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仕事辞めた!これからのこと

私のこれまで

3月をもってちょうど2年間勤めた会社を退職しました!
私は大学卒業後、プログラミングスクールで1年間勉強し、IT企業に入社しました。
なぜITエンジニアという道を選んだかというと全ては大学時代のフランス留学がきっかけでした。
もともと海外だったり英語に興味があり(もはやそれしか興味のあることはなかった)大学では国際関係学を専攻しました。
そして第二言語にフランス語を専攻していたことがきっかけでフランスに1年間留学することになったのです。(フランス語を専攻したのはフランス語専攻者が一番少ないと聞き、喋る機会が多いと思ったから。あと、フランス語はフランス人の先生が指導してくれると聞いて、本格的に学べると思ったから。特にフランス語がやりたい!みたい感じはなかったんだな〜)
そんな感じで気づけばフランスで1年間留学をして(ほんっとに楽しかったです(笑)ただただ楽しい一年でした、、、。)
当初は大学3年生だったので、留学から帰ると就職活動を始めないといけなかったのですが、その当時は学んだことに繋がった仕事をするイメージができずどうしよう〜と迷っていました。案の定、就職活動は2週間ぐらいして「やはり無理だ、、、。」となって辞めました。
やりたいこともわかんない。そんな中で正直、入社したい会社を見つけるのは難しい。就職活動の目的さえもわからなくなってしまったのです。
「これからどうするんだろう。」
やりたいことがなかったので、給料がよくて将来性のある分野にいこう。(あとは場所に縛られずに生きたい!!)単純にそう思ったんです。
フランスにいたとき、仲良くなった外国人の友達がプログラミングをしていたののを見て、何となくですが少し興味をもっていたんです。それから色々調べたりもしていましたが、文系だし無理だろうなあと思っていました。でもこれを機にやってみることに決めました。
そうしてプログラミングスクールを卒業し、小さなIT企業に入社したのです。

なぜ退職したのか。

結果的に言えば、エンジニアとして働く理由がわからなくなってしまったからです。
でもこの結論に行き着くまで長い道のりでした。
実は、もともとは退職するつもりはなく転職するつもりでした。
2月で入社からちょうど2年経つところだったのでそれに向けて転職しようと思い、10月ごろから転職活動を始めました。
いわゆる「キャリアアップ」のため(新しい言語への挑戦とか、あとは給料をとりあえず上げる)に転職を始め、必然的に同じIT分野での転職しか考えていませんでした。
しかし、転職活動を進めていくにつれて、自分自身の中で気づいたことがいくつかありました。
①「エンジニア」は生きていくための手段であって、情熱をもってやっているわけではない。
 もともと(若いうちは)場所に縛られずに生きたい、という思いがありそれが実現可能なエンジニアを「仕事」として選択しました。2年間仕事をして気付いたことは、エンジニアの仕事が嫌いではないけど、すごく満足しているわけではなかったということです。どちらかというと淡々とできてしまうからこそ、何か物足りない、「これでいいのか、、、?」またいわゆる「私、何やってんだろ〜?」って気持ちになっちゃったんですよね。仕事は仕事で割り切れるだろう、と思っていたけど、実際に1日のほとんどの時間を占める仕事が退屈だと「もっとやっていて何か感じることをやりたい」と思ってきたんです。生きる術として選んだエンジニア職でしたが、仕事が充実していればもっと私の人生豊かになるかも、、、?という考えに変わってきたということです。
②「やりたくないことに貴重な人生の時間を費やしてどうなるの?」
 転職活動を始めてたくさんのエージェントさんを利用しました。毎日届く求人紹介に目を通しても、全然行きたくない。これが正直な感情ですよ。
でも給料が上がる会社を紹介してもらうたびに、給料が上がれば生活が楽になる。欲しいものももっと買えるようになる。と自分に言い聞かせていました。それでも面接が終わるたびに自分に何度も言い聞かせました。「この会社に行って自分の人生は豊かになる?」答えは何度聞いてもノーです。
給料が上がっても、経験値が上がっても、結局は自分の心は満たされないと奥底では知っていたからです。
それと同時に、もし転職してしまえば数ヶ月すれば慣れるから大丈夫。ということも知っていたからです。
その葛藤です。
でも私が人生で大事にしていること。「やらなくて後悔したくない。」
というよりも私、やらなくて後から後悔するのが怖いんです(笑)
だから、心がノーと言っていることに時間を費やすということは、自分の挑戦したいこと、やりたいことに充てる時間を無駄にしているということだと思ったんです。それに時間を費やしてしまえば後から後悔するだろうなと思ったんです。
あとは本当に単純に「やりたくないことに貴重な人生の時間を費やしてどうなるの?」
いろんな人、人生の先輩たちが口を揃えて言うことは、「やりたくないことはやらなくていいよ。」(少なくとも私が出会ってきた人たちは)だったんです。人生を私より随分長く経験してきた人が言うのに、まだ私は「でも3年は社会人経験積まないと、、、」とか「でも30までに年収○円稼がないと」とかそういう固定観念、社会的抑圧、肩書き に惑わされて。あとはそれを振り切るだけだとわかっていました。

ついに辞めた。(退職日を迎えた)

そして3月末をもって退職したのです。
でも退職したと言うより、退職日を迎えてしまったのです。
10月から転職活動を始めて、上記に書いたように色々自分の中で気づいたことがあり、このままでは私ズルズル長引かせて一生辞めないかも。と思い、退職することを先に伝えたのです。
なので転職活動を通していく中で退職するに至ったと言う感じです。

これから。

まさか退職して無職になると思っていなかったので、辞める前から「これからどうしよう」とはなっていました。
でもみんな言うようにやめてしまえばどうってことないです。
辞める前が一番怖かったり、不安に感じますが、やってしまえば
私なんか最終出勤日の後「よっしゃ〜!!辞めたぞ!!!」
って叫んでめっちゃスッキリしました!!!
正しい選択だったんだなって思っています。
その後は北海道に旅行に行ったり、充実した休みを過ごしました。
私は正直、全然早く次の仕事見つけないと!みたいな感情はなくて、むしろ社会人しててはできなかったことをやりたいな〜という感じでゆっくりこれからのことを考えようと思っています。
(あとは失業手当がもらえるのならしっかりもらって、働かない時間も経験しないともったいない!!!という感じです)
「仕事をしていない」っていう社会人の時には考えられなかった生き方に触れて、時間がたくさんあって、自分とたくさん話して。そんな時間が必要だったなと感じています。
とりあえずはそんな時間を大事にして日々生きていこうと思います。


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