あなたが舞うのを追いかけて

慌しい日々の中に

ほっと一息つけるときがあるとしたら

こうして、筆に向かっているときかもしれない。

コーヒーの沸く音や、湯気に癒されるのではなく

わたしは、書きものをすることで

心の安定を図っているのかもしれないと想う。

言葉は、いつどのような場所でも、

わたしに好意をよせてくれるわけでもないが、

相方のようなものだろうか。

いつも側にいてくれて、

寄り添ってくれている。

けれど、

「書かなきゃ」

の焦りさんが、わたしを否応なしに突き動かしている。

この働きは、どこからくるのだろうか。

答えを運んでくるのだろうか。

自分でも気づかないまま、気づくと楽園にいるのだろうか。

教えてほしい。

あなたが、湯気のように舞って行ってしまわないでと

想いこがれている

わたしの少女心と同じように。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?