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MyGOのZeppツアーが始まるので各曲のエモい音をおさらいしてみる

バンドリ12thのMyGOライブでZeppツアー「彷徨する渇望」の開催が発表されました。

羽田→福岡→大阪→名古屋の飛行機旅行PVでうああああああ!ああああああ!!!って叫んだのが懐かしい。

このnoteでは、
"浅い楽曲派オタク" である僕が各曲に関して「こういう音が聴きてぇ」って思っている推しポイントを書き下します。
東京行きの新幹線に揺られながら、内容を絞って書きます。

オリ曲(迷跡波) 


まずは分かりやすく、迷跡波の収録曲をアルバムの曲順に書いていきます。

迷星叫

イントロからサビまで緩やかな坂を上るようにボルテージを上げていき、サビの入りの
僕の「た」め
で一気に頂上に到達するダイナミクスが好きです。なのでオタクは1Aで手を叩くな。ここで控えて起伏を作るからサビが聴き映えるのであって…。

あとは2Aの「推奨しないでくれ」を強く歌った後に2Bで一回音を引いて、溝を作ってから急発進する展開が1番と違ってて好き。

壱雫空

溜めて溜めて解放…
言わずもがなエモの塊なので今更書くことない気がします。1サビの溜めが狂おしいほど好き。
あと大サビに向かう展開も好きですね。「いまこの雨が上がってく」の歌詞にドラムが合ってて、大サビ以前の詞と音を拾い上げて "満を持して雨が上がる" 展開になってるのが美しいとおもってます。

碧天伴走

碧天伴走はMyGO特有の尖りを無くしたオールAの曲って思ってます。トリ以外のどこにでも入れられる使いやすさがあるので、ツナギ役を担わせることもできるし碧天伴走を立たせるセトリにもできる。
曲の中身については…………実は脳死で楽しめるバカソングだったりします。飛ぶぞ飛ぶぞ。

影色舞

振って回って叩け!!!!!
己が思う最強の楽しみ方を隣同士で押し付け合いつつサビでは心ひとつに手を振るのが好きです👋
この曲はサビ終わりの上ハモリが聴きてぇなと思ってます。ちょう↑ぜんてき〜

5.歌いましょう鳴らしましょう

これ、Zeppでは別の一般曲が流れてるでしょうけど、バンドリのナンバリングライブでライブ前に流すべき曲ランキング1位です。
「だから少し "ボリュームを上げるの"」で一気に音を上げて暗転してライブ始まるやつやりたい。
実際ここのワンフレーズで音の強さが不連続にガコっと1段上がるんですよね。生音の演奏でここのギアチェンが足りてたら絶頂します。

潜在表明

ポエトリーが3rdからは別モノになってるのは今更書かなくてもいいとして、この曲で聴きたいポイントはサビ前~サビのハモリです。

「僕の声を "抱えて歩いた"」のところは立希が強めに下ハモリの音を出してて、
「太陽にあぶり出される」のサビ入りで上ハモリも増えて音がとんでもなく分厚くなってます。
サビの入りで鳥肌が立つのはここのハモリが決まった証拠で、短調から長調に切り替わるの相俟って音がめちゃくちゃ感動的になってます。録音でも生音でもいいからハモリの音を上げてほしい。本当に。

あと落ちサビの
「この痛みがあるのなら」のとこ、ライブによっては
「この痛みがあるの↑なら」の音型を
「この痛みがある↑のなら」にしてたりもしてて、
たまに音型にアレンジが入るのも面白いですね。

音一会

冒頭がMyGOの曲で一番騒がしいの好きすぎる。
ズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッ
ドタドタドタドタ
デレレレーデーデーデレレー
4thでの発表時のテンションと結びついて入りがめちゃくちゃ好きになりました。お渡し会のときも音一会のイントロでスピーカーのほうをよく振り向いてました。

あとはアウトロの「うぉーおーおー」、皆で歌いましょう。

春日影(MyGO!!!!! ver.)

アァッ

9.詩超絆

ウゥッ

迷路日々

8分の6拍子と4分の4拍子の切り替えが音ゲーすぎてサイリウムの海が荒波になりがちな曲。
2番の3連符で行進曲っぽくなるのが「迷子でも進め!」のスローガンに合ってて好き。
ガルパリリース初期にハロハピの『えがおのオーケストラっ!』で気持ち悪い笑顔を作ってたのを思い出します。


無路矢

4thの初演で見たMVに脳を焼かれてるだけかもしれないですが、イントロのコーラス、
ピアノ系じゃなくフォルテ系のほうが絶対いいと思ってます。少なくとも前小節のギターとベースに負けないくらいには。

イントロは後ろで待機してる要楽奈の荘厳な音を空間に通すための場作りになっているべきで、コーラスが足りてないと楽奈がフルスペックになれないのです。
つまり何が言いたいか。
コーラスの音を上げてくれ………。


名無声

迷星叫とボルテージの上げ方が違うのが面白いです。
迷星叫は、1番が単調増加になってて、2番で少し落とし、落ちサビで一度落としつつもシームレスに大サビに移行する展開。起伏を時系列グラフで表したときに軌跡が連続になってます。グラフのイメージは車のアクセルとブレーキ。
対して名無声は、ブレイクを効かせて起伏を不連続にさせています。グラフのイメージは車のギアシフト。
まずイントロの「うぉーおーおー」の前でピタッと音を止めます。サビ前も迷星叫よりはブレーキを効かせて、極めつけは落ちサビ。

・落ちサビの入り
・「それを声にしたい」の2小節丸ごと
・大サビ前の2拍
落ちサビのたった4行の間に3箇所で楽器が止むんですよね。感情揺らされすぎてバカになっちゃう。
ちなみに名無声のMVでブレイクのところを暗転させててかなり気持ちいいので今一度見てください。


ライブバージョンで表現されていたかは忘れましたが、CD音源の1Bの
「あぁなんて生きづらい世界なんだろう」の歌詞でビブラートを効かせて嗚咽を表現しているのがたまらなく好きです。羊宮さんのアーティストとしての造詣の深さを感じられてgood。
栞の1番と2番のニュアンスの違いについては羊宮さんのインタビューにも書かれていました。ぜひご一読を。


オリ曲(迷跡波以外)

焚音打

最初から最後までMyGOが詰まりすぎてて単曲で5000文字くらいは書けるんですが、強いて書くなら英語のところ。
シンガロングは周りが歌ってなかろうが僕は歌います。

いや、そこじゃなくて、
一言だけドラムの8つ打ちの話がしたい。

CD音源でも機器によっては聞こえるのですが、ドラムがずっと
┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"
ってクソ重てぇ音を鳴らしてるんですよね。
これで臨場感が200%になるので生音でも是非浴びたいところ。物理的な振動まで味わえるのは前列の特権なのでAブロックの人は楽しんで食らってください。僕はC列でした。


処救生

サビ終わりのロングトーンのハモリが絶対に生音映えするので、もし演奏されたら必聴です。残響まで味わいたい。
この曲は立希と楽奈がモチーフになってる曲なので、曲中は上手側に注目です。


カバー曲いくつか

swim

名無声に書いたことと同じ要素がありますし、曲中に5人の立ち位置がけっこう動くので見栄えもします。
ブレイク後の1音目の快感は何度味わっても飽きないです。

君の神様になりたい

歌ってみた動画とキーを変えて歌ってますが、個人的にはライブのキーのほうがカッコよくて好きです。自戒の念が強く聴こえるので。半年くらい干されてるのでZeppのどこかで演奏されるでしょう。ヘドバンの準備をしておきます。

Henceforth

イントロから2分音符→4分音符→8分音符と徐々にリズムが増えていくのが好きです。
あと、燈の歌い方もリズムが表現されています。
サビまでは滑らかに歌い、サビでは4分音符のリズムを踏み抜きながらリズミカルに歌うので、楽器との親和性が高まって良いです。

猛独が襲う

Henceforth→猛独が襲うの繋ぎ、それはMyGO!!!!!です。文脈の話がありすぎるので別場で語り合いたい。
個人的にBPM155-165くらいのテンポが一番丁度良くノレるので、猛独も飛んで跳ねて回って踊ってます。
影色舞とかでも思いますが、「軽快な曲調で重い歌詞の曲」がMyGOのバンドとしての性格なんだろうなと。そう考えたときに「猛独が襲う」の採用はベストだなぁとしみじみ浸ったりしています。


さいごに

一曲単位でnote書いたほうが楽しいなと思ったのでどっかでシリーズ化できたらいいなぁ…と思っています。一旦は一通りMyGOの演奏曲に触れられたので良かったです。
もうすぐ東京駅に着くので今回はこの辺で。
Zepp楽しみましょう👋

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