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野草食日記 138 ワカメの梅干し炒めとセロリの葉のクミン炒め

鰹節を切らしてしまい、自作の梅干しも残り少なくなってきたので、家にあるものでおむすびの具を作ろうと思い立ちました。
冷蔵庫を覗くと前日買ったセロリの葉っぱが瑞々しいので、まずこれで一品。
そして床下収納に手を付けていないわかめがあったので、これで一品作ります。

セロリの葉のほうは一度茹でこぼして、しらす干しと一緒に夫の好物であるクミン炒めにしました。
これは友人から教わったのを我が家風にアレンジしています。
大根の葉を使って作っても美味しいです。

わかめのほうは、生姜と共に梅干し炒めにしました。
わかめを炒めるというのは、20代の頃初めて買った「向田邦子の手料理」という料理本で見たのが始めでした。
それまでわかめといえば味噌汁か酢の物というイメージでしたが、炒める方法もアリということに、たいそう大げさな表現ですが「衝撃」を受けたのです。

向田さんの本でも梅干し味にしていたと記憶していたのに、今見返してみたら、鰹節味でした。梅干しを入れるってどこから変化していっちゃったんでしょう?!
長年料理をしていると、いつからか自分流になってしまうことはよくあることです。生姜も歯ごたえがあると嬉しいかも、とこの日初めて入れてみています。

セロリのクミン炒めも、わかめの梅干し炒めも白いご飯の真ん中に入れておむすびを作ります。
ご飯に混ぜ込むのは一手間余計にかかるから普段はあまりやりません。
チャチャっとできる料理がやっぱり好きです。


野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。