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新刊『天国崩壊』発売しました

タイトルの通りなんですが、ようやく出ました!

東京死体ランド、おりーりー鳥は存在します?、そして天国崩壊と約半年おきにリリースしていた通称ドット絵3部作のラストです。

3部作とはいってもきっちり繋がっているわけではなく、ドット絵の表紙と、ちょっとぶっ壊れた世界観が共通しているだけなのですが、3冊とも読むとなんとなく一枚の絵が浮かび上がってくるかもしれません。

以下、内容紹介です。

 **はじめに

 現在、この地上に天使がいったい何人いるかあなたはご存じだろうか。落ちた天使の数の正確な記録は残っていないのはもちろん、落ちて生き残った天使の数は更に分かっていない。分かっているのは、奇跡的に空の更に上から落ちてきて生き残った彼ら天使の生き残りが、我々人間の世界に少なくとも表面的には浸透し、影響を与えてきたということだ。そこには短くなく、優しくない歴史があった。
(本文より引用)

いつの日か、地上に落ちてきたとされる天使。その存在は、私たちの住むこの地上の世界に数々の影響を与えてきた。人間と天使の交流を実験的ともいえる書き方で描いた問題作。

『東京死体ランド』、『おりーりー鳥は実在します?』に(ゆるやかに)連なるドット絵三部作、最後の作品。
読み終えたとき、あなたはきっと、違う場所に連れて行かれる。

約52,000字
原稿用紙150枚程度**

これまでの作品と違うところは、構造がちょっと変則で、社会派ではないけどめずらしく現実のことを思いながら書いた気がします。

気になったら覗いてみてね。

伊藤なむあひ『天国崩壊』


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