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女性を理解したら月の指名客が230人になった、ちょっと腹黒い元美容師の話

なんであの人あんなに指名客がつくんだ?
なんであの人あんなにモテるんだ?

このnoteは「指名を増やしたい美容師向け」に書いていますが、女性についての生物学や心理学にもとづいて実践したことをお話しているので「ビジネス対象が女性の方」「女性にモテたい方」にも参考になります。

このnoteを読むことで「女性から好意を抱いてもらう接し方」が分かります。

そんな私「ななこころ」はこんな美容師です。

■創るヘアスタイル→普通
■容姿→普通
■トーク→苦手
■カット技術→普通
■月平均の指名客→約180人 (繁忙期は230人)

こんな感じで特に目立った特徴もない美容師ですが、ありがたいことに指名いただけるお客様が月平均で約180人ほどいました。

上記の通り、私にはカリスマ性があったわけでもなく、どちらかというと美容師に向いてないんじゃない?と言われそうな美容師でした。

何か特別なことをしたわけではなく、しいて言えば「女性」という生き物を理解する努力をしたことによって指名数を増やすことができたというのが私の結論です。

なぜそんな結論にたどり着いたかというと、私がスタイリストデビュー(お客さんをカットできるようになること)してから、どうしたらお客さんに指名してもらえるのかを真剣に考えていた時に、ほかのスタイリストたちを見ていつもこんなことを感じていました。

「あの先輩スタイリストはそんなにカットうまくないし、ろくに会話もしていないのに、なんであんなに指名客がつくんだろう?」

「あのスタイリストはカットうまいのに、なんで指名客が増えないんだろう?」

お客さんに指名される為には、技術力のほかに何か秘策があるんじゃないか?

そんなことを考えながら何年も試行錯誤を重ね、気がつけば私自身も単月で最高233名という指名を受けられるようになっていました。

やったことは非常にシンプル。

「女性を理解すること」

女性という生き物を知れば知るほど、女性が考えていることや、求めているものが感じ取れるようになっていきました。

それが感じ取れるようになってくることで、どのような会話をすると女性が安心してくれるのか、好意を抱いてくれるのかなど、女性との「接し方」が変わりました。

女性とうまく接することができるようになったおかげで、美容師として指名数が最高230人を超えましたし、約350人のスタッフがいる中で売上2位にまでなることができました。もちろん私生活でも意中の人と結婚をして、現在も幸せな生活を送っています(自称)

このように、女性を理解することでヘアスタイルに満足してもらうことはもちろん、指名数、店販商品、しいては意中の女性に好意を抱いてもらうこともできてしまうのです。

この内容は生物学や心理学に基づいたものであり、人間としての本質から逆算したものなので再現性は非常に高いと思っています。

いま現在、昔のわたしと同じ境遇にいるあなたがこの記事を読み、美容師ってすばらしい!美容師って楽しい!と輝いてくれれば嬉しいです。

ではでは、

私が考えて実践してきた女性との接し方、ちょっと腹黒い美容師の話をお楽しみください。

ただし悪用はしないでくださいね(^^)

もくじ
1.女性(女性脳)を理解する
2.女性から好意を抱いてもらう
3.女性との会話に「結論」はいらない
4.指名数230人の美容師がやっていたこと
5.まとめ
番外編.店販の売り方(単価アップ)
おまけ.ちょっと腹黒い話
全10512文字


1.女性(女性脳)を理解する

スタンスによってはメンズ客が多いお店やスタイリストもいると思いますが、私を指名してくれるお客さんのほとんどは女性でした。というか戦略的にそうしていました。(のちほど説明します)

つまり、
わたしが最初に考えたのが女性という生き物を理解することであり、「女性とはなんぞや」をつきつめることでした。

女性を理解することで、女性の求めていることが分かるようになるので、非常に高いレベルで満足させてあげることができるのです。

さっそく生物学的な話になってしまうのですが、性別は男女で分かれていても、実は脳には男性脳と女性脳なるものが存在しています。

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