見出し画像

br0wnkinak0のルーツ part5-1 言葉のぬくもり

あなたは、言葉のあたたかさに救われた経験はありますか?

私は、何度もある。冷たい風に吹かれ、冷え切った身体を温めるお鍋のように。心から安心を抱く瞬間が心地いい。

温かみは、服や暖房といった器具を使ったものが多く浮かぶが、ひとのこころを温めるちからが強いのは「言葉」である。と、実感する。

では、過去の私から学ぶ課題は『冷え性』だ。

うまく喩えると、『うつ病』のひとは、心が冷え性である。そんな方を救えるのは、「言葉のぬくもり」だ。

言葉は、話すことによって作用する効能が違う。ひとつめは、「自分の想いを相手に届ける熱量を測ることが出来る。」

それは、自分の考えている答えの強さを言葉の端から端まで、気持ちを波にのせられる。どれだけ気持ちが強くても、言葉は耳に。目に。手に触れなければ、溶けてしまう。リアルタイムのエネルギーだ。ぬくもりは優しさだけでなく、厳しい指導的存在も同じように考えられた言葉の数々だろう。

ふたつめは、言葉を発するひとが気を付けていることだ。「相手に伝える気持ちの大切さを重んじること」である。

自分から、両親に。友達に。仕事仲間に。ひとは、「誰に」「何を」「伝えるか?」を時と場を含め、考える。その思考回路が、きれいに整頓された脳をしているひとは少ないだろう。そして、思考回路の中に、自分が思う伝える気持ちをまとめた約束ごとも違ってくる。

ひとによっては、言葉選びに注意するひともいるだろう。また、伝える場所や文章のまとまり具合を調整するひともいるだろう。

素直とは、言葉のぬくもりを正確に表現するかが勝負。

言葉は、面白おかしく変われる自由な材料だ。なぜ、正確に表現と用いたかと言うと、一歩間違えると「凶器」になるからだ。

言葉はうらおもてを簡単に作り出すことができる存在でもある。自分の想いのたけが強すぎても弱すぎても駄目になる。それに加え、言葉は気持ちを映す鏡と私はとらえている。気持ちが乗り気でないのに、言葉だけが音楽にのって踊るような力がないのと同じだ。

『言葉のぬくもり』は、まず自分が素直であること。そして、伝える気持ちの大切さを理解したうえでようやく土台が生まれる。

あまさとスパイスが、鍵になる。

素直な表現は、いわばお砂糖。ならば、想いのことばとはスパイスである。学校教育では、あまり感じないが社会に出ると理解することがある。自分の意見はだいたい少数派意見だ。

自分のこだわりや気持ちの大きさは、ひとと比べられる形ではない。だからこそ、自分の意見を求められた場合、答えが同じでも理由まで重なる人は少ない。

されど、少数意見には価値がある。では、自分の表現は、相手が理解しやすい、分かりやすさをどう表現できるかを楽しむ。そして、理由は、インパクトを与えるスパイスある強さの表現を、どう喩えるかを考える。

あなたは、誰かに、何かを伝えるとき、単調になっていませんか?

鍵のタネは、五感から体験するのがおすすめ。

自分の感性を磨くのは、本を読むこと。しかし、私のように本が苦手な方もいる。だから、脳を鍛える方法は、五感から選ぶことをおすすめする。ひとによっては、聴覚、嗅覚、視覚、味覚、触覚のどれかが冴えているひともいる。

自分が安心するものから遊んで学ぶ。女性ならばファッションやメイク、ネイルといったオシャレからスパイスを切り抜き、いろの香水を生み出す。

芸術派のひとは、音楽には飲み物がセットだったり、食べ物にもこだわりがあったりするでしょうから。そこから、相手には見つけられないスパイスを探すのも良いと思う。

もちろん、相手に共感してもらうためではないので、流暢に話さなくていい。詳しくなる必要もない。ただ、自分の話しの中に、スパイスという言葉の刺激を調合するのが肝だ。

あなたの料理が、言葉のぬくもりとなる。


この記事が参加している募集

学問への愛を語ろう

きなこは、どんな感情や経験した人生だけでなく、名前も愛しています💓そんなピュアな愛情を隠さずに、たくさんの人たちに届けます!!よかったら、一緒に人生のネタを探しに行きませんか😊?