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宝塚歌劇団徹底解説①基礎知識編

皆様こんにちは!
今回は皆様がどこかで見聞きしたことがある宝塚歌劇団について解説します!

マダムのための趣味…なんてイメージは吹っ飛ぶはず!
実は観劇ハードルの低い宝塚歌劇団の魅力に気づいたら、
是非チケットを取ってみましょう!

宝塚歌劇団って?

宝塚の歴史

宝塚歌劇団は阪急電鉄の創業者である小林一三さんによって作られた、
世界でも珍しい「未婚」の「女性」のみで構成された歌劇団です。

一番初めは「宝塚新温泉」という娯楽施設の余興のひとつとしてスタートし、
1914年『ドンブラコ』(桃太郎を題材にした演劇)を上演しました。

2014年には100周年を迎え、いまだ人気は衰えることない
日本が世界に誇る文化の一つになっています。

代表作

まずはよく知られている作品を紹介します。

『ベルサイユのばら』

宝塚といえばベルばら!という方は多いのでは?
男装の麗人「オスカル」や豪華絢爛なドレスは宝塚ならではの再現度です。

『エリザベート』

日本でも大人気で再演を重ねている『エリザベート』を日本で初めて上演したのは宝塚です。

宝塚でも大人気で各組が再演しています。

特徴

宝塚の特徴といえば「女性のみで構成」ということでしょう。
そのため男性を演じる方もいます。
男性を演じる人を「男役」
女性を演じる人を「娘役」と呼びます。

そして主役は基本的に決まった人が務めます。
それが「トップスター」です。
言い換えると、一番の男役です。

現在、宝塚には5組存在し、それぞれに「トップスター」とその相手役の「トップ娘役」がおり、
基本的にはこの人が主役で舞台が上演されます。

そして、一度は見たことがある大きな羽!
これを身につけることができるのが「トップスター」です。
組の顔であるトップスターの責任が羽の重さとも言われます。

5つの組と専科

宝塚には花・月・雪・星・宙(そら)の5つの組に分かれて各地で上演をしています。

各組にトップスターを頂点にして約80名が在籍しています。
組のメンバーは「組子」と呼ばれ、配属されてから基本的に異動することはありません。

組が異動になることを「組替え」と呼びます。
ずっと一緒に切磋琢磨していた仲間の異動なので色々な想いが交錯します。

そして、5つの組に属さない「専科」があります。
いわゆるスペシャリストの集まる場所で、
必要に応じて各組に特別出演をしています。

どんな人達がいるの?

テレビで観るあの人も宝塚出身

宝塚退団後もテレビや舞台でご活躍の方は多くいらっしゃいます。

天海祐希さん…元月組トップスター
真矢みきさん…元花組トップスター
黒木瞳さん…元月組トップ娘役
大地真央さん…元月組トップスター
はいだしょうこさん…元星組娘役

…キリがないのでここまで。

現役トップスターさん

現役のトップスターさんをご紹介

花組…柚香光さん
月組…月城かなとさん
雪組…彩風咲奈さん
星組…礼真琴さん
宙組…真風涼帆さん

みなさん、各組を代表する方ですので人を惹きつけて離さないのはもちろん、
それぞれの特色が活かされており、その違いも面白いポイントです。 

どうでしたか?
特徴ある劇団ですので、まずはネットや本から色々な魅力に触れ、
是非劇場を訪れては如何でしょう?

お読みいただきありがとうございました!

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