ロクシタン01

しなやかな指先に、そしてぼくはまた走り出せる

こんばんは。
夜のごあいさつは大切にしています。

連日せわしなくしていたのですが、今日は代官山に現れた小さなプロヴァンスで元気を回復してきました。

ロクシタンの新作コレクションお披露目で、素敵なインスタレーションを体験して、ケーキまで食べて帰ってきたのです。なんて贅沢...!

そういえば、彼女の家の脇道にはホーリーグラスが風に揺れていた。そうだ、あの立ち込める香りと、ほのかに灯る恋の光に似たような気持ちを想起させたのは間違いではなかった。ただ一人教会に残された今、そんな思い出にすがるしかない自分に情けなさと、小さな希望を見出した。−『花の名前をつけた詩』

会場にはロマンチックなグリーンの封筒に私の似顔絵の入ったカードが。なんだか、嬉しい粋な演出ですよね。

今回のフレグランスは3種類のハーブを使った香りで、イラストに描かれているホーリーグラス、クラリセージ、ネトルなんですって。

愛情たっぷりフラワーボックスにぎゅっと詰まったエルバヴェールの香水。
新作コレクションの名前はエルバヴェールですよ。覚えてね。4月3日発売です。

これ、フラワーボックスの体験コーナーなのだけれど、我先に1番でコーナーについて黙々と楽しんでしまいました。

箱にお花を詰めてアレンジするのですよ、と説明を受けたにも関わらず箱から溢れ出して、さらにはテーブルを散らかすほど没頭して、なにをやっとるんだ...という自戒の気持ちですがとても楽しかったです。

そして、何かをつくるってことはいつだって自分との対話なのだけど、こういう機会だとストレートにポポンと感想が飛んできたりするので楽しい。お仕事では具体的な指示しかこないから、シンプルな感想はすごく嬉しいのです!

素敵なロクシタンレディから「おさまってないですね!」

と言われたときに、私の人生を表す箱を生み出してしもうた...!!!という気持ちになりました。私に選ばれたお花たち、ごめんよ。もうおさまることはない花生だ。

おさまってないんです、もう、それはそれは。
せめてもの、おさまらない私のフラワーハートたちをロクシタンカラーのイエローのリボンでまとめて少しでも律する気持ちを込めました。

今回のフレグランスのコンセプトは「飾らずに自然体のままでいる自分と、ブレることなく強くしなやかな自分。どちらの自分も携えて生きる」なんだとか。

奇しくも私はフラワーボックスを通じて飾らない自分に出会ってしまった。お、おまえ、こんなところに隠れていたのか!

そんなご対面を果たしてしまった私です。

プロダクツを試せるコーナーではハンドクリームを塗ってもらってきました。乾燥する季節ですからね。マストハヴ。

甘みがあって、ハーブの香りがして...とかいう説明は公式インスタグラムへ。

個人的に感じたのは、春のまだ藍色の空、朝の時間でした。
リラックスした気持ちと、どこか希望に満ちたパワフルさというか。そういう”期待”を感じられる香り。

期待って、最高にわくわくすると思うんです。夢とか希望とはまた違って、どこか強く叶うことを信じている。1日の始まりには、そんな期待を孕んだ藍色の空が街を覆うじゃないですか。そのあとにピンクやパープルの愛情が散っていって、ほのかな甘さと共に明るく太陽が登ってくる。

そんな香りです。

わからないぞ、ナナ!って人は早起きするか徹夜するかロクシタンの店頭へGO。

ちなみに2月10日の日の出は6:34です。

最後はみんな大好きおやつの写真。
これ、もしやロクシタンカフェで食べられるのかな?と勝手に期待を寄せています。ちなみにこういう期待もエルバヴェールの香りに含まれます。

もちろん美味しいし、最高にスペシャリテなお味なのですけど、ロクシタンカフェはスタッフさんの愛情たっぷりの接客も素敵ですよ。

私は取材の後にロクシタンカフェのクレームブリュレを15分で食べるのがお約束です。甘いものって、頭が働くから仕事捗るの!
15分でブリュレ食べるお客様にも優しいです。素晴らしい。

そんなわけでとってもプロヴァンスな金曜日を過ごしました。

パッケージが可愛くて、ボトルもちょっとミントグリーンなのがキュート!
また私のblogにも登場すると思いますので、気に入っているのだなと暖かく見守ってください。

nana




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