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庭の記録 4 自家製腐葉土とシロツメクサのマルチ

自家製腐葉土を作ってみる

うちの敷地は、山の際に建っているため日照時間に制限があります。
それでも何とか野菜を育てたいと思っているのですが、長時間日が当たる場所は、そこだけスギナが沢山生えています。
スギナが育つ場所の土は痩せている・・・とどこかのサイトでちらっと見たような記憶があるけれど、そんな指標に頼らずとも、豊かでないことは一目瞭然。

できるだけ自然に沿うやり方で、そしてあまりお金をかけずに豊かな土壌に変えていきたい。

そこで。
取っ手が取れてしまったプラスチック製のバケツ、水が抜けるように底にぐるりと穴を開け、裏庭に設置しました。
引越して間もない2月下旬のことです。

その中に庭に溜まっていた落ち葉を入れ、飛ばないように重石を乗せ、放置。
5月になり、バケツの下の方の落ち葉は完熟までには届きませんが、だいぶ分解されていたので、痩せた土に混ぜ込みました。
それでもまだまだ絶対量は少なく、もう少し豊かな土にしたいところ。



シロツメクサでマルチング

つい先日、たまたま図書館で借りたパーマカルチャーの本に、耕さない菜園作りについての記述がありました。

そういう方法があることは聞いたことがあったし、興味はありました。
でも、うちの庭はあまりにも荒れていて、土が固く、さすがに掘り起こして大きな石などを取り除いたのち、上記のように腐葉土を混ぜ込んだのですが、同じ本に、畑の通路の雑草を刈りとってそのまま畑に置いてマルチにする、という方法も紹介されていました。

落ち葉は腐葉土にする過程で発熱するため、育成中の植物と分けて熟成させるのだと理解していたので、刈り取った草でマルチングしてしまって大丈夫なのかなと疑問は残ります。
でも、実行している人がいて上手くいっているのであれば、試してみようと思いました。

いずれにしろ、これから夏に向かうのです。
暑さから土の乾燥を防ぐため、株元をカバーする必要は出てくるわけですから。
何より、身近にあるものを生かし、環境的にも経済的にも持続可能なのが嬉しいポイントでもあります。

本には畑に敷き詰めるおすすめ雑草として、ホワイトクローバーの名前が書いてありました。
シロツメクサのことです。
隣の空き地は少し前、シロツメクサが満開でしたので、早速花が終わって茶色くなったのを摘んできて、種取りのために植えてあるコリアンダーの株元に敷き詰めてみました。

この日は前の週に刈り取った笹を結わく作業もあったので、マルチングはいちどきにやらず、できる時に少しずつ摘んでは置き、摘んでは置きの時間差作業でやっていこうと思います。

野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。