コラム　結び目がガタガタに… 巻き跡には要注意！

2024年3月25日 21:42

札幌の小さなタティングレース教室
生徒さんのおしゃべりに耳を傾けてみませんか？

タティングレースとは、シャトルという糸巻きを使ってつくるレース編みです。

はじめに

憧れていた絹糸でのモチーフ。いざ、シャトルに巻いて結んだら、ピコの山に折れ目が出ていました…巻き跡が気になります。

そんな生徒さんのお話から始まりました。

タティングレースは、シャトルに巻ければどんな糸でも楽しめます。ボタン付け糸や、絹糸は、カード巻きになっているものもあります。このタイプの糸は、巻き跡がついてしまいます。巻き跡を直す方法はいくつかありますが、ピンと張って指で弾く「糸弾き(イトハジキ)」が1番お手軽でオススメです。

やり方は、左右の手の人差し指に糸を掛けて握り、30cmほど離してピンと張ります。片方の手の親指で張った糸を弾きます。動画で音を聞いてみてください。しっかり張りがあると、パチンパチンと高い音が出て、1〜2回でまっすぐになります。
慣れないうちは、手を痛めないように気をつけてくださいね。

YouTubeで動画を公開しました。今回は糸弾きの音が聞こえますよ。

上手くいかない時は
もしも、なかなかうまく出来ない方がいましたら、無理をせず、こんな方法もあるのね、と頭の片隅に置いておいてください。きっと糸の状態によるかと思います。別な機会に試してみると上手くいく場合もあるかと思います。

別な方法
少し手間ですが使う分をタオルの上に伸ばしておき、スチームアイロンあてる。急がない時は水通しすると巻き跡は取れます。

どうぞ、お一人お一人に合ったコツを見つけるヒントになりますように。

いかがでしたか？
糸弾き。できるようになると、なんだかワンランクアップしたような気持ちになりませんか？

好きなものを形に
もっと自由に
タティングレースと楽しい時間を

今の私のできる事が、いつかの誰かのお役に立ちますように。

動画で作ったモチーフはaykorokinaにも使ったNo.29の中心のロングピコです。
注)動画ではネジレがわかりやすいように長いピコですが、実際は高さ1cm程度です。

札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい！」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。
（教室を見る→https://inankl.shopinfo.jp/）

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@nanairo_tatting

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