見出し画像

バスガイドさんのおもてなし

4月に伊勢神宮に参拝した話は以前に書きました。
バスツアーだったのですが、そのバスガイドさんが素敵だと思ったので、今日はその話をします。

今まで、数回バスツアーを使った日帰り旅行をしています。いつも、バスガイドさんの仕事ぶりに感心させられます。

今回のバスガイドの方は、白髪の男性でした。60代後半か、70代に入られているかもしれません。

受付をする時、私たちが向かっていくと、彼の方から「なみささん(実際は、名字さん)ですね。」と言われ、驚き、「なんでわかったんですか?」と聞くと、「私はなんでも知っています」と優しい笑みを浮かべて言うんです。

実は、今回の旅行は、妹だけでなく、私の娘と娘の彼氏も一緒に行きました。申し込む際、参加者全員の名前と生年月日を書く必要がありました。
そう、若いカップルらしき2人と、おばさん2人の4人グループは、他にいなかったのです。

バスガイドの方の話し方は、物腰が柔らかく、落ち着いていて、人を安心させるものでした。その知識も相当でしょうが、さりげなく、「写真を撮りましょうか?」という心配りも嬉しいものでした。

私たちは、最前列に座っていたので、分かったのですが、昼食のレストランとの電話での打ち合わせ(後、何分で着くとか)、そういう裏方の仕事も気が張るだろうなと思いました。渋滞の状況によっては、ルートを変更することもあると最初におっしゃっていました。今回は、時間通りに行程は進みました。

バスガイドの仕事は、私のようなリピーターさんと会う仕事とは、います。何度も顔を合わしているうちに信頼関係が築かれていくというものではなく、1回会ってももう2度目はないかもしれない。その中で、出来る限りのおもてなしをするという仕事は大変だと思います。誰にでもできるものではありません。

年配の方から、そういうマインドを教えていただきたいものです。
日本のおもてなし、やっぱ、すごいわ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?