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野草食日記 102 今年初 茗荷の収穫

木曜日の日、久々にピカピカの晴れになりました。
とうとう梅雨明け!と喜んだのも束の間、まだ梅雨明け宣言は出ていないのですねぇ。

暑いのが苦手な私が、今年ほど梅雨が早く開けないかな・・・と待ち遠しく思えたことはありません。
初めて山の際で迎えた雨の季節、家の湿度は尋常でなく、1階の床がしっとりと濡れたようになるくらいでした。
木製のもの、籠類は軒並みカビが生え、昨日はそれらをすべて水洗い、強烈な太陽光の下でカラカラに乾かしたのでした。

台風が通り過ぎたら、とうとう本格的な夏の到来なのでしょうか。
夏よ〜、早く来い!!

久々の晴れの木曜日、家のことはさて置き、向かったのは仕事場であるお茶室です。
庭の草むしりもさることながら、建物に風を通すお役目も仰せつかっていました。
お茶室も山の極に建っているので、やはり湿気がすごいのです。

広大な敷地の裏手一面には、茗荷が生えています。
去年も仕事に行くと茗荷を摘んできてはお料理に使っていて、今年はまだかなと首を長くして待っていました。

仕事が一段落して裏庭の群生に向かうと、ありました、ありました。
ぴょこぴょこ頭を出している茗荷たち。

これだけの群生ともなると、面白いことに時期によって収穫場所が移動していくんです。
7月の終わりはここ、8月はここ、9月の初めはここというように。
今回はアトリエ棟の裏あたりがスポットで、他の場所も探しましたがやっぱりありませんでした。
日当たりの関係なんでしょうか?

この日の晩は、茄子と茗荷の浅漬けにしました。
暑くなると茗荷の香味は本当に嬉しいものですね。

野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。