NANAKO

兵庫県の山の麓で引きこもりIT系ワーカー。6歳、4歳のおかあさん、旦那さんは木こり。写…

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兵庫県の山の麓で引きこもりIT系ワーカー。6歳、4歳のおかあさん、旦那さんは木こり。写真がすき。【かぞくはアート】それを愛でる日々の垂れ流し。

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87歳と4歳が一緒にお風呂に入ったら。

昭和10年生まれ。姫路の港町で長男として生まれ、家業である魚屋を継ぎ87歳になる今でも現役で店に立つ。 『ようきたなぁ』が口癖のように、いつ遊びに行っても海のような大きな愛情で包んでくれたおじいちゃん。 昔は、頭が良くて働き者で、博識で、とても大きな存在だったおじいちゃんだが、最近はお酒を飲んだことを忘れてお酒がほしいとおばあちゃんにおねだりしては、もう飲んだでしょ?と怒られる。 大きい背中のおじいちゃんは、小さくてチャーミングなおじいちゃんになった。 コロナ禍もあっ

    • 保育園を3つ体験した6歳息子の園生活、これにて完。

      3月31日。 今日は、6歳息子の保育園生活最後の日だった。卒園式が一週間ぐらい前にあったにも関わらず、あまり実感がわかんもんやなぁとヌボーっとしていた。 それが、最終登園日の朝、つまり今日。 「この制服も最後か」「2人揃って登園するのも最後」「このリュックも最後、名札も、タオルも……」と、猛烈にフィナーレ感が出てきて、慌ててカメラを取り出して朝から二人を追っかけた。 思い返せば、彼の園生活のスタートは「酸っぱ」かった。 2歳半、突然知らないところに預けられた彼は、泣き

      • お母ちゃんの生理前注意報発令中

        寝る時間の九時になっても、押し入れであそび回っている子供達。 そこで、雷様(わたし)が降臨。 くぅおららららあああっ! 「もう捨てる!ふとん捨てる!全部捨てるーー!」と、ふとんを捨てる宣言をしながら怒り狂う母。 「布団捨てたらさむくてねれへんやろぅっ……?うわああああん」と泣く息子。 そこに登場した旦那さんがひとこと。 「おかあちゃんはな、生理前はいろんなものを捨てたくなるんや。」 (もはや争点は布団を捨てる発言が妥当か否かに早変わりしている) そして彼の一言で

        • 北欧、暮らしの道具店のインターネットラジオ「チャポンと行こう!」と私の成長

          最近は、「なんか私全然成長してない気がする」と凹んでいた。(定期的に来るやつw) と同時に、なんでこんなにも「北欧、暮らしの道具店」の佐藤店長さんの話を狂ったように聞いてるんだろう、とも思っていた…… 愉快でポップなトークの中で、佐藤さんが時折アツく語る「経営者」「意思決定をする責任者」としての思いが、刺さりまくっていた。 そこで気づいたのが、あぁ私は今、「チームづくり」「組織づくり」「コミュニケーション」みたいな部分に、真正面から向き合っているんだ、ということ。 思

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        87歳と4歳が一緒にお風呂に入ったら。

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        • 北欧、暮らしの道具店のインターネットラジオ「チャポンと行こう!」と私の成長

          倉田真由美さんの言葉に感じたこと。

          学生時代、「だめんず・うぉ~か~」と言われていた私。しばらく倉田さんのご活動を追えていなかったのだが、この度twitterでご主人ご逝去のご報告が飛び込んできてとても動揺した。 「私とは合う人だった」 という言葉がここ数日響いている。 もし仮に、旦那さんが先に旅立ったとしたら、私が思うであろうことがそのまま書いてあるような文章でドキっとした。 我が家の旦那さんは、「付き合いで何かをする」的なことは極力しないし、大人になっても喧嘩して帰って来るし、まず「他人が嫌い」と

          倉田真由美さんの言葉に感じたこと。

          6才息子の初バレンタイン体験記

          「おかあちゃん、ち(血)ぬかれたんやで、痛かったんやで……?がんばったのご褒美ないんかなぁ?(うわぁああああん)」 インフルエンザにかかって4日目。突然歩けない、と言い出した6歳息子の姿に血の気が引いて朝から病院をはしご。(血液検査の結果は正常範囲、安静で様子見ましょうとの診断でほっと胸をなでおろした) 2週間前にもインフルにかかって、治ったと思ったら追いインフル。 「こ……こんなことあるんですかぁ……」と、小児科の先生に泣き事をいう私。ふんだり蹴ったりの息子と一緒にお

          6才息子の初バレンタイン体験記

          仕事論で盛り上がった夫婦の晩酌Time

          本日の晩酌タイムは、2024年の目標に関する進捗確認と、仕事論で大いに盛り上がった。※大抵呑んだら仕事と人生の話になる太陽乙女×山羊座夫婦。 今年脱サラを目指す彼はこういう。 「誰がどう言おうが、俺が必要と思ったらやる。俺がやりたかったらやるが基本や。今はそれを抑えている状態なんや。」 溢れんばかりの俺、俺、俺ー(笑) 逆に私がそんなに仕事の側面で「俺」を求められたら、疲れてしまうやろうなと思う。 自我とは一体…… この発言を聞くだけで、彼がどういう人かがわかると思

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          時短勤務からフルタイムになるのが怖いという気持ちをきっかけに振り返る産後6年の軌跡。

          息子を産んでから、社会的な活動から離れた期間が約2年あった。 それはそれは素晴らしい時間で、当時はそう認識できなかったけど、旦那さんに完全に大黒柱になってもらっていて私の雰囲気といえば、霞を食べて生きている風だったと思う。 たっぷり物事を考えたり、感じたり、発信したりすることにフルコミットできて、その蛹期で生まれ変わったような感覚もあった。 あんなに自分の心を大事に育てられた期間は今までの人生ではなかったし、その2年間で「あなたは感性が素敵だね」と言われることが増えて「か

          時短勤務からフルタイムになるのが怖いという気持ちをきっかけに振り返る産後6年の軌跡。

          突如舞い降りたひとりじかん(ご褒美タイム)に渇望したのは「掃除」だった。

          「今日、子供たち3時ぐらいまで連れ出すわ」 インフルウィークで看病に次ぐ看病で、身体が本調子でない私を気遣ってか、旦那さんがそう提案してくれた日曜日。 あぁ、ありがたい、とりあえず横になろう。としばらく横になり、体を休めたのち…… 「めったにない、ひとりじかんどうする……?行きたかったカフェでもいく……?本でも読む……?みたかった動画をみる……?」 そう自分に問うた結果出てきたのが…… 「無心で掃除がしたい………」だった、というか、気づいたら身体が勝手に掃除をはじめ

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          インフルエンザになって、怒り狂って絶望した話。

          先週から私を含め、家族がインフルエンザになった。インフルエンザとかコロナとか、こういうウィルス系にかかると、一旦メンタルが極限状態にいくのか?崩壊する。(笑) ほんで、強制リセットがかかったかのように身体の細胞が入れ替わる、そんな感覚を覚えることがある。 例に漏れず、今回も荒れに荒れて叫んで泣いて吠えて、忙しかった。(笑) 部屋がなんでこんな美しくないんや、とブチギレたり。(笑) こんなブチギレる?っていうほど、心の中はブチ切れの嵐。「ない、ない、ない、これもない、な

          インフルエンザになって、怒り狂って絶望した話。

          最近の憧れ。2人の女性に見る「なりたい姿」

          色んな方のYouTubeを見る方なのだが最近ズキュンときた方が、ふたりいる。 というのも、最近の私は新しいロールモデルを探している。ロールモデルとは、ときに灯台のようなものになるので、迷ったときや、進む道がわからなくなったときに「そうそう、私はここに行きたかったんだ」と、照らしてくれるような感覚がある。最近は、自分より10ぐらい年上の女性、40代、50代、60代の女性の生き方に猛烈に興味がある。子育てが終わり、どう一人の女性として人生を進めていくのか?みたいなことが気になっ

          最近の憧れ。2人の女性に見る「なりたい姿」

          悲しいニュースが目に入ってきて、6歳息子にその話をした。 「えびやったら良かったのになぁ。えびやったら、腰が曲がっても長生きできるんやで?」 と、いわれて心がゆるまった。 ※きっと保育園でおせちの由来を聞いたんだろう。 彼のこういうところが好きなのだ。

          悲しいニュースが目に入ってきて、6歳息子にその話をした。 「えびやったら良かったのになぁ。えびやったら、腰が曲がっても長生きできるんやで?」 と、いわれて心がゆるまった。 ※きっと保育園でおせちの由来を聞いたんだろう。 彼のこういうところが好きなのだ。

          【2024】やりたいことリスト(2024.01.03)

          やりたいことリスト2024バージョンを作成した。付け足しOk、思いのままに、貪欲に叶えていく。 といってもリストの前に…… 夫婦の中では、すでに我が家の方針と目標が決まっている。割とそれがビックプロジェクトかつ「お互いの夢が叶うか」というかかなり転機になるプロジェクトになるから、まずはそれありきになりそう。 まぁ、ざっくりいえば、大黒柱を交代する、ということだ。 現在の大黒柱は林業会社でフルタイム勤務の旦那はん、わたしは時短社員で家事育児の8割を担っている状況。そこを

          【2024】やりたいことリスト(2024.01.03)

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          お正月

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          歩かなかった人と登れなかった裏山。

          転居後6ヶ月が経過したある日、それは突然だった。草刈り音が鳴り響いた朝。「あらま、キレイになったもんや。」と、ぼーっと家の窓から外をみていたら、「ちょ待って?なんか道がありますやん?!」 草刈りの後、裏山に山道、そしてその奥にはベンチが出現していた。 ちょうど半年前。「この山って入れるんですかね?」と、この家を借りるときに不動産会社さんに聞いたら、「どうなんでしょう?」とのことだったので、登れる山ではなかろう、と判断していたんだが。(それより積雪のこととか、聞くことは他に

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          ひいばあちゃんち

          ひいばあちゃんち

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