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仏教徒が教会に行ってきた話-プロローグ-

人との出会い、コロナによる大学卒業の追い風・・・偶然と私の努力が実を結んだとはいえ、それだけの力ではない何かが私を見守っているような気がしました。

もしかして・・・神様?

いや、そんなまさかね。私はもともと無宗教寄りの仏教徒。神社にも良く行くしクリスマスも祝う。神様は信じていないけど宗教的儀式には寛容なほうでした。

そんな中、一つのブログ記事と漫画に出会いました。

※性的描写があるので閲覧注意

解説すると、ブログ記事のほうは敬虔なクリスチャンでお医者さんの話で、漫画のほうはキリスト教を元とした自助グループの話が出てきます。これらの内容を読んで、私の宗教に対する考えは大きく変わっていくことになりました。

①クリスチャンの人となり

まず、ブログの話では神の声を聴いて医者になったCさんという方が登場します。この方が本当に素晴らしく、まさに聖人のような人(クリスチャンに言ったら失礼かもしれないが)。それまで神の声を聴くというとテロリストか怪しい教祖のイメージが強かったです。けど、こんな人も居るんだ・・・と良い意味で衝撃を与えられました。

②依存症と宗教

この漫画の作者さんはセックス依存症で、漫画の内容は実際の体験を脚色したものとなります。そこで、主人公はFOSと呼ばれる自助グループに参加することとなりました。このFOSというの元の団体はSCA(セクシュアル・コンパルシブズ・アノニマス)です。

サイトを覗いてみたら分かるかもしれませんが、全体的に宗教チックな雰囲気。さらに、神様を信じるハイヤーパワーという言葉も存在します。

漫画の中で、神様は便利だという言葉が出てきます。人や物に依存しても人は破滅していくが、神様はいくらでも依存していい、責任を押し付け放題という台詞。なんとも不敬な・・・と思ったけど、ある意味正しいのかもしれない。だって神様は、弱い人間が頼れる唯一の存在なのだから。

教会に行った理由は二つ

1.神様を信じてみたくなったから
2.神様に頼ってみたくなったから

1は言うまでもなく自分の人生を省みて思ったこと。2はブログや漫画を見て思ったこと。

次の記事では、実際に教会へ行った話について書きます。