾市 志賀町 | NHK | 令和6年能登半島地震

「水道の通水率は88%になった。宅内の給排水管の修理は少しずつ進んでいるが、相変わらず苦戦をしている。とりわけ『合併浄化槽』を含めた排水設備の修理に時間がかかっているようだ」

「課題となる公費解体は、緊急解体は118棟が発注済みで、そのうち54棟が完了となっている。公費解体の受け付けは1703棟、そのうち発注済みが6棟、完了はまだゼロだ。まだまだ公費解体の進捗(しんちょく)を図っていかなければならない。何度かお願いをしているが、公共施設の公費解体をぜひとも認めていただくよう、お願い申し上げる」

輪島市

土砂災害など2次災害に警戒をする必要がある。2戸以上の住宅などに被害を及ぼすがけ地のがけ崩れ防止の工事をする『災害関連地域防災がけ崩れ対策事業』は本来、県の補助スキームとなっている。ただ、対策工事の必要なところは今後、確認作業が進むと相当増えてくると思われる。

珠洲市

対口支援は5月6日を最後に終了することになった。5月7日に穴水町総括支援および対口支援終了式を行うことに。発災からきょうに至るまで、静岡県、奈良県、栃木県、福岡県の皆さんには多大なるご支援をいただいた。この場をお借りして厚く御礼を申し上げたい。また、各種調整に尽力いただいた総務省、県の皆さんにも感謝申し上げたい

穴水町

「公費解体については、これまでに540件の申請を受け付けている。申請の相談はその4倍ぐらいきている」

「ボランティアは現在、1331件のニーズがあり、延べ5200人程度に支援いただいている。一方で、ボランティアを受け入れる前の現地調査、作業するときの両方に、依頼した人の立ち会いが必要になる。依頼した人が避難していたり、就労している関係で、平日の対応が非常に困難ということから日程の調整に時間がかかっていて、土日に作業が集中してしまうという課題がある」

能登町

「り災証明の2次調査は申請件数が2647件で、調査済みが903件となっている。このペースで残りを進めていこうと思うと、50日余りかかるということになる。2か月ぐらいたたないと判定が出ないという方もいて、なかなか前に進めない」

「公費解体は申請件数が880件、自費解体が18件となっている。公費解体、自費解体をさらに加速したい。そのための解体業者などの確保をお願いしたい。特に事業者は解体して再建しないと、なりわいの再建が加速されない。そのあたりの加速ということをしっかりと考えていただきたい」

七尾市

「それぞれの仮設住宅に自治会長にあたる世話役を選任する。今後、仮設住宅に入居されている方々を支える、支えセンターを社会福祉協議会に依頼して立ち上げ、見守っていく予定」

志賀町

GWということでボランティア関係の話題が多めです。2次避難と復興割とボランティアの宿泊、業者の方の宿泊など重なっているのでこのあたりの流れがどうかは実地の方のほうを確認した方がよさそうですね。
あとは解体やり災証明の確認などのところも見ていくと少しずつ進めていくしかないのかなという雰囲気です。こういったことは量を平準化できないので発生すると量が増えて少しずつやっていくしかないところなので。
まあ江戸時代から考えると壊れにくい建物になるようになった分、壊すのも大変だということでしょうか。色々なサイクルがうまく回ってくれればよいのですが。

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