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【旅行編③】ハワイ島からの洗礼⁈命懸けの車移動🚗その2

写真は、ヤングドライバーの息子です笑。
キラウェア火山の溶岩をバックに呑気に写真に収まっていますが、この後、すぐ辺りは真っ暗なります(>_<)怖いくらいの暗闇に…ひえぇ💦

※ヤングドライバーとは、アメリカ圏でレンタカーを借りる時、24歳未満の若者が運転すると、ヤングドライバーとして扱われ、料金も跳ね上がるんです。1日につき25$くらいだったから、7日間だと、175$も追加になります😂
そんなぁ〜摂政な!早く25歳になってくれー!と叫びたくなります。

お題に「命懸けの移動」って書いたけど、
本当に命からがら帰ってきたという感じだった。

前回のお話しはこちら⇩


下の地図の中央矢印の道を移動すると距離も一番短くて早いのだか、なんせ、整備もされていない”超超スーパー林道” なのだ。

しかも、日本とは反対の右側通行!

レンタカーもできるだけ乗り入れしないように注意されていた。

ハワイ島の面積は四国の半分くらいあるのです。


上の図の、真ん中を横切る矢印の道を回避して、上回りか下回りルートを使えば、道はきちんと舗装されていて安全なのだが、地図を見ても分かるように、とにかく時間がかかる。

その状況なのに、お腹が減って呑気にご飯を食べてしまい( ̄O ̄;)
ガソリンを入れたりしていたら、出発が午後9時過ぎになってしまった。


距離感が掴めない、全くおバカな

おのぼり観光客のお二人様。

意を決してスタートしたのだが、
現地で降り出していた雨が、更に強く激しくなっていった。

え? 嘘でしょ? 


って、思うくらいの大雨になってきた☔️

山道なので霧も出てきて、ワイパーを最強に動かしてもほとんど前が見えない状態。

どうしよう。。。

もう引き返す訳にもいかないし…

私は、半泣きで手に汗を握りながら前のめりになって運転していた。

すると、前に一台の赤い車が見えた。

近づくと、その車のお陰でライトが二台分になって少し明るさが増して、まるで私を誘導してくれているかのように思える。

だが、その車は、とにかく飛ばす飛ばす。

島の人達はとにかくすごいスピードで走るのだ。

こんな大雨で前も見えないのにどうしてあんなスピードが出せるんだい⁈って思いながら、
もう必死でついていく私。

地元の人は、このガタガタ道や暗さに慣れているのだろうけど…

こんな雨の日にそんなに飛ばさないでよ〜〜〜って心の中で叫んでいた。

でも、この車に置いていかれたら私はおしまいだ(>人<;)

そんな緊張感いっぱいな時、ちらっと隣に座っていた息子を見ると


寝ているではないか〜〜〜〜!!!

ちょっとあんた、
こんな時に寝るんかい⁉️

と思ったが、起こしたり、声をかける余裕もなかった。


実と言うと、息子と私は前の晩に大ゲンカをしてしまい、夜通し揉めていたので、二人ともかなりの寝不足だったのだ^^; 

そりやぁ〜眠いんでしょうよ。

だけど私は、緊張しているせいで眠気を感じないでいられた。

街に近づいてきた頃、私を導いてくれていた車は横道に外れていなくなったが、

赤い車🚘さんよ、ありがと〜
と、心の中でつぶやいた私。

そして、ここまでくれば大丈夫という気持ちで車を先へ先へと進めていくと、

ついに、遠くに街の灯りが見えてきた💡

その灯りを見て、

はぁ〜〜〜っ😮💨

と声がもれ、こんなに嬉しく安堵したのは、
あの時が生まれて初めてだったように思う。

そして、

夜を照らしてくれる灯りの大切さ、
ありがたさをしみじみと
感じてウルウルしてしまった。

都会で生活していると、自然の偉大さを忘れてしまうことがある。

ずっと前に読んだ本に
「夜とは本来、暗くて怖いものなのに、現代人はそのことを忘れている」と書いてあったことを思い出して、ホントにそうだなぁと思った。

この時の反省点は、親子ケンカをして引きずって翌日まで影響を及ぼしたこと。

欲張って無理な計画を立てたこと。

慣れない場所なのに慎重さを欠いたことなどなど。

ハワイ島からの洗礼〜前記事にも書いたけど、その土地に歓迎されると洗礼を受けると聞いた。

だとしたら、ハワイ島は私の問題点を色々教えてくれ、今、色んなことに気がついて改善することで

「大難が小難で済むように」

導いてくれたのかな〜なんて思う。

【本日の締め】
自然が教えてくれることって
厳しくもあり優しくもあり、
とにかく偉大な教えなのだ♪

これが、今年最後の投稿になります。
今年も大変お世話になりました。

来年も、どうぞよろしくお願い致します✨

追伸:年末は忙殺されておりまして、なかなかnoteに来ることが出来ずでした(~_~;)お正月に英気を養って、また復活したいと思います。

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