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お笑いのこと

最近は自分のルーツを知るため、色々振り返ったり、好きなモノを記録したりしている。
その一環で今日はお笑いのことを。

去年あたりから、お笑い熱がムクムクと出てきた。
お笑いライブに行ったり、芸人さんのラジオを聴いたり、YouTubeを観たりしている。
子どもの頃はお笑いが好きだったのだが、最近はめっきりだった。

お笑い好きだった子ども時代

小学6年生

小学6年生に上がる前の春休み、親友と呼べる友達が転校してしまった。
私の生涯で唯一「親友」と呼べるほど仲が良く、同じスイミングスクールに通い、放課後はドラゴンクエストモンスターズ『テリーのワンダーランド』で対戦をしたり、毎日が楽しかった。アツアツだった。
そんな友達がいきなりいなくなる。ある日いきなり。
当時はメールもないLINEもない。
もう会えない。
小学生にとっては、絶望といっても過言ではない。

他に友達はいたが、毎日の虚無感がすごかった。
退屈だった。
その影響からか、深夜のテレビ番組を観るようになる。
その頃観ていたのは、『爆笑オンエアバトル』とコントをやっていた深夜時代の『はねるのトびら』、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』だ。
爆笑オンエアバトルにはなわが出ていた頃。まだ誰も知らない佐賀の歌を、家族の前で歌っていたら、「何その歌(笑)」と言われた記憶。

親友を失い、退屈だった毎日。
これらの番組は、ものすごい刺激だった。
お笑いの虜になった。

ゲオにダウンタウンのビデオを借りにいった。
コント番組『ごっつええ感じ』や漫才が入っていた『ダウンタウンの流』。
今田・東野・130R・ココリコが出ている『ヴィジュアルバム』。

そりゃあもう面白かった。
とにかく刺激がほしく、昔のボキャブラ天国のビデオとかも借りたっけ。

中学時代

この頃は、オンバト、ガキの使い、はねトび、ワンナイ、
中川家やシャカ、ホームチーム、長井秀和が出ていた『感じるジャッカル』という番組を観ていた。
録画して、土曜日にひたすら観ていた。
深夜ラジオを聴き始める。
松本人志・高須光聖の『放送室』、伊集院光の『深夜の馬鹿力』

ガキの使いでは、笑ってはいけないシリーズ第一弾の温泉旅館がオンエアされ、録画したビデオが擦り切れるまで観た。何度観ても、今夜が山田のところでお腹が痛くなるほど笑った。

ごっつええ感じのDVDシリーズが発売され、お年玉で買った。
松本人志『遺書』をブックオフで買って読み、ダウンタウンに傾倒していた。
M-1も初期の頃。

その後

高校受験になり、テレビやラジオは止めてしまった。
高校に入学した後は、深夜アニメにハマって、お笑いを観ることはなくなった。見ていたのはガキの使いくらいだった。
大学生時代はニコニコ動画全盛期で、お笑いに関心が向くことはなかった。
あまりテレビが入らない地域だったので、ガキの使いも見なくなった。
漫画ばかり読んでいた。

社会人時代

お笑いはまったく観ず。多くの人が観ているであろうM1も観ず。
この時代は漫画・アニメ、そして声優アイドルのゆかりんにどっぷり浸かっていた。

2018年あたりから、映画や演劇を観るようになった。
2020年に中尾広道監督の『おばけ』という映画を観た。
東中野の映画館『ポレポレ』で。
映画のなかで、お笑いコンビ「金属バット」が声で出演していて、主演の行動にツッコミを入れるのだが、これが面白かった。
金属バットの漫才を観たりした。
それでも、そこまでガッツリお笑いを観ることはなかった。

春とヒコーキ登場

2021年夏。コロナ禍。
ABEMAで、結婚とかモテるモテないの番組がYouTubeに表示されていて、観てみた。
お笑いコンビ「春とヒコーキ」のぐんぴぃが出ていて、ぐんぴぃが、ひろゆきとか、よくわからないTwitterの人にボロクソに言われるという超胸クソ番組。
特になんかよくわからないTwitterの女が、自分は全く面白くもないのに、ぐんぴぃのことをボロクソに言っていて、ものすごく不快だったのを覚えている。
メガネをかけて太っていて、髪型もそんなにかっこよくなく、まぁモテないだろうなというぐんぴぃ。
あまりにも皆から一方的にボコボコにされるので、心の中で、「頑張れ、負けるな、頑張れ」と思った。

それから1年くらい経った2022年。
YouTubeでひとつの動画を見ることになる。

お笑いコンビ「春とヒコーキ」ぐんぴぃの自己紹介ともいえる動画だ。
トークが面白すぎて、昔の動画も一気に見た。

この人は、お笑い芸人で、昔街頭インタビューで「バキバキ童貞です」というフレーズを生み出してバズった人であることを知った。
あの胸クソ番組のABEMAに出ていた張本人であることも知った。
それから春とヒコーキのYouTubeを見てラジオを聴いた。

相方の土岡氏もめちゃめちゃ面白い。ツッコミのワードセンスがある。
この落語とかすげー面白かった。

今年は、春とヒコーキの単独ライブにも行った。

ちょっとジョブズっぽいぐんぴぃ
土岡氏

それから~今

春とヒコーキを追いかけていくうちに、ぐんぴぃとルームシェアしていたサスペンダーズの古川さんを知って、サスペンダーズのコント面白いなと思った。
『復讐のバーベキュー』というネタが好きだ。

お笑いライブにも行くようになった。
初めてお笑いライブに行った。
西新宿のナルゲキや、ぐんぴぃや古川さんの同居人である木田さんのコンビ「ガクヅケ」のライブに行ったりした。
ルミネで金属バットも観たよ。

今は、たまーにお笑いライブに行ったり、ラジオを聴いたりしている。
サスペンダーズの大学時代の盟友、永田敬介さんを知った。
元々スパナペンチというコンビで活動されていて、今はピンで活動している。
スパナペンチといえばそれはそれはすごかったらしいが、その頃私はお笑いを全く観なかった時期なので、その頃のことは知らない。

が、この永田敬介という芸人、面白い。
こいつはヤバいぞ…!と思った。
漫談スタイルなのだけど死ぬほど面白い。
これとか↓

stand.fmで『永田敬介の絶望ラジオ』というラジオがやっているのだが、これは芸人「永田敬介」を堪能できるのでオススメだ。
毎週日曜日の22時更新で、これがねーホント面白いんですよ。
心の支えになっている。

そんなこんなで、ここに来て、長い時を経て、お笑い熱がぶり返してきた。
ここまで名前をあげた芸人さんは、アラサー、30代前半くらいで、自分と同世代で価値観とかも合うから、応援したくなるのかもしれない。
ライブとかラジオとか生活に取り入れていこう。

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