わてノート 能登半島地震 復興状況などまとめ(4月12日)
いつからか忘れましたがこの時期になると初詣でに行くみなとです。
年始も行くときもありますが、実家に戻っていたりで時間が取れないこともあるし年末にお礼の参りで済ませるケースもあります。まあ年始から春先まではだいたい忙しいことが多いですしね。しかも春からGWまでは遠出しなければ街なかは空いてますからね。
そんなわけで例年この時期に心機一転という感じです。毎年腐ってますけどなんとか過ごせたなと思いつつ週末行ってきたいなと。
さて、今週の復興状況を確認していきます。
公共インフラ
都市ガス:復旧済み
LPガス:2月末に応急復旧完了、通常出荷体制に移行
電気:石川県内の停電は、安全確保等の観点から電気の利用ができない家屋等を除き 復旧。(4/2 経産省)
通信:携帯電話基地局は各社車載型基地局で応急復旧中
地上波(テレビ・ラジオ):復旧済み
上水:3月末を目安。6130戸が断水(4/12)
下水:3月末を目安 管路施設:点検対象 18 市町村 (被害無 :1 市町村、機能確保済 15 市町村、点検中 :2市町村)(輪島市珠洲市)(4/12)
JR七尾線:七尾駅~和倉温泉駅間は、2/15 から運転再開
のと鉄道:4/6全線開通
のと空港:民航機運航再開(1/27)週 3 便運航(火・木・土)(4/15から毎日運航)
その他施設
砂防 土砂災害:440 件 新潟県 18 、 富山県 13 、石川県 409
医療機関:石川県の医療機関において全施設断水解消(4/5)
社会福祉施設:高齢者施設断水71か所、障がい者施設断水28か所停電1か所
防災重点農業用ため池:新潟県1か所、富山県11か所、石川県 274か所、福井県1か所で堤体に損傷を確認
農業集落排水施設:被害あり新潟県11か所、富山県20か所、石川県72か所
廃棄物処理施設関係:石川県、し尿処理施設2か所停止中、焼却施設など全復旧、最終処分場3施設停止中、新潟県焼却施設1か所停止中
お住まい・避難所
人的被害 死者245名 重傷320名
住家被害
全壊 8605棟(新潟 102 、 富山 238 、 石川 8265)
半壊 18980棟(新潟 2927 、 富山 711 、 石川 15330 、 福井 12)(4/9)
応急住宅仮設:5382戸着工、1808戸完成(4/12)
避難者数:(1次)3351人(広域)288人(2次等)2689人(4/9)
国土交通省
災害・防災情報:令和6年能登半島地震における被害と対応について - 国土交通省 (mlit.go.jp)
上水道ですが、数値の変化はあまりなさそうです
応急仮設住宅は少し増えましたかね、完成戸数が1808戸です
厚生労働省
令和6年石川県能登地方を震源とする地震|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
厚生労働省関係はあまり変化なしです。一点、人工透析が出来ない医療機関がありましたが、石川県内のすべての医療機関で透析が可能になったとのことです。
内閣府 非常災害対策本部
内閣府から全壊半壊の情報が更新されていました。よく分かりませんが石川県は減って他県が増えてますね。前に空き家だったものがありという報道がありましたので速報と実際の確認結果でなんか区分が異なるのかもしれません。
石川県
知事記者会見(令和6年4月11日) | 石川県 (ishikawa.lg.jp)
県からは記者会見がありました。輪島塗の仮設工房やボランティアの宿泊拠点、のと未来トークなどについてですね。
結構前から言われている地域創生系の話と重なってくるのかなという気がします。成果が出るところと流出が止まらないところとありますが全体的に東京と福岡に流れているのは変わりなくで、結局仕事というか暮らしに左右されるのかなと。
具体的なケースについては先行してやられている方が多いのでそちらを参考にしたいと思いますが、とはいえ財務省の出してた集約的なまちの検討については個人的には賛同しかねる感じでどうなるんでしょうか。このあたりについては別の記事にしていきたいかなと思います
各市町
輪島市ホームページ | 輪島市 (city.wajima.ishikawa.jp)
バス情報が更新されていますね
珠洲市から仮設住宅の意向の確認のお電話があるようです。電話番号が公開されていますので関係者の方はご確認ください
国民健康保険などの減免のお知らせが出ていますね
七尾市緊急時トップページ(簡易版)/七尾市 (nanao.lg.jp)
NHK
天皇皇后両陛下 石川 穴水町と能登町を訪れ 被災者をお見舞い | NHK | 令和6年能登半島地震
前回天皇皇后両陛下は輪島市と珠洲市にお見舞いに訪問されていましたが、今回は穴水町と能登町にお見舞いに訪問されたようですね。被災者の方はねぎらいの言葉をかけていただいて心休まりましたとのことで、よかったかなと思います。2か月続いては珍しいのではないでしょうか。
被災地支援の民間団体が報告会 “行政と民間の連携が重要” | NHK | 令和6年能登半島地震
行政と民間の連携が重要とありますね。台湾地震なんかでは連携の訓練など行っていて今回の地震では素早く対応できたような報道もありました。日本でも災害協定などありますが、全部は分かりませんが無償対応なので対応できるの大きいとこに限られたりするんですよね。とはいえ、災害時などで必要な仕事であれば常から考えておくことも必要なのかなと。
水道管は復旧に時間がかかっていますが、老朽化も進んでいて日本の水道管を交換すると140年くらいかかるとか報道も見ました。今後水道管整備などどうしていくのかも話題に上がってくるんだろうなと思います
新潟県と新潟市 液状化対策など さらなる国の支援を要望 住宅被害2万1000棟超 | NHK | 令和6年能登半島地震
石川 珠洲 塩田の修復工事 伝統的製法「揚げ浜式」の塩作り“何としてでも再開を” | NHK | 令和6年能登半島地震
石川 輪島 サービス休止の高齢者施設職員 約2割が離職 | NHK | 令和6年能登半島地震
石川 輪島市中心部にあるタクシー会社 “赤字覚悟で営業再開” | NHK | 令和6年能登半島地震
石川 輪島 市立病院に介護医療院を新設 高齢者受け入れ | NHK | 令和6年能登半島地震
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