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【結論】花粉による肌トラブルを防ぐ、春の美肌対策とは?

皆さんこんにちは。

こちらのnoteでは女性にまつわる事柄や旅行、ビジネス・投資など私、奥井の気になるトピックを自由気ままに書いていこうと思います。

あえてテーマはひとつに決めません。その時私が感動したこと、課題意識を感じたことを素直に記していく、日記のようなnoteにしていければと思います。

思い返せば、私の肩書もキャスター、アナウンサー、MC、偶にモデル…などひとつにしばられていないですね。そんなありのままの私を表現する場にしていきますので、お付き合いいただければ幸いです。

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花粉症でも春を美しく、快適に!
「花も団子も」叶える、花粉症のアナタに薦めたい美容アイテム

急に暖かくなり、街中の桜も咲いてきましたね。朗らかな陽気に心が躍る……はずの春を、私は心から楽しめません。理由はそう、「花粉症」だからです。

2人に1人が花粉症、その数は毎年増えている……

実は私が本格的に花粉症を発症したのは今年から。去年までも少し鼻水が出ていましたが、もともと鼻炎持ちなこともありそこまで気にしていませんでした。

けれど今年は違う!1月くらいから朝目覚めた瞬間から目がかゆい。一歩家の外に出ると鼻はムズムズ、くしゃみや鼻水が一日中止まらない……花粉症はここまで生活に支障をきたしてくるのですね。正直舐めていました。

気象情報サイト「ウェザーニューズ」がアプリユーザー約1万人に実施した調査によると、「自分は花粉症だ」と答えた人は55%と、なんと2人に1人以上が花粉症とのことです。恐るべし花粉症、まさしく国民病。

出典:ウェザーニューズ

調査団体が異なるため単純比較はできませんが、日本耳鼻咽喉科学会が実施した2019年の調査では花粉症患者の割合は42.5%。同調査でも花粉症の人は約20年で2倍になったと報告していますが、その時点から今日までさらに増えているのですね……

海外ではブタクサなどの花粉症が多いそうですが、日本人で圧倒的に多いのは「スギ花粉」による花粉症。戦後の高度経済成長期で木材需要が増えたことで、成長が早く日本の自然環境にも適応できるスギが数多く植林されたためと言われています。

いまや日本の森林面積2割弱、国土の1割弱をスギの人工林が占めています。そのスギが成長し花粉が飛散するようになるにつれ、花粉症の患者数も増えていったそうです。最近では排気ガスによる大気汚染や、食生活・衛生環境の変化も花粉症との関連があると言われているとか。

そんな国民の多くを悩ませる病気であるにもかかわらず、根本的な治療法はまだ見つかっていません。飲み薬や目薬などはアレルギー反応を一時的に抑える効果はありますが、花粉症を完治する方法はない。

最近ではアレルギーの原因となる物質を少しずつ体内に入れて体質を改善する「舌下免疫療法」も話題になっています。が、毎日1錠の薬を舌の下に入れるのを数年間続けなければいけない忍耐がいる治療法。私にはとても耐えられる自信はありません……

花粉によるお肌の悩み、美容アイテムが強い味方に

くしゃみや鼻水、目のかゆみなど典型的な症状の他に私の大きな悩みになっているのが、花粉による「お肌のトラブル」です。顔のいたるところが乾燥してカサカサ。目はかゆくて擦ったことで炎症を起こして赤く腫れる。メイクのりも最悪です。

花粉が皮膚に付着して炎症を起こすことで、かゆみや赤み、ぶつぶつした発疹などが生じることがあります。これは「花粉皮膚炎」と呼ばれ、花粉症の症状の一つとする見方もあります。

先ほどのウェザーニューズの調査によると、花粉症と答える男性が52%に対し、女性は62%と女性の花粉症の人のほうが多いそう。また、年代別にみると10〜30代の若い世代の発症率が高いといいます。

メイクをよくする女性や若い男性で、私と同じように花粉によるお肌トラブルに悩んでいる人は多いのではないでしょうか?美しく居られて、かつ実用的な「花も団子も」を実現する花粉対策の美容アイテムはないのか……

そこで四半期に一度コスメや美容グッズを爆買いする、奥井的「美の駆け込み寺」である@cosme TOKYOに足を運んでみました。

ドラッグストアには最近「花粉症対策コーナー」を設置するお店が多いので、@cosme TOKYOにもあるのかな?と淡い期待をこめて行きましたが、3月下旬時点ではまだありませんでした。

代わりに、季節の変わり目による「肌の揺らぎ」の対策商品を集めた特設コーナーが。化粧水やボディクリームなどの商品がずらりと並び、その中に「花粉症対策」と銘打ったアイテムも数多くありました。

「花粉による乾燥や敏感肌で悩むお客様も増えています。4月に入ったら花粉症対策コーナーの設置も考えています」と@cosme TOKYOの美容部員さんが教えてくれましたが、そんな彼もひどい鼻詰まり声。「僕も花粉で悩む一人です(笑)」辛そうな中、丁寧に接客してくれました!

花粉による肌荒れ対策アイテム3選。 実際に使ってみてどうだったか

花粉症1年生の私はこれまで花粉症対策の美容アイテムを使ったことがないため、まず何を試すべきか分からない。陳列棚の前で途方に暮れていたところ、花粉症の美容部員さんがご自身で使って良かった商品を選んでくれたので、早速購入。実際に1週間使ってみたレポをお届けします。

春の季節限定で皮膚科医や薬剤師なども店頭にいれば医療的な面からもアドバイスを貰えて良いかもしれないですね。

1)シェルクルール 桃肌爽

顔から唇、手まで使える万能クリーム。乾燥や外からの刺激を防ぎ、傷ついた肌を活性化させる効果があるとのこと。目の下など皮膚が薄くデリケートな部位にも使えます。

私は鼻をかみすぎて赤くただれてしまった鼻の下に塗ってみました。さらっとしたテクスチャでほのかな桃の香りもして、使っていて気持ちがいい!

ポーチにも入るお手軽なサイズ感で、外出中にもこまめに使えそうです。

2)資生堂「dプログラム アレルバリアミストN」

オイルと化粧水からなる2層タイプのミスト状化粧水。シュッとひと吹きするだけで、花粉・ほこりといった微粒子汚れから肌を守ってくれるそう。メイクの上から使えば化粧崩れ防止にもなるのがグッドポイント。

私は朝のメイク後と夜寝る前のスキンケアで使ってみました。名前の通り全ての花粉をブロックしてくれる魔法の化粧水なのか!と期待して使いましたが……残念ながら私のしつこいくしゃみや目のかゆみが減ることはなかったです。

肌の潤いが増している感覚はあったので、乾燥・敏感肌の方には効果がありそうな化粧水でした。

3)コスメデコルテ リポソーム アドバンスト リペアセラム

もはや説明不要なほど有名なコスメデコルテの美容液。大谷翔平選手のビジュアルでお馴染みです。こちらには肌の老化などを防ぐ成分「リポソーム」が含まれています。

朝晩のスキンケアとして取り入れてみましたが、さすが大人気商品。使用した後の肌の調子がすごくいい!炎症を抑えるというより、乾燥から肌を守ることで炎症になるのを事前に食い止めてくれているような印象です。

なにより紫の宝石のような高級感あるパッケージにテンションが上がります。今回試した2商品より価格は高いですが、特別感はやはり大事ですね。

医者のアドバイスは、 「一に洗顔、二に保湿」

世の中には他にも紹介し切れないほど沢山の花粉による肌の炎症対策アイテムがあります。正直何が一番効果があるか分からない。そこで友人であり免疫膠原病内科のお医者さんでもあるK先生に聞いてみました。

「高額な美容アイテムを買うより、症状が酷ければ病院でヒルドイドとプロペトを処方してもらうのが炎症や保湿に一番効果的です」とK先生。

ヒルドイド…皮膚の乾燥をなくし痛みや腫れを治す。乾燥肌、手あれ、しもやけ、ケロイド、傷あと(肥厚性瘢痕)などの治療に用いられる。

プロペト…皮膚を保護する働きがあります。不純物が少ないため、赤ちゃんからご高齢の方まで/妊娠中の皮膚のあれにもでも使用可能。

くすりの適正使用協議会

とはいっても、仕事や学校などでなかなか病院に行けない人もいますよね。誰でも今すぐにできる花粉対策はないのでしょうか。K先生曰く、ドラッグストアなどで購入できる純度の高い「白色ワセリン」も保湿力が高く、おすすめなのだそう。

出典:レタスクラブ

もっと手軽な対策としては、洗顔も非常に効果的と言います。

「洗顔料を使わず、水かぬるま湯でさっと肌についた花粉を洗い流して、そのあとはしっかりクリームなどで保湿してください」(K先生)。こまめに実施することがポイントで、例えばトイレにいったついでに顔を洗うなどしてみてもいいかもしれませんね。

終わりに

結論、医薬品に勝る美容アイテムは確かにないかもしれません。けれど、美容アイテムを使っていた時間はワクワクして楽しかった!花粉症の症状で沈んだ気持ちも少し晴れ晴れさせてくれました。

@cosme TOKYOの美容部員さんも「憂鬱になりがちな花粉シーズンも、気分を上げて過ごしたいですよね」と仰っていました。せっかくの春を落ち込んで過ごさないために花粉対策のアイテムを使ってみるのもいいかもしれないですね。

追記 2024/04/21

ヒルドイドの美容目的による大量処方が問題視されています。ヒルドイドは美容目的で使用するべきではなく、あくまで「花粉による肌の炎症」対策として、お医者様と相談して、適切な量を処方してもらうようにしましょう。


構成:大竹初奈

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