2023年 namoriベストバイアイテム
本記事には一部有料部分がございますが、本題であるベストバイアイテム紹介につきましては最後まで無料でご覧いただけます。
はじめに
今年は皆さんにとってどのような一年だったでしょうか。詳しくは言及しませんが、今年は僕にとっては非常に大きな変化が訪れた一年でした。
そんな中、昨年に引き続き今年もこのランキングを皆さんに紹介できることを非常に嬉しく思っております。
身の回りの環境の変化もあってか、今年は昨年以上に日用品もラインクインしております。
その分、ファッションアイテムで選出されている物はより厳選されているかと思いますので、ファッションフリークの方々も是非最後までお付き合い下さい。
本記事が年末の皆様の暇つぶしのお供となれば幸いです。それでは早速始めていきましょう。
10位 EuroSCHIRM バーディーパル
昨年に引き続き今年も早速ファッションとは関係ないモノで恐縮なのですが、一発目はドイツを拠点とするアンブレラメーカー、EuroSCHIRM(ユーロシルム)の傘をご紹介します。モデル名はバーディーパルです。
今まで、傘に関しては圧倒的に折り畳み派で10年近くFULTONを愛用していました。
特段FULTONに不満があったわけではないのですが(むしろデザインや耐久性の面で非常に気に入っていました)、とあるショップのInstagramでバーディーパルを肩掛けしている画像を見た瞬間に一瞬で心を奪われてしましました。傘のくせにめちゃくちゃカッコいいんです。
「使用しない時にカバンに入れておけば両手がフリーになるから」という理由でコンパクトな折り畳みを選んでいたのですが、バーディーパルに関しては専用のケースが付属しており、使用しないときは肩掛け可能。
このアイテムに出会い気づいたのですが、僕が傘に求める条件は「コンパクトな傘」ではなく「非使用時に邪魔にならない傘」でした。
一見同じような条件に思えますが、両手がフリーにさえなれば、サイズがコンパクトである必要は無いと気付かされました。
また、本モデルは過酷な環境で使用することも想定されているので、見た目だけだはなく耐久性も抜群です。
公式の紹介動画では、この傘をさして落石から身を守ったり、滝の下を通過したりするギャグみたいな画が見れます。必見です。
今まで思考停止で選んでいた日用品も、今一度拘りを持ってチョイスしてみようと思うきっかけをくれたこのアイテム。今年一発目のベストバイとさせて頂きます。
9位 Enzo Mari Mariolina
続いてご紹介するのはEnzo Mari(エンツォ・マーリ)のMariolinaというチェアです。
生活環境が変化した為、家具等を色々と買い替えたのですが、そのタイミングで購入したのがこの椅子。
シンプルで無駄のないデザインに絶妙なカラーリング。スタッキング可能な点も機能的で美しい。
価格に関しても、他のデザイナーズ家具と比較した時に非常に手に取りやすい設定となっており、同じ物を複数購入して普段使いするには、僕にとってはこの辺が落とし所かなというラインです。
以前無印良品がライセンスを取得して生産していたということもあり、二次流通市場でもよく見かけるので、手に入れやすさも魅力。
一方で、座面はほぼフラットなポリプロピレンなので座り心地に関してはそれなりと言ったところ。あくまでダイニング用と割り切って使うのが吉。
まぁ、この手の椅子に座り心地を求めてはいけませんね。
とりあえず2脚購入しましたが、タイミングを見て来客用にもう少し増やしてもいいかなと考えてます。
今年買った物の中でも、特に日常生活に溶け込んでいるアイテムなので9位とさせていただきました。
8位 MUJI Labo 撥水フード付きダウンジャケット
ここに来てようやくアパレルアイテムの登場です。
ご存知の方も多いかとは思いますが、念の為MUJI Laboについての説明を簡単にさせていただきます。
MUJI Laboは無印良品が2005年からスタートしたラインで、2017年からはメンズディレクターN.HOOLYWOODの尾花大輔氏を迎え入れてリブランディングを行いました。
私の肌感ではありますが、リブランディング後からジワジワとファッション好きの間でも話題になっていったイメージがあります。
そんなMUJI Laboから23年秋冬シーズンにリリースされたこちらのダウンジャケット。尾花氏はMUJI Laboやアローズとの共同ラインのUNITED ARROWS & SONS by DAISUKE OBANAのような協業時には、シンプルなデザインになる印象がありますが、これもその例に漏れず非常にシンプルでミニマルなデザインになっております。
引き算しすぎでは?と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、日常着として普段使いするにはこれくらいの方が気楽な年齢になってしまいました。
フロントはYKKのシングルビスロンジップ、ポケットは両サイドのみで内ポケットは無し。裾のドローコードも勿論無し。
非常にシンプルですが決してコストダウンだけが目的ではなく「デザインのバランスとしてコレが最適解なんだよ」という尾花氏からのメッセージを感じませんか?僕は感じます。ええ、感じますとも。
171cmでMサイズを着用しているのですが、サイズ感はかなり大きめ。
シンプルなデザインながら、絶妙なシルエットでストレートにカッコいい。ダウンジャケットは、徒にオーバーサイズを選ぶと途端に野暮ったくなってしまいがちですが、そのような雰囲気は全く感じさせません。
MUJI Laboを語る上ではコストパフォーマンスの話も欠かせません。撥水機能を兼ね備えたミニマルで上品なデザインながら、価格はアンダー2万円というプライス。
ダウンのフィルパワーに関しては一応750の物を採用していますが、そもそものダウン量が少し物足りないかなという印象。一般的なアウトドアブランドの750フィルパワーと同レベルを期待すると、肩透かしを食らう可能性がある点にはご注意ください。
完璧とまでは行かないものの、総じてデザイン・スペック・価格のバランスが素晴らしいです。この辺の価格帯のアウターを購入したことがなかったのですが、想像以上に使えるなという印象を受けました。
MUJI Laboは初めて購入したのですが、来年以降はかなりお世話になる予感がしています。
低価格帯アウターの扉を開くきっかけをくれたこのアイテムを、2023年のベストバイ第6位とさせて下さい。
7位 ADER error x CONVERSE CT70
USA企画で日本未発売のこのモデル。
コンバースジャパンとUSAの話はもう皆さん聞きたくないと思うし、僕も話したく無いので割愛させて頂きます。
まず一目見て分かるように、元となったCT70に多くの要素が後付けされており、非常に手が込んでいます。
無造作に裁断されたキャンバスアッパーを上から重ねたデザイン、刺繍で表現されたメッセージ、履き古したような風合いのリアルな汚し加工、シューレースは平紐と丸紐の2本を採用……通常のCT70と比較するとまだまだ変更点があるのですが、目立つのはこの辺りでしょうか。
この魔改造っぷりからも、相当気合いの入ったモデルだということが伝わってきます。
非常にパンチの効いたデザインであることは間違いない一方で、ベースがCT70なだけあって、意外とどんな服装にでも馴染みます。
一つネックなのはやはり入手のハードルの高さ。僕は海外在住の友人の手を借りて入手しましたが、そのような伝手が無い場合、現状国内では法外な値段で販売している二次流通業者から購入するしかありません。コラボモデルとは言え飽くまでCT70ですので、その辺はよく考えましょう。
何かしらの手段で購入をお考えの方は、サイズ感のご相談等はいつでもお気軽にご連絡ください。可能な範囲でお答えいたします。
6位 10eyevan No.5
去年のE5eyevanに引き続き、今年もメガネが一本ランクインしました。
10eyevanは「美しい道具は、美しいパーツの集合体である」という考えの基、モデルによって差はあるものの、10種類の特別なパーツを用いて組み上げられています。
僕が購入したNo.5というモデルは、ラウンドとボストンを掛け合わせた美しいシェイプが特徴のメタルフレームのモデルです。
鼻あてに採用されたシェルパッドはニュクレルやチタンとはまた違った美しい表情を見せてくれます。
サイズ展開は44と46があり、対応してくれた店員さん曰く「フレーム単体で見るのであれば、小ぶりな44サイズの方がよりNo.5の美しさが際立ちます」とのことでした。しかしながら、いかんせん鉢周りが一般的な方よりもやや発達していることで知られているnamori氏なので、44サイズでは着用時に掛け心地や見た目で若干の違和感がありました。
モノ単体としての美しさを取るか、着用時の収まりを取るかで悩んだのですが、最終的には46サイズをチョイス。結果的には大正解でした。
昨年のベストバイ記事でも述べたのですが、メガネはファッションアイテム以前にギア・道具であると考えているので、デザインを優先した結果、機能性が損なわれてしまうのは本末転倒です。
アイテムを選ぶ際、自分自信の軸を定めておくことの大切さを改めて実感しました。
最後に付属品も少しご紹介します。
赤銅製の眼鏡ケース及びスウェードのケースカバーが全ての10eyevan製品には付属してきます。赤銅は日本刀の鍔にも使われる素材らしく、そんな素材を用いて一つ一つ職人が手作業で成型したケース。こちらもまた非常に美しいです。
実はEYEVAN製品はケースのみの購入も可能です。このケースも単体購入できると思うので、気になる方は取扱店舗に問い合わせてみて下さい。
眼鏡本体の造形はもちろんのことその付属品に至るまで一切の抜かりがない、所有欲を存分に満たしてくれる美しい道具のご紹介でした。
5位 COMOLI カナパドローストリングパンツ
なんといってもその特徴は着用感の快適さ。汗をかいても快適なカナパ素材、COMOLIらしいかなり太めで足の稼働を妨げないシルエット、膝あたりまで設けられた裏地、サンダルとも合わせやすい裾ゴム仕様と夏に履く為のパンツに求められる要素を全て兼ね備えています。
実際に今年の夏は韓国旅行から近場のコンビニへの散歩まで、ありとあらゆるシーンでこのパンツが活躍しました。
ワンマイルウェアという言葉が流行り始めて数年が経過しましたが、本当の意味で、その辺の外出から旅行まで気兼ねなく使えるアイテムってほとんど存在しないように思えます。少なくとも僕はこのパンツを購入するまでは、そんな物は存在しないと思っていました。
お気に入りのイケてるパンツはその辺のコンビニや汗を沢山かきそうな時には履いていかないし、快適な履き心地のダル着はデートには履いていけないのが普通だと思うのですが、このパンツはその絶妙な隙間を突いて、どちらにも対応できるアイテムに仕上がっています。
COMOLIの多くのアイテムは、ある程度草臥れても様になる点も魅力の一つ。今回のパンツも既に何度か洗濯しているのですが、購入当初よりも生地が柔らかくなり、よりこなれた雰囲気になったように思えます。
来年の夏もあらゆるシーンで活躍が予想されるこのアイテムを2023年の第5位とさせて頂きます。
4位 Herman Miller セイルチェア
またもや椅子です。Herman Miller社のセイルチェアです。
説明不要なド定番のワークチェアであるこちら、ご多分に漏れず僕も購入してしまいました。
購入前には新宿の大塚家具のオフィスチェアフロアにて様々のメーカーの椅子を確認したのですが、座り心地とデザインを考慮するとやはりセイルチェアが最適解であるという結論に至りました。
というかワークチェアに関しては、無骨なデザインの物が多すぎます。本気でデスクワークで使えて、尚且つ部屋のインテリアを極力邪魔しない物となると、僕が調べた限りではセイルチェア以外に選択肢がありませんでした。
イヴ・ベアールがゴールデンゲートブリッジから着想を得てデザインした特徴的な背面は、セイルチェアのアイデンテティとなっており、発売から10年以上経過した今見てもデザインに関しては一切色褪せていません。
僕は自宅のデスクでDTMや3Dモデリング、文章の執筆等を行うのですが、そのどの用途においても申し分ない座り心地でサポートしてくれます。
セイルチェアを語る上でネガティブな要素として挙げられることが多い「ヘッドレストがついていない」という点についてですが、実は座ったままでもストレッチがしやすいというメリットもあります。
何よりヘッドレストがつくと一気にオフィスチェアとしての主張が強くなってしまうため、インテリアに馴染ませることを考えると、やはり無い方がベターなように思えます。
今年購入したアイテムの中で、間違いなく一番生活の質を向上させてくれたこちらの椅子を第4位とさせて頂きます。
3位 COMME des GARÇONS HOMME PLUS バックパック
ファッションに意識を割くようになる少し前に、ひたすら理想のバックパックを追い求めていた時期がありました。
ありとあらゆるブランドのバックパックを買い漁り、自分にとっての最適解をひたすらに追い求めていました。それらの経験を積み重ねた上で一つの終着点として、ここ数年はVEILANCEのNomin Packを愛用していました。
アウトドアフィールドで培った確かな技術と、様々なシーンにフィットするミニマルなルックスを併せ持ったNomin Packhを購入し、僕のバックパック探しの旅は一度終わりを迎えました。
しかし使い続けていく内に、Nomin Packにもいくつか不満を抱くようになりました。
1つ目の不満点、というか誤算は、意外とカジュアルな服装に合わないということです。
つい先ほど「様々なシーンにフィットする」と言っておきながら恐縮なのですが、Nomin Packのシルエットやルックスが端正過ぎて、パーカー辺りのカジュアルな服と合わせると、バックパックが浮いてしまうという現象が起きることに気づいてしまいました。逆にジャケットやコート等のフォーマルなスタイルにはバッチリハマります(そもそもジャケットにバックパックを合わせるのか?という問題はここでは一旦置いておいきます)。
この辺の感じ方は個人に依るところが大きいかと思いますが、飽くまで僕は、ミニマルな見た目に反して意外と服装を選ぶバックパックだったという印象を抱きました。
2つ目は絶妙に容量が少ないということ。
用途に応じてバックパックを使い分ければ解決する話ではあるのですが、カバンに関しては同じカテゴリのアイテムを複数所持しないというマイルールを自身に課しているため、使い分けという手段を取ることができません。夏場の二泊程度の旅行ならギリギリ乗り切れるのですが、冬やそれ以上の滞在期間になるとやはり容量不足を感じてしまいます。
また普段使いにおいても、スーパーでの購入品が全て入り切らないことがあったりと、絶妙に要領が足りないのです。そもそもNomin Packで旅行やスーパーに行くなという意見は受け付けておりません。一つのバックパックであらゆる場面を乗り切りたいのです。
3つ目の不満点は価格の高さ。
こればっかりはしょうがない所ではあるのですが、2023年12月現在、国内の正規取扱店での販売価格は117,700円(税込)。昔はアンダー10万円だったのですが、昨今の社会情勢を受け少々二の足を踏んでしまう価格になっています。純粋に高い。使い古した際に気軽に再調達できる金額を超えてます。
以上で述べた課題をクリアしたのがオムプリュスのバックパックでした。
実は過去に一度実店舗にて試着したことがあったのですが、その時は全く琴線に触れず、なんなら試着したことすらつい最近まで忘れていました。
当時はその魅力に気づくことができなかった、というのが正しい表現かもしれません。
このバックパックの1番の特徴は、やはりその独特なシルエット。一見するとシンプルなデザインですが、背負うと中に入れた荷物の重みで垂れるような独特な形に変化します。
このバランスが絶妙でレザーのライダースジャケットやボリュームのあるロングコートといった、本来バックパックとは相性の悪いアイテムと組み合わせても、両者の魅力を損なうことなく両立させます。
容量に関しても申し分無いです。
どれくらい大きいかというと、購入日にNomin Packを入れて何なく持ち帰れるくらいには大容量です。
また、20年以上継続して販売され続けているというのも大きなポイントです。おそらくコムデギャルソンオムプリュスというブランドが存在し続ける限り、このバックパックも販売され続けるでしょう。使い古しても、また同じ物を入手できるという安心感があるバッグは、この価格帯では意外と少ないです。
製造に関しては吉田カバンが請け負っており、縫製等の造りも申し分無いです。一方で販売価格は吉田カバンのインラインモデルと大差無い為、ギャルソンというブランドの付加価値分お得感を感じるアイテムになっている……かもしれません。
そんな訳で今の所全くと言っていいほど不満がないこのバックパック。再び始まってしまったバックパック探しの旅に、終わりを告げる存在になりそうな予感をひしひしと感じる為、2023年のベストバイ第3位とさせて頂きます。
2位 COMOLI フットボールTシャツ
COMOLIのアイテムが二つもランクインしてしまいました。これは間違いなく今年一番着たアイテムです。
特筆すべきは一般的なロンTとスウェットの中間のようなガッシリ目の絶妙な生地感。
得てしてこのような生地は実際に着用すると、帯に短し襷に長しといった具合にどの季節にも気持ち良く着れなかったりするのですが、コイツに関しては、肌離れが良いお陰か夏場に着用していても不快感は少なく、春・秋は言わずもがな一枚で快適に着用できます。
タフな素材で汚れてもガンガン洗濯できるのも、着用回数が増えた要因の一つ。
そして、やはりなんと言ってもCOMOLIらしさ全開の緩やかなシルエット。良い意味で主張が少ない服でもあるので、合わせるパンツを選びません。
1番合わせることが多かったパンツは、同じくCOMOLIのWISM別注デニム。
このスタイルが、今の自分にとっての一つの完成系である、と胸を張って言えるくらいにはしっくり来ています。
気に入っているアイテム≠着用回数が多いアイテムだと思うのですが(高価故気軽に着れない、着用シーズンが限られている等の理由)、このフットボールTはかなり気に入り尚且つめちゃくちゃ着たある意味稀有なアイテムだった為、この順位に食い込んできました。
1位 Stone Island 1991 SS Tela Stella Reversible Trucker Jacket
このアイテムに出会った瞬間「今年のベストバイ第1位はこれだ…」と、2023年の年明け直後にも関わらず感じてしまいました。答え合わせのタイミングとなった今、その時の直感は間違っていなかったのだなと改めて確信しました。
かなり長い間根気強く探し続けていたアイテムなのですが、中々理想の個体に出会う事ができず、今まで購入に至ることはありませんでした。
購入の際に特に重視した条件は2つ。
1つ目は配色。このジャケット、どちらか一方が攻めた明るめのカラーになっている物が多く、自分のファッションに合わせる事を考えると両面抑えめのトーンの個体である事が絶対条件でした。
黒×青配色の個体が存在することは知っていたのですが、実店舗では勿論のこと、ネットでも殆ど見かける機会が無く、そもそもどれだけの数が現存しているのか不明でした
2つ目はメタルボタン仕様であること。
このジャケットには、スナップボタンと通常のボタンのタイプが存在します。どちらの仕様にも一長一短あるのですが、僕の中にはテラステラのジャケットはFIOCCHIのスナップボタンというイメージが刷り込まれており、自分が手にする個体は絶対にその仕様が良いと考えていました。ボタン自体にしっかり重みがあり、開けて着用した際の襟周りのバランスが良い点もポイント。
その他、状態やサイズ感等の前提となる条件をクリアしたのが、今回手に入れたアイテムです。
30年以上前に作られた服とは思えない程状態も良く、過去の所有者に大切に扱われてきた事が伝わってきます。
色褪せることのないデザインはストーンアイランドのマスターピースと言っても差し支えないでしょう。
テラステラならではのしっとりとした肌触りも魅力で、他の素材と大きく違う点の一つです。
長い間探していたアイテムを最高の形で手に入れられた2023年、これがベストバイでなければ一体何がベストバイなのだろうか。
と言うわけで、今年のベストバイ第1位はストーンアイランドのテラステラジャケットでした。最高。本当に。
終わりに
今年も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
冒頭でも申し上げたとおり、今年は僕にとって大きな変化が訪れた1年でした。実は今回ご紹介したアイテムの多くが、変化が訪れる前、2023年の前半に購入した物です。
最近の僕のInstagramやX等をご覧いただいている方は薄々お気付きかもしれませんが、ベーシックなアイテムはUNIQLOやGUに置き換えるという試みを行い始めました。
小物ならUNIQLOでいいか…→TシャツくらいならUNIQLOでいいか…→タックワイドパンツ、結構いいじゃん…という流れを辿っております。
既にMUJI Laboのダウンはかなり気に入って着用している為、気付いたら全身置き換えアイテムの日もありました。
勿論、全てのアイテムをファストに置き換えるつもりはありませんが、来年は更にお世話になる機会が増えそうです。
そんな訳で、引き続き身の丈にあった範囲で自分にとっての”良い服”を追い求めていく事を来年の抱負とし、2023年のベストバイ紹介を締めさせていただきます。
最後までご覧頂きありがとうございました!
ここから先は有料部分となり、今年1年間の個人的な出来事を綴っております。
ベストバイ選出に際し1年間を振り返っていたら、今の心境を残しておきたくなり、どうせ残すなら誰かに見て欲しいという気持ちと、恥ずかしいので沢山の人には見て欲しくないという気持ちが鬩ぎ合った結果、このような形になりました。大したことは書いていないので、ベストバイ記事への投げ銭感覚でご覧頂けますと幸いです。
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