やりたい仕事を貰うためのコツ3つ


27歳の小説の公募賞に落ちまくっていた時期から考えると、まだまだ成長できる余地はたくさんあるけれど、ずいぶんと自分のしたいことが仕事でできるようになったなぁ、と思う。


これからもコツコツと「自分ができること」の幅を広げていき、「あ、嬉しい、この仕事にたずさわれるなんて。」という瞬間を増やしていきたい。


そして私がやりたい仕事を手に入れるために実行したのはこの3つである。


①:自分から立候補する

②:自分が実力に自信のある分野を選ぶ

③:仕事相手の人の特徴を観察し傾向をつかむ


①:自分から立候補する


やっぱり自分がやりたいと思っている仕事は自分から手を上げて立候補しないと、欲しいものを受け取ることはできないと思う。 どんなに能力が高くて有能な人であっても、自分の望んだポジションへは行動しないと行くことができない。


私はやってみたい仕事があった時、公に募集はされていなかった仕事だったけれど、自分から直接その仕事をしてみたいと担当の人に提案してみた。


もともと既存の仕組みが整えられているわけではなかったので、相手の人とやりとりが上手くいかない時もあったけれど、なんとかなった。試行錯誤していくうちに仕事として成立するようになったのである。


勇気を出して立候補をしてみるだけで、運が良ければやりたいことをやれる時がくる。


②:自分が経験を積んでいる分野を選ぶ


やりたいことがあって手を上げても仕事ができないのは、運もあるけれど実力が追いついていないことが大体の原因だと思う。なので私は「7~8割この仕事は失敗せずに遂行することができる。」と自分が自信が持てるまで経験を積んでから手を上げている。当たり前だけれど経験値が高い分野の方が仕事を獲得できる成功率は上がるから。


やりたい仕事はあるけれど、まだ経験や実績が足りていないと感じた時、私は自分のなかにある不安を消すために学習と実践をコツコツと積み重ねることにした。もちろん実力を養うことが一番の目的だけれど、手を上げる勇気を得るための準備でもある。


仕事相手に提供できる価値を自分のなかにつくっておくことが、やりたい仕事をするためには欠かせない。


③:人間関係に悩んでもコミュニケーションを止めない


やりたい仕事ができない弊害のほとんどが、人間関係ではないかと思っている。「仕事自体はつづけたいけれど、あの人が苦手で…。」や「会社の人間関係に耐えられなくて…。」といった話は本当によく聞く。


私も最初はやりたかった仕事を担当している人とのコミュニケーションが上手くいかず、何度か落ち込み悩んだ。しかし私は諦められなかった。なので何度もコミュニケーションを試みた。


コミュニケーションを諦めずに重ねるコツは、相手に対して誠実な姿勢を崩さないことだと思う。たとえ相手が自分に対して不誠実であったとしても、自分は誠実であろうとつとめる。


関係があるか分からないけれど、仲の良い人たちとの飲み会などで、仕事相手の人の話をするのはあまりおすすめじゃない。なぜなら飲み会で話したことで自分の不満が解消されてしまうと、本当の解決のためのコミュニケーションをしなくなってしまうから。


慣れない相手とコミュニケーションを取るのは不安を感じて、勇気がいるものだと思うけれど、コミュニケーションの部分に勇気を出している人はあまり多くないように感じるので、できるようになったらやりたい仕事ができる機会はぐっと増える気がする。


仕事相手に限らず、コミュニケーションにおいて私はよく失言をしたり過剰に謝りすぎたりと失敗を重ねているけれど、一応友人を失ったりはしていない。なので勇気を出して分かり合えていない点、また話し合った方がいい点について、自分から話を出してコミュニケーションの機会をつくることを、今も勇気を出して時々やるようにはしている。


やりたい仕事ができると、自分のことが大分好きになる。私の場合は自己肯定感のためにやりたい仕事に挑戦しているとも、いえなくもない。











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