No.161　よつばの縁飾りコースター

2024年1月27日 21:35

タティングレースを始めたばかりの方へ
もっと楽しみながらステップアップできる課題をご用意したくて試作をしてみました。出来上がったらおうちでのカフェタイムを楽しんでくださいね。

始めたばかりの方向けの No.1「よつば」
次のステップは、No.2「よつば繋ぎのコースター」なのですが、モチーフ繋ぎが苦手な方には、もう1段階ステップを増やして2縁飾りのパターンをお勧めしたいと思い作りました。

段を増やすときには、表面を決めてから繋ぎます。タティングレースはリングとチェインの切り替えるときにするリバースのため、表面と裏面が交互になります。デザインや用途によってどちらを表面にするか決めておきましょう。迷ったときは、モチーフの縁がきれいに見える面が表面にしましょう。

ここからがポイントの本題です。縁飾りを作るとき、今回はリングでつないでリバースし、チェインが縁になります。ということはチェインが表目のほうが表面です。繋ぎ初めのリングは裏になるということですね。そのため、１段目のよつばは、縁が裏面（チェインが裏目）にしておきます。下の画像は間違えて繋いでいますね。

こちらは、四葉のチェインと、縁飾りのチェインが表面に揃っているのがわかりますか？よく見ないとわからないところですが、細かいところに気を付けて丁寧に仕上げてみましょう。

教室で声を掛けながらレッスンしているように言葉で説明します。目数は下の有料テキストをご覧ください。

よつば（２色で作る※動画参照）
中心のリングの色の糸をシャトルに巻いて切ります。

リング（中心のピコは残り３つのリングを繋ぐため大きめに作る）

リバースしチェイン（リングの糸端とチェインの色の糸端を揃えて残し、左手にチェインの色の糸を掛けてを結ぶ）

リバースし、リング（１つ目のリングのピコに繋ぐ）
リバースし、チェイン
リバースし、リング（１つ目のリングのピコに繋ぐ）
リバースし、チェイン
リバースし、リング（１つ目のリングのピコに繋ぐ）
リバースし、チェイン

シャトルの糸を切り、初めのリングとチェインの付け根に通し、チェインの糸を切り、２本の糸端を始末します。（動画参照）

２段目　縁飾り
シャトルに糸を巻き、玉糸と繋いだまま作ります。

リング（よつばのチェイン中央のピコに繋ぐ）続けてリング
リバースし、チェイン
リバースし、リング（ひとつ前のリングに繋ぐ）続けてリング
リバースし、チェイン
リバースし、リング（ひとつ前のリングに繋ぐ）
続けてリング（よつばのチェイン中央のピコに繋ぐ）
リバースし、チェイン

リバースし、リング（よつばのチェイン中央のピコに繋ぐ）続けてリング
リバースし、チェイン
リバースし、リング（ひとつ前のリングに繋ぐ）続けてリング
リバースし、チェイン
リバースし、リング（ひとつ前のリングに繋ぐ）
続けてリング（よつばのチェイン中央のピコに繋ぐ）
リバースし、チェイン

シャトルの糸を切り、初めのリングとチェインの付け根に通し、チェインの糸を切り、２本の糸端を始末します。（動画参照）

Movie 針を使った糸端の始末

針を使った糸始末の方法はこちらの動画を参考にしてください。

チェインとリングの色を変えて配色を楽しむことができます。こちらの動画でご覧ください。

こちらからお読みください。

札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい！」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。
（教室を見る→https://inankl.shopinfo.jp/）

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