女性疑似体験記

皆さんこんにちは。
このnoteは、書いての通り、女性の人生を疑似体験するためのものです。

さて、今、西武そごうの広告が話題になっていますね。

一部の意見をまとめると、男女差別の現状の問題を無視して解決したふりをしているのではないか?と言っております。
多くの男性も女性もこのことについて言及しています。Twitterから少々引用させていただきます。


では、この話題を受けて、私たちは何をしなければいけないのか?
次の話題に進むべきです。この広告において、無視された現状の問題とはなんなのか、見つめ直し考え、行動に起こしていくべきではないでしょうか?

まず、問題を考え、行動を起こしていくために、「思考力」が必要です。
知人に、「思考力」とは「経験量、知識量、思考体力」この3点で構成されると言われました。

この記事は全ての男性に読んでもらいたいものです。
なぜなら、男女差別の問題を考える時に、男性は「差別された経験」というものがないからです。このnoteはあなたに経験量を少しばかり与えるものです。

性差別の経験について語るとき、男性はいつまでも当事者になることはできません。経験することができないから、自分でわざわざ学ぼうとしない限り知ることもできない。 『私たちには言葉が必要だ フェミニストは黙らない』よりp37(以下引用文すべて同本より) 

このnoteによって男性の経験量のなさを少しでも補うことが出来れば良いと思います。だから、1人でも多くの男性に読んでほしいのです。

女性差別について考える時、「俺は女性差別をしていないから関係ない」
という人がいます。それこそが差別なのです。
「いや、男だって大変なんだよ」という人がいます。それこそが差別なのです。

この記事は、差別の被害を受けている女性の1人であるわたしが、「助けて」と訴える記事です。ここで、「いや、俺は関係ない」と思い、タブを閉じてしまうことは、いじめの被害者から相談を受けて、「いや、俺は関係ない」という「いじめの傍観者」と同じです。「いや、男も大変なんだ」というのは、「いじめの相談を受けているのに、なぜかその話を真剣に聞かず、自分の話を聞いてもらおうとする」ことと同じです。

ですから、どうかお願いです。

なるべく多くの男性にこの記事が読んでもらえますように。最後までタブを閉じずに読んでください。

今回のわたしの話は、ちょうど「#クリスマスに若者に本というに投資」を というムーブメントで岩井純一さんからいただいた『私たちにはことばが必要だ』という本を読み、男女差別について再考していたところ、西武そごうの件が炎上したことから起草しています。

まず、岩井さんに心からの感謝を。

今、男女関係なく、個人の時代だとか、フェミニズムじゃなくてヒューマニズムだ、なんてことが言われます。

そして、それがおかしいということが、西武そごうの広告で明らかになったのです。

特に気をつけてほしいのが、この「一見まともそうなことば」を口にする人 p97

「男女ともに責任がある」p97

「男女ともに非があると認めて、これ以上の葛藤は起こさないようにしよう」p97

今回、西武そごうの広告で、ようやく、これらの言い分がおかしいということに気づいたのです。
そして、いつのまにかこんなことを私も時に口にしていて、それは実は私も気づかないうちに男女差別を受けていたことが原因だったからだということに、やっと気づいたのです。
いや、気づいていたのに、怖くて気づかないフリをしていたのかもしれません。

わたしは性教育やライフプランニング、ジェンダーに関心があり、今まで色々な発信をしてきました。
今となっては、「ななみん色々と行動しててすごい!」と認められるようになってきましたが、

その過程で、見ず知らずの人、大学の友人から
「あぁ、あのフェミニストね(苦笑)」
「なんかななみんの言っていることは論理的じゃない気がするな」

そんな風に言われていることもありました。

「強く今までの差別経験を語ったり、どんな差別があるか話しても、
全然社会は変わらない。それに男性にも辛いことがある。やり方を変えないと。」

そう思っていました。さらには、

<女性はもちろん大変だけど、男性の不満にもある程度は耳を貸しましょう>的に話を終えると、なんだかいいやりとりができた気すらしたものです。p157

そんな風に思ったりもしました。

でもどうして、私は「こんな差別があるから解消してほしい、みんなに知って欲しい」と言っただけで、「あぁ、あのフェミニストね(苦笑)」と言われなければならなかったのでしょうか?

この言葉の裏には、「女のくせに自分の権利をなぁなぁと主張しやがって。」
そんな気持ちが言葉の裏に隠れていませんか?

「ななみんの言っていることは論理的じゃない気がする。」
そもそも、差別なんて、論理的に行われることではないことを、どうしてわたしは論理的に説明しなければいけなかったのでしょう。

これこそが差別だったのに、「これではダメだから、もっと優しい伝え方にしよう」どうしてそう思ってしまったんだろう。

無知のまま暮らしてこられた彼は罪悪感を持つべきで、その罪悪感を私が勝手に軽くしていいはずがない。p163

そうだ、私はただでさえ差別によって、怖い思いをしたり、嫌な思いをしたり、不当な扱いを受けたのに、それだけで十分辛いのに、その経験を話して、「それはお前が悪かったんじゃない?」なんて言い方をされることもあるから、そんなことを言われるのも傷つくから、なるべく優しく話してる、でもどうして私はそこまでしなければならなかったのだろう。

それでも、私はこれからも、なるべく優しい方法で、色々な問題にアプローチしていこうと思います。

ただ、その裏で、そもそも性差別といういじめの被害者なのに、いじめられたことを受け入れて、本当に思い出すのも嫌なのに、時たまフラッシュバックして考えずにはいられなくて、自分で乗り越えて、だれかに優しく説明しようとしている。そのことをわかってほしいのです。
そんな私の事情だけでなく、多くの女性が「こんな自分の経験を言ってもどうせわかってくれない」「お前が悪かったんじゃないの?」そんな風に隣の男性から言われることを恐れているのではないかと思うのです。世の中こんなにもセカンドレイプ等蔓延っているんだから!

あたなの周りに1人でも女性がいるのなら、無意識にこれ以上誰かを傷つけないように、いじめの傍観者でいないようにしてください。

もう一度お願いです。どんな男女差別といういじめを受けてきたのか、ちゃんと説明します。今から話すので、タブを閉じないでください。
ここでタブを閉じることは「いじめを受けているんだけど、、」と声をかけられて無視するのと同じです。

ここから、私がどんな差別を受けてきたのか話そうと思います。

<ここで、この記事を読んでくださっている女性の皆様へ>
ここから先を読むことは、私の差別経験に呼応して、自分自身が差別された経験がフラッシュバックして、苦しくなることがあると思います。私自身、『私にはことばが必要だ』を読んで辛くなってしまいました。この本はどのように差別してくる人に対応するのかのハウツー本のようなもので、女性の味方になってくれる本です。そのため、心が救われもしたのですが、様々な事例として男性に言われる可能性のある心無い言葉が書いてあったので、色々な被害を思い出してしまったのです。もちろん女性にもこの記事は読んでもらえたら嬉しいですが、あなたの被害にあった記憶がフラッシュバックしてしまう可能性があります。あなたを傷つけたくありません。女性の心が少しでも軽くなるように、別の記事をまた書きますね。ぜひそちらを読んでください。フラッシュバックが怖い女性はここでタブを閉じてください。

\追記:書きました/

こちらに避難もできますよ!

そもそも、私たち女性には黙秘権があります。
現に、私の友人が何人か、「この問題について言及するべきだけど、なんて言われるかわからなくて怖い。」と相談に来てくれました。
そう、彼女たちはこの問題と戦おうとしているのです。
何度も言いますが、何が怖いって、
「それはお前が悪かったんじゃない?」「あんま男だから男女差別とか考えたことないや」とわかってくれず、むしろ傷つけられることです。
すでに傷ついているのに、それを勇気を持って話したのに、蔑ろにされる可能性を恐れています。あなたは男性というだけで、無意識に女性を差別してしまう可能性がある。まずはそのことを自覚してください。

男性の皆さんは絶対にここでタブを閉じないでくださいね。傍観者でいないでくださいね。

「なにもしていないのに差別主義者と汚名を着せられた」と文句を言う人がいますが、その汚名は、あえて抜け出そうとしてこそ、そぐことのできるものです。「どうせ社会は変わるはずはないんだから」と社会を変えようともせずに、差別主義者と言われてくやしがるのはおかしい。という話です。p60

このnoteを読むことで、全ての男性が、あえて汚名から抜け出すことができるように願います。

さて、ここで1つ、質問をします。あなたはどちらですか?

①性別による不平等はあるし、なくなるべきだ。②性別による不平等はあるけれど、なくなってはいけない。またはどうでもいい。 p46

ここで、多くの人が①を選ぶと思います。でも、ここで①を選んだ人の中でも、無意識に差別している人がいるのです。
ここでは①の方をフェミニスト②の方をセクシスト(性別差別主義者)と呼びます。

「いや、フェミニストはちょっと。。。」と思う方もいるかもしれません。わたしもそうでした。5日前まで。でももう一度言います。「フェミニスト」であることを恐れることは、他者から「あいつは枠から外れた自己主張の強い女に加担している」と思われるのが怖いのです。そう、わたしも枠から外れた女性として認識されたくなくて、いつも「いや、フェミニストじゃないけど、、、」と言っていました。
まず、これこそが差別だと認識してください。
①を選んで、フェミニストではないという理論は成り立たず、結局枠から外れた女性を差別するあなたはセクシストということになります。それはあなたの自由ですが、セクシストならセクシストと認めましょう。

では、いよいよどんな差別が世間に蔓延っているのか考えていきたいと思います。

「言葉には直感だ。直観がないなら模倣して学ぶしかない」「フェミニズムも言語とおんなじじゃないか」p17

女性として生まれた私たちは、すでに直観を持っています。だれかの発言や質問になぜか心がざわついて、なんだかおかしい気がすること、それがまさに直観なのです。p17

そう、男性の皆さんは直観を持っていないんです。簡単に無意識に女性差別をしていることがあります。つい昨日、インターン先の友人の発言が女性差別的な発言だったので、それを指摘したところ、本当に本人は無自覚で、ただただ反省していました。直観がないなら、思考力を培う上での経験量がないのなら、直観も経験量もある女性から、その分たくさん学ぶしかないのです。

読書や映画鑑賞など、知らない世界を間接経験できる方法はいくらでもあります。p44

この記事が映画や読書の役割を果たしてくれたら嬉しいです。

まず、こちらをみてください。

こんなことを女性に言ってしまった経験はありませんか?
韓国人女性の著書なので兵役について触れていますが、日本と韓国は違うなんて言わないでくださいね。

少なくとも私はこれだけ言われた経験があります。

p20、21より

もう一度お願いします。ここで、「俺は言ったことがないから関係ない」とタブを閉じないでくださいね。

あなたがこれらの言葉を言ったことがなくても、あなたの隣の女性はこれらのことを言われることを恐れています。また、あなたは本当に「男女差別はなくなるべきだし、、、」というのならば、「いや、男も大変なんだよ、」と言葉を続けるのではなく、まずこのように女性が傷ついてた経験を勇気を持って話しているのに、その勇気を踏みにじり、さらに傷つけてくる人を、同じ男性からなくすように努力してください。そして、今から私が実際に受けてきた数々の差別を話しますが、読み終えた後私に対してこれらの言葉を使わないでくださいね。そのために、タブは閉じないでくださいね。

男女差別というものを、わたしは
①女性を自分で考えることのできないようなモノとして扱うこと
②女性だからという理由で劣ったものとみなし、選択肢を奪うこと
この2点だと考えます。

この男女差別を、見知らぬ人、家族、学校の先生、高校の同級生、大学のクラスメイト、色々な人から受けてきました。

ええ、きっとこの記事を読んで、自分が加害者だったと気づく人はいるでしょう。そして、私が気づいていないとでも思っていたことが実はちゃんと私が把握していることに、私の身近な人は驚くかもしれませんね。自分が加害者だと認めることは勇気がいることですが、事実です。

二人の仲がいいことと、相手があなたへの社会的差別を認めることとは、まったく別の問題です。p41

そして、私自身に差別をしてはいないあなたも周りのほかの女性にしてしまう可能性があることを自覚し、そして行動を起こさないことはいじめの傍観者と一緒だということをわかってください。目を逸らさないでください。
そして、これだけの性差別を口に出すわたしも勇気が必要だったということを念頭においてください。

_____________

小学2年生の時、帰り道に友人と2人でいたら、突然下半身を出した男性が現れた。
_あの時1人だったらどうなっていたんだろう、レイプか、殺されるか、何されてたかわからないな、、

中学生の時、おじいちゃんに「お前は長女なんだから、地元の大学に行って、地元でお婿さんをもらって、継げ」と言われた。
_どうして地元に「女の子だから」という理由で残らなきゃいけないの?女の子は結婚したら普通は男の子の苗字になるから、うちには女の子しかいないから、釘を指すようなことを言うの?

高校生の時、学校の先生は「男の子は部活が終わっても伸びる」「女の子は地元の大学でもいいけど、男の子はもっと勉強しなくちゃね」と言われた。
_どうして、男の子だからっていう理由で成績が伸びるの?もちろん、女の子で地元の大学を選択している友達もいるけれで、どうして「それでもいいけど」みたいな言われ方をしなきゃいけないの?

高校生の時、自転車で走っていたら、後ろからゆっくりとしたスピードの原付がきて、立ち漕ぎを始めた瞬間に、隣についてきてお尻を触られた。
_自転車通学だから、痴漢には遭わないって思ってたのに、どうしてここまでしてくる人がいるの?

高校生の時、この原付痴漢について話したら。同級生に「お前でも痴漢にあうことあるのかよ!」と言われた。
_痴漢にあっただけで怖かったのに、どうしてそんなことを言われなきゃいけないの? (追記:こちらは男性が性暴力を受けた場合も起こることですので確実に女性差別とは言えないと思いました。ただ嫌な思いをしたことは確実であること、また痴漢行為をされる確率が女性の方が高く、このように言われる確率も高いので女性の気持ちを体験する一例として残しておきます。)

高校生の時、文化祭の準備の最中、公園で撮影をしていたところ、近くにいた子どもを同級生が泣かせてしまったので、私が屈んでその子をあやしていた。その時、同級生がその様子を写真に撮っていた。屈んでいたので、胸元が心配だったけれど、子どもの写真を撮っているんだろう、自意識過剰だろうと思っていたら、仲が良い男友達から、「お前の胸の谷間の写真出回ってるよ、気をつけろよもっと」と言われた。たしかに、翌日昼休み、「あれ見た?」という声と一緒に私の名前が呼ばれたような気がした。「消すように頼んでよ」とお願いしたら、「嫌だよ、俺が何言われるかわからないじゃんそんなことしたら。お前だって立ち位置がなくなるよ」と言われた。
_よく考えたら盗撮なんて犯罪なのに、どうして私が我慢しなきゃいけなかったんだろう。どうしてそれを教えてくれた男友達も犯人に言えなかったんだろう。責められるべきは盗撮した方じゃないの?

高校生の時、同級生に「お前みたいな、自分より頭がいい女と付き合いたくない」と言われた。
_どうして女の子だと、頭がいいと恋愛対象にならないの?女性より上の立場でいたいっていう、差別的なプライドじゃないの?

高校生の時、帰り道突然男性に「すみません!」と呼び止められたので、道を聞きたいのかと思ったら「靴下売ってください」といきなり言われた。
_どうして見ず知らずの人に靴下をあげるの?なんでそんなことを言うの気持ち悪過ぎる。

大学2年の時、グーグルマップを開いて立ち止まっている時に見ず知らずのおじいちゃんから、「どこの大学?」と言われたので、地元で地域の人と話すのが当たり前だった私は、このおじいちゃんも話し相手をしてあげるべきかなと思っていたら、いきなり「まんこびしょびしょ?」と言ってきた。
_どうして見ず知らずのおじいちゃんにこんな気持ち悪いことを言われなきゃいけないの?どうしてそんな年を取ってまでいつまでも女性差別をするの。

大学3年の時、男女差別について話していたら、「でもお前は可愛いから得してるよ」と言われた。
_私が受けた差別と、私の顔はまったく関係ないのに、どうしてそのことについて言及するの?それに、可愛いから得してるって、結局「男性が選ぶ女性」って視点でものを話してるじゃん、それこそ私を差別するしてるんじゃないの? (追記:おそらく、これが女性差別なのかわからなかった人が多いと思います。この状況は、「私が男女差別について話しているのに」容姿に触れられたことが問題で、女性差別の体験を受け止めるつもりはないという態度+容姿差別をされている、という状況で、差別が複合されているのでわかりにくかったとおもいます。)

大学生になって将来のことを相談すると、「女の子だから、子どもを産むことを考えて将来設計しないとだけど、、、」と言われた。
_どうして女の子だけが考えなければいけないの?子どもってパートナーがいないと成り立たないんじゃないの?それに、男性にも妊娠適齢期はあるのに、どうして女性の体のことだけ言及して可能性を奪うの?

大学2年生のとき、2週間だけ付き合っていた人がいた。告白されたので、承諾したけれど、ある日彼の友人が私に酷いセリフを吐いたので、泣いていたら、それを謝ることもせず彼は私の体を触ってきた。やめてって言ったのに、やめてくれなかった。セックスをしてそのあとすぐに振られた。私が友人のことで泣いたからって。じゃあやめてって言ったのに、どうしてセックスを強要したの。セックスをせずに振ればよかったじゃないか。
その人に同意のないセックスを強要されただけでなく、クラスの飲み会で突然「そんなんだから“やり捨て”されるんだよ」と言われた。なんで出回ってるのかと思って◯◯に聞いたと言われたので、◯◯にラインしたら、「傷ついたならごめん、でもその判断基準がなかった」と言われた。あろうことか、当時の私は「謝ってくれてごめん」なんて言っていた。その飲み会で、「女としての価値が下がるよな」なんてことを言われた気がするし、自分も言った気がする。

_どうして、合意のないセックスを私はしなければならなかったんだろう。そんなの怖かったから。力で敵わないから、当たり前じゃないか。どうして、学内で「ななみんやり捨てされたんだって。」って出回るんだろう。どうして「××って男が女性を泣かせてしかも嫌って言ってるのに、無理やりセックスしたらしいよ。」って言ってくれなかったんだろう。どうして私が“やり捨てされた女“認定をされなきゃいけなかったんだろう。しかも、それを私が聞いてどうして「傷つかないだろう」なんて勘違いする友人がいるんだろう。悪いのは彼なのに、どうして私の悪口になっているのだろう。女性は<清潔>でなきゃいけないから?どうして、性が乱れてるようで女の価値が下がるなんて言われたし思ったんだろう。

______________

思い出せる範囲ではこれくらいです。今回色々な「現状の問題をなかったことにしている」という意見をTwitterのTLで見て、たくさん考えて思い出してしまったこともたくさんあります。高校生の頃胸の谷間の写真を取られたことも、いわゆるやり捨てをされたことも覚えてもいなかった、いや覚えていたかもしれないけど、意識化になかった。思い出したくもないんです。でも一回経験したら、もう無理なんです完全に忘れるなんて。

男性の皆さんには共感できないかもしれませんね、これだけ私が嫌な目にあっていても。これらの経験の中で身近な親友にも言っていなかったことがたくさんあります。

ただ、共感できないからって、無視するのはもうやめてください。
私の胸の谷間の写真がとられたり、やり捨てしたと言われたり、いきなり知らない人から卑猥なことを言われたり痴漢をされたり、「女の子だから」というもの言いをされるのは、「私が女だから」という理由以外にどんな原因があるんですか?これが女性差別じゃないのなら何なのか教えてください。

もちろん私がした話は女性の1人としての話。n=1の話です。
「お前みたいにこんな被害に遭うのはお前の人間性の問題じゃない?」と言わないでくださいね。セカンドレイプなので。

でも私にこんな思いをさせた男性たちは、女性なら誰でもよかったのではないでしょうか?胸の谷間の写真や卑猥な言葉をかけるには、別に私じゃなくてもいいですよね。電車で毎日誰か私以外の女性も痴漢に遭っています。

これは、n=1だけれど、「なかったことにされている問題の現状の一部」です。

あなたの思考力のうち、絶対に身につけることのできない「経験量」を少しは補なそうでしょうか?

もう私はこの体験を記すだけで、体力を、心を消耗してしまったので、間違ってでもセカンドレイプをしないでください。

最後に、「いや男も大変なんだよ」、「君の経験は男女差別と言えないものもあるんじゃない?」という問いにお答えしましょう。

(字が汚くて申し訳ないですが、、、)

男性の苦労は「優位に立っている」からです。そして、その優位性における苦労は女性のせいではありません。
育休が取れないとか、お酒を飲まされるとか、そういった苦労は女性のせいではなくて、男性優位な考え方を持っている男性や女性、つまり男性優位な社会にに強要されるからではないでしょうか?女性に「男も大変だよ」なんて言ってその問題を解決しようとしないのは本当にトンチンカンな責任転嫁です。

そうだとするならば、男性と女性は一緒になって、この男女差別が存在する現状を解決するべきではないでしょうか?

始めに言ったように、私はこのような問題を「優しく」伝えようとしていますし、強くいうと、「男女の対立を引き起こしている」なんて言われ兼ねないものです。でも、この対立を生み出しているのは女性ではありません、むしろ対立の状態にすらできていません。

これが現状だと思います。

さぁ、見て見ぬふりをしないで、現状の問題をなかったことにしないで、思考力に必要な経験量を見て、読んで補いましょう。

あなたはこのnoteを読んで、口出しできないような嫌な気持ちを覚えたかもしれませんね。

でも、本当にあなたの口出しは必要ないんです。「事実の認知」を本当の意味で今回しただけなのですから。

そもそも差別というか区別は必要だとか、女性差別の原因はなんだとか、そういう問題設定と解決は認知の後に発生するものです。そしてその話をあなたとするかしないか私は自由に決められます。

このnoteを最後まで読んでくださってありがとうございます、とは言いません。
今やっと、あなたは傍観者ではなくなったのですから。
差別を受けてきて、それを説明するのも苦しいのに、ただこのnoteを読むだけで、「ありがとう」と言ってもらえるなんてそれこそ不平等ではないでしょうか?「ありがとう」と言ってもらえるときは、この現状ないとされていた問題が本当になくなるまで一緒に戦い抜いた後でしょう。

今回の西武そごうの広告が提示した問題を一過性のものにせず、現状に向き合って解決していきましょう。

最後に、私の心を軽くしてくれた『私たちにはことばが必要だ』著者イ・ミンギョンに心から感謝を。


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ななみん

MY FAVORITE

素敵なクリエイターさんたちのノートの中で、特に気に入ったものをまとめています。

コメント36件

思いました
井田さん、読んでいただき、女性差別撤廃条約を読んでみてください!差別の定義が書いてあります。
分かりました。
検討します
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