第76回トニー賞 感想!


日本時間の月曜日、第76回トニー賞がニューヨークで無事開催されました。
いやー楽しかったですねぇ。
大騒ぎしてたくせに投稿するの遅くなりました笑

私はもちろんリアルタイムで視聴して、朝から絶叫、号泣、熱唱しておりました。
疲れすぎて、昼過ぎから死んだように寝ました。

予想の投稿にも書きましたが、
今回のトニー賞は自分が現地で鑑賞したものがノミネートされてるのが初めてで少し特別だったので。

受賞予想やパフォーマンスナンバー予想もしてましたし、受賞結果に一喜一憂する(まぁ喜しかないけど)のも楽しかったです。

さてさて受賞結果ですが、
ミュージカル主演男優賞、ミュージカル助演男優賞、ミュージカル主演女優賞、ミュージカルリバイバル作品賞、ミュージカル演出賞は予想が当たりました!
だからと言ってなにかがすごいってわけじゃないけど、シンプルにホクホク嬉しいです😂

あのスーパー激戦区のミュージカル主演男優賞を勝ち取ったJハリソンジー。
ビッグネームまみれのノミネートでしたが、彼/彼女の演じるジェリー、ダフネの演技力を考えると当然の評価かと。
歌えて踊れて演技ができるのはもちろん、そこに本人の愛らしさと上品さがすごく役に生かされていて、ダフネちゃんの魅力が生み出されていると思います。
ディズニーシーでのパフォーマーのキャリアからトニー賞受賞者になるまで、日本人としても凄く嬉しい結果でした!

作品賞はキンバリーアキンボに。
これは観てないのでなんとも言えないのですが、現地での評判はすごく良く、取るかなぁと思っていました。ただSone like it hotを推していた節があったので、ちょっと残念。まぁトニー賞のカラーを見るとキンバリーアキンボっぽかったけどね。

どちらも北米ツアーが決定しているので、ワールドツアーや日本に来る日も近いかも?とこっそり期待しています。

あと嬉しかったのがリバイバル作品賞と演出賞!
パレード!マイケルアーデン!
これは取ってほしいし取ると思っていましたが、やっぱり発表された瞬間は家で大絶叫でした…。
(あまりの叫び声に私の身に危険があるかと心配しにきた愛犬には申し訳ない笑)

だってパレード良かったもん。
オリジナル版を見たわけじゃないからわかんないけど、少なくともミュージカル演出として他のブロードウェイ作品に比べて頭一つ抜けてた。
引き算が上手かつ明確で分かりやすいのにアーティスティックでもある。

マイケルアーデンのスピーチは観客の歓声含めて、ちょっと泣いちゃいました。
どんなバックグラウンドでもどんなマイノリティでも受け入れるという基盤ができてるブロードウェイが彼を優しく包み込んでいる感じがして、涙が。
今苦しい思いをしている若者や子供がこのスピーチで(加工されたけども)勇気や希望を感じるのなら、それだけでトニー賞の存在意義があるのだと感じます。


あ、そういえばパレードは8月にクローズしちゃうので観たい人ははやく!ニューヨークへ!

スウィーニートッドは照明や音響で受賞。
経費をものすごくかけて、大々的にリバイバルしたとのことで納得。
それなら、あのとんでもないチケット代も納得。

ニューヨークニューヨークは注目度に対して、評価があまり良くなかったので、どうかなーと思っていましたが、セットデザインは受賞。
wowowの番組でも触れてましたし、YouTubeでアップされてる動画見ましたが、セット凄すぎて映画かと思いました。(このセットでツアーとか難しそう…)

ただ、9ノミネートもされたのに一個も取れなかった&Julietはちょっと悔しいですね。
ロンドン産、ジュークボックスといったハンデが大きかった。
作品としての完成度は高いし、私自身は大好きなんですが、他が強かった…って印象かな。なんかミーンガールズを思い出します。

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