【利益が出ない...わからない...】損切り貧乏からの脱出!!
結論:シナリオを立てよう。
そもそも、シナリオを立てて取引していれば、損切り貧乏になりませんし、自分が損切り貧乏をしでかしてると感じた時点でやり方が間違っているんですね。
シナリオっていうのは"物語"ということです。ドルポジションを買いで立てるというのであれば、"なぜドルが上がるのか"というのを存在論的に、論理的に考えなければなりません。
それは『トレンドラインに当たったから。』とか『ボリンジャーバンドがどうこう...』とかそういうことではなくて、なぜ"これからドルの価値が上がるのか"を考えてポジションを張るということです。
これがシナリオの本質になってくる。これがなければ、何をやったとしても損切り貧乏から脱出することはできません。
では、ここからはより具体的に。
テクニカルとファンダメンタルズ
上記でも書いた通り、損切り貧乏に陥るトレーダーは須くテクニカル分析に縋っている人たちなんです。
テクニカルっていうのは、移動平均線とかボリンジャーバンドとかRSIとか、そんなやつですね。
ファンダメンタルズは基礎的経済条件といって、経済の動きに基づいて為替取引を行っていくということ。
テクニカル分析って基本的に過去のデータに基づいていますから、大体の取引が錯綜してしまうんです。
こんな状態になってしまいます。
一方、ファンダメンタルズ分析は具体的な経済の動きに基づいて取引していくので、なんでポジションを取ったかわからないなんてことにはなりません。
経済が動いて、ポジションを張って、自分が考えていたチャートの動きがちょっとでも否定されれば損切りして、もう一切触らない。
テクニカル分析特有のポジポジ病もこれで解消できます。第一、ポジポジ病って自分の立ち位置があやふやだから起こるんですよ。チャートに翻弄されて『あっちかな...こっちから...』なんてやっていたら、気づいた時には資金をパーにしちゃってる。
こんなことを考えると、論理的ではないテクニカル分析を過剰に押してくるような、またGoogleで『FX やり方』とかで調べたら上位10記事に出てくるような内容はやっぱりおかしいんじゃないかとなりますね。
ファンダメンタルズ分析の構成は経済と群集心理
『どうやって経済なんか読むの?』と思われた方もいると思いますけど、一番最初はマクロな経済を分析して長期的に張っていく、なんてことは考えなくてOKです。
重要なのは経済指標、特に金融政策・購買意欲・生産高の3つですね。特に一番重要なのは金融政策。
そして、これらの指標に基づいて予想されている数値を事前に確認しておく。
ここにコンセンサス、つまり市場に『多分、今夜の金利発表は利上げかな...』なんて織り込まれます。
であれば、もし実際に結果が発表された時、利上げしなければ"確実と言っていいほど通貨は下落する"ということができる。
ただ、もちろんここも群集心理を見なければならなくて、指標が発表された瞬間入ればいい、なんていうこともないんですよね。
指標が発表されて、ローソクの動きが、つまり群集心理の動きが1つにまとまり出した時にポジションを取らないといけない。
要するにトレンドが出だした時ということですね。(ここに関しては経験しなければわからないんですけど)
ファンダメンタルズでは損切り貧乏が起こらないのは、経済に基づいていて尚且つトレンドが否定されれば損切りしますからね。
抽象的ではなく、具体的なのです。
まとめ
では今回はここまで。
ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?