日本の新しい産業の行方 税金面から

今日は、投資の観点から見てみて、日本の税収をどうやったらあげられるか検討してみたいと思います。
税金の観点から見れば、担税力という言葉ができてきます。担税力とは、税金を賄えるだけの余裕、にプレミアを見出した言葉であって課税のきっかけの1つになります。
担税力がないと、税金とは意味がなくなってしまい、結局はその産業や製品を潰してしまうことになります。
例えば、酒税やタバコ税は、酒を飲む行為などに担税力を見出しています。消費税は消費する行為について担税力を見出しております。
税金の基本原則たる受益と負担の公平の分担という観点がありますが、酒を飲む行為について酒を飲みたかったら飲みたい人だけ払ってねということになります。税金払いたくなかったら酒飲むなってこととリンクしてきます。

では、消費税はどうか。消費税は消費する行為にプレミアを見出したという面があります。消費税の性格の悪さからすれば、消費行為は人間の生活において必要不可欠な行為であるので、どうしても受益と負担の公平分担という原則の最たるもので、少し酒税なんかとは性格が違います。なので、消費税の導入は色々悶着があったわけです。

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