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子供にとっての宝物。

クリスマスプレゼントに、何をあげようか迷う。

誕生日プレゼントにしても、本人が、欲しいと言っていた物をぽん、と買ってあげたとしても、遊ぶのは最初だけで、すぐに飽きてる、そんな風に見えた。(大事にして長く遊んでいるのもあるけど)

うーん。

どうしよう。

子供がサンタさんにお願いしているものは高価なモノなのだ。ユーチューバーがソレで遊んでいる姿を見て、欲しくなったんじゃない?!っていうね…。むむむ。



今、学校で流行っているのは練り消し。消しゴムのカスを集めて、こねて作る手作りのあずき大の大きさの、灰色のそれを子供は「これ、○○ちゃんにもらったんだ!」と、嬉しそうに見せてくれる。

わたしは絵画用の白色の練り消しを持っていたので、それをあげようかと思ったが、やめた。何かが違う。

そうだ。

灰色のあずき大の練り消しに価値を見いだしている子供は、「○○ちゃんにもらった!」と、いうことなのでは?と。

だからわたしが、白色の綺麗な練り消しをあげたところで、……どうなのかな、と思った。


その後も、今日は○○くんからわけてもらった、とか、少しずつ、灰色の手作り練り消しは大きくなっていっている。

やっぱり、白色の練り消しをあげなくて良かった。


見出し画像の宝箱(一緒に作らされた💧)の中には、ほぼ、誰々からもらった宝物、もしくは道端で拾った綺麗な色のプラスチックの欠片。教室に落ちていたしわくちゃになったキラキラした折り紙の切れ端。わたしが買ってあげた、キラキラしたしわくちゃになっていない折り紙は、その宝箱の中には、入っていないのだ。


みんな、

子供が自分で、見つけだした宝物なのだ。



自分で見つける、自分で見つけたい、そこには物語がある。

それを大事に宝箱にしまっているのかな。



西野亮廣さんも確か言っていたかな。

人は物語を欲しがるんだ、というようなこと。

モノは、後から付いて来たオマケの様なもの。(あ、これは持論)


あー。

どうしよー。

宝の地図でも描こうかな。

でもバレるよね(笑)。



20201223    いろいろなないろ

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