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新生活の始まりと『ヘイヘイブギー♬』は心のお守り

趣里ちゃんの笑顔とパフォーマンスが楽しみだった『ブギウギ』が3月29日(金)に終わってしまった! この日に私も仕事を終え、新しい職場での生活を4月1日(月)より開始している。

3月はドラマの終盤に近付くにつれ、転機を迎える自分と趣里ちゃんを重ね合わせて観ていた…お互い新たな旅立ちだよねと。


1.転職後の心のお守り『ヘイヘイブギー』


自分は何かに導かれて昔やっていた仕事に復帰したように感じ、今のところ転職してよかったと思えているけれど、過酷な仕事でもあり、心が折れそうになったら心の拠り所にしようと思っている曲がある。

それは、趣里ちゃん扮する福来スズ子(笠置シズ子さんがモデル)が『ブギウギ』の第25週『ズキズキするわ』のドラマ終盤熱唱した『ヘイヘイブギー』である。

この曲を笠置シズ子さんが歌っていたことは全然知らないけれど、『オールスター男女歌合戦の大トリ』でのスズ子の圧巻の歌とステージパフォーマンスを観て、いっぺんに心を掴まれた。

この歌合戦出演に際し、困惑しながら若手に自分の持ち歌『ラッパと娘』を歌うことを許可し、自分はこの『ヘイヘイブギー』を歌うことを決めたのだった。

大人気でノリのいい『ラッパと娘』を若い子に歌わせて、ステージでスズ子の見栄えが劣ったらどうするのだろうと作曲家羽鳥先生(服部良一さんがモデル)(草彅剛さん)も私も皆心配したけれど、そんなモノはステージを見て吹き飛んだ!


明るく庶民的な人柄と笑顔で、観客をステージに引き込む。

   ♬昔から笑う門にはラッキーカムカム
         あなたも私も笑って暮らそよ~♬

              作詞:藤浦 洸 / 作曲:服部良一

観客との「ヘイヘイ」の掛け合いで 盛り上がりは最高潮に~
他の歌手たちもバックで手拍子、リズムを取り、花を添えていた。

スズ子の長女を誘拐した犯人の父ちゃん(情状酌量?され、後にスズ子宅の植木職人として同居)と息子(長女の初めての友達)も、テレビの前でヘイヘイ盛り上がっていて何だか笑えた。

2.『ヘイヘイブギー』選曲に込めたスズ子の思い


歌合戦出演の前段階で、新進気鋭の新人歌手(昔の大先輩の忘れ形見)より『ラッパと娘』を歌いたいと申し出があり、悩んだ末それを認めてほしいと羽鳥先生にお願いしたスズ子。
そして自分は『ヘイヘイブギー』を歌うと先生に申し出た。

娘愛子も自分と同じように友人に負けたくない気持ちと戦っている。
自分は娘愛子のために『ヘイヘイブギー』を歌いたいと。

  ♬二人で笑って暮らせば、ハッピーカムカム
      センチな唄などみんな忘れて~♬
                 
                作詞:藤浦 洸 / 作曲:服部良一

それは、愛子の父親である夫を出産前に病気で亡くし、親子二人で暮らしてきた日々にも重なる歌詞だ。
夫がいない生活で悲しく寂しいことも沢山あるけれど、センチになどなっていられない現実の生活があるのだ。

「逃げてもええし、立ち向こうてもええ。どっちにしろ人生は大変な道のりや!」

笑って暮らせばハッピーカムカム=福来スズ子の名前がドンピシャの伏線にも顔が自然とほころぶ。

歌合戦での紹介も、『笑う門には福来たる。福来スズ子さん~』だった。

3.『ヘイヘイブギー』はこれからのテーマソング


『ラッパと』もすでに歌って踊って披露している。おばさんの私が。
次は、『ヘイヘイブギー』をどこかで歌える機会があったらいいな。

昔から長年やってきた今の仕事(地域包括支援センターで要支援の方のケアプラン立案)は、高齢者の方の生活にたくさんの笑顔を届けられる仕事だと思っているし、懐かしいたくさんの笑顔が記憶の中に残っている。

そうなれるように関わっていきたいし、長い人生の中でずっと歌っていけるテーマの曲が、『ヘイヘイブギー』だと思う。

これからも歌っていくよ~♬



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