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正しい学習法が見つかれば、もっと早く学習の成果を挙げられる


大学を卒業してから随分と時間が経ったけれど、学習したいこと、習得したいと思う技術は尽きることがない。なので私は今、大学に通っていた頃よりもずっと多くの時間、勉強している。


今勉強していることの一つに英語がある。私はフィリピンでの語学留学経験があるけれど、日本に帰ってきてからプログラミングスクールに通ったり、ライターの仕事を始めてしまったりしたため、なかなか学習の時間を確保できないでいた。


しかし今は会社勤めの働き方に変わり、フリーランスの時よりも「休日」という時間の区切りができるようになったため、英語学習も再開した。とりあえず文法やリスニングの復習から始めようと思い立った。しかし、そもそも私は、今まで学習方法を学んだことがなかったのでは・・・?と下記のモリジュンヤさんのnoteを見て気付いたのだ。


英語学習だけではなく、これからも年齢に関係なく新しいことを学習しつづけていきたいので、学習法について書かれている「Learn Better」を読んでみることにした。そして、「Learn Better」には今まで知らなかった「学習」についての情報が沢山書かれていた。 そして、私が実際に自分の学習に取り入れようと思ったのは以下の2つだ。


①:学習は分散しておこなう

②:失敗(ミス)をサポートする


①:学習は分散しておこなう


大事な試験で好成績を取りたい?それなら試験勉強を早く始めて時間的に分散させ、数週間起きに自己テストを行って教材の知識を確実にしよう
宿題も同様で、一晩あるいは週末だけで一気にやるより、時間をかけて分散して取り組んだほうが効果が高い。-「Learn Better - 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ」より

私たち人間は集中して学習したものでも数ヶ月、時には数日、数秒で忘れてしまうくらい、記憶機能が高くないらしい。なので学習した内容を長期間記憶しておくためには、短期間集中して学習するのではなく、数ヶ月や年単位で学習を分散させる方が良いようだ。


英単語などを覚えるために使用する暗記カードがあるけれど、あれも薄くて少ない量の英単語を何度も繰り返して覚えるよりも、量の多い分厚いカードを作って覚えた方が効果が高いらしい。分厚いカードの方が覚えた単語がもう一度出てくるまでに時間がかかり、記憶に定着しやすくなるから。


②:失敗(ミス)をサポートする

スキルの伸びがフィードバックから始めるとすれば、次に向かう先には苦労が待ち受けている。人は必ず失敗する。フィードバックとは自分の間違いを知ることに尽きる。
失敗に対してとてつもなく寛容でなければやっていけません。と彼は言った。「95パーセントの時間は手探りの状態なんですから。」 -「Learn Better - 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ」より


自分の実力が周りにバレてしまうことを恐れて、失敗を恐れて挑戦を避けてしまいがちだけれど、学習の面で見ると失敗した内容は記憶に残り、寧ろ学習が進みやすくなるらしい。

また、失敗をして他者からフィードバックを貰わなければ成長のために必要な気付きを得られない。失敗は避けられるに越したことはないけれど、試行錯誤のための行動を抑制するくらいなら、周りの目を恐れず、学びを得られる失敗を繰り返した方が良い。


今回英語学習を再開するにあたって意識したのは、闇雲に学習を始めるのではなく、まずは目標を設定して、経過を見ながら学習を進めること。そして今「Studyplus」をいうアプリに学習時間を記録しているけれど、記録するだけで隙間時間にも勉強しようとするから、記録は大事だということが分かった。また、休日の前日は次の日の予定を箇条書きするようにしている。予定を箇条書きすると、次の日無意識のうちに予定を終わらせるべく行動し始めるから。


学習すると同時に、効率良く成果が挙げられる学習方法も、今は模索している。


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