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サービス愛が溢れすぎて社員になった4人が熱く語る。「nana」の"音"を超えた魅力とは?

nana musicには、入社前から「nana」ユーザーだった社員もいます。入社後も頻繁に歌や伴奏を投稿する彼らを見ていると、サービスへの愛は途切れることがない様子。

今回はそんな「nana」ユーザーの社員4名で座談会を開催しました。ユーザー出身だからこそわかる「nana」の魅力から、社員としての目標までたっぷり語ってもらいます!

【座談会参加メンバー】(左から順に)
小泉貴裕:マーケティングユニット長、2017年入社、ユーザー歴1年半。前職では音響機器メーカーで働いていた。

松澤 涼:エンジニア、2014年入社、ユーザー歴6年。CDを出していた経験もあるほどの音楽好き。「nana」では伴奏を数多く投稿。

木永 風児
:Androidエンジニア、2017年入社、ユーザー歴3年。。他のメンバーも認める歌唱力。

細野 真悟
:COO、2017年入社、ユーザー歴6年。今でもほぼ毎日投稿するヘビーユーザー。なぜCOOになったのかはこちらの記事で詳しく語ってもらっています!

完璧じゃなくていいという“安心感”があった

ーー今日はnanaユーザーの4人に集まってもらいました。さっそくみなさんの「nana」との出会いを教えてください!

木永:ずっと音楽が好きで、たまたま「歌えるアプリないかな?」と探していたんです。そこで、検索して一番上に出てきた「nana」をダウンロードして。歌って投稿してみたらリアクションも届くし、使っているうちにどんどん楽しくなっていきました。

細野:初めてリアクションがついたときの嬉しさ、わかるなあ…。

僕もローンチしたというニュースを見て、試しに歌を投稿してみたら拍手がついて。ハモったらすぐに感謝のメッセージが届いた。「やっとハモれる場を見つけた!」と、一気に夢中になりましたね。松澤さんが始めたのも同じ頃ですよね?

松澤:そうですね。Twitterで知って、何となくダウンロードしたんです。もともと音楽が好きで、作曲やアレンジもやってました。当時はスタジオに入って録音するのが当たり前だと思っていたので、スマホ一つですべて完結するのが新鮮でしたね。

小泉:僕は前職で音響機器メーカーに勤めていて、偶然nanaユーザー向けに録音のセミナーをする機会があったんです。教えるなら使っておこうと思いダウンロードしたら、すっかりハマってしまって(笑)

いかに録音の魅力を伝えるか試行錯誤していたけれど、「nana」では誰もが「楽しいから」という理由で、歌を録音している。こんな世界があったのか!と驚きました。あとは完璧じゃなくていいところも「nana」の面白さかもしれません。

ーー「完璧じゃなくていい」とはどういうことなんでしょう?

小泉:僕は音響メーカーで働いていたので、上手な歌を聴く機会が多かったんです。そうすると「自分なんて人前で披露するような実力じゃない」と歌うのを躊躇してしまう。

でも、「nana」では完璧な歌が求められているわけじゃない。自分的に7割くらいの出来でも、意外とリアクションをもらえたり、コラボしてもらえたりする。

細野:「うまくやらなきゃ!」とか「一つでも多くリアクションをもらわなきゃ」と焦らなくていい。安心感があるよね。

松澤:逆に気合い入れすぎるとコラボされないとかね(笑)上手いとか下手とかじゃなくて、「とにかく好きだから歌った」に対して反響がある。制作した曲をCDとして発売した経験もあったのですが、その頃とは、全然楽しみ方が違うんですよね。

木永:投稿された音にうっかり生活音が入ってるのも、それはそれで楽しいですよね。「めっちゃセミ鳴いてる!」とか、風呂場で録音した感じがする、とか。住んでるアパートで録音したんだなって微笑ましくなる。

小泉:その親しみやすさがいいですよね。とか言いつつ、木永くんはしっかりサウンド作り込む派じゃない?

木永:確かに、あえて「作り込んでない感」を出すことはあるかもしれないです(笑)ただ何時間もかけて録音してる過程も楽しいんですよね。「次こそは!」と思って録音したら、「あー!前のテイクのほうがよかった」とか。

細野:nanaユーザーなら誰もが体験するやつだね(笑)

ーーみなさん普段はいつどこで録音してるんですか?

細野:帰宅する前に車で録音してますね。家のなかだと家族もいて、気になっちゃうので。

木永:気合い入れて録音するときはカラオケ、ゆるく録音するときは家で声を張らずに歌ってます。仕事帰りや休日に録音してます。

松澤:僕も家で録ってますね。家に防音室もあるのですが、「nana」ではあえて使わないようにしてます。良い音で録るのはそんなに大事じゃないと思ってるので。

小泉:僕も本格的な機材は使わないようにしていますね。縛りがあるほうが逆に面白い。今は周囲に部屋のない角部屋に住んでいるので普通に家で録音してます。音質にこだわらなくていいのが逆に楽しいんですよね。

細野:それはそれで相当こだわってるような(笑)

“「nana」は絶対に面白くなる”という確信があった

ーーそんな「nana」を愛する皆さんがnana musicに入社するきっかけは何だったのでしょうか?

木永:好きなサービスに携わりたかったので、大学を卒業した後にnana musicに応募しました。面接では「いかに『nana』が好きか」という話で社長の文原さんと意気投合したんです。

松澤:入社前からTwitterで社長とつながっていました。当時は堅実な社風の企業でSEとして働いていましたが、スタートアップ的な働き方に興味があり、社長に遊びに行きたいと伝えたんです。

そこから公式イベントのお手伝いなど、関わる機会が増えていった。度々「エンジニアが足りない」と聞いていたので、じゃあ入りたいなと。

細野:僕はその頃から松澤さんと友達だったので、「ああ、松澤さんはnana熱にやられたんだな」と思っていました(笑)僕もTwitterで社長に声をかけ、自主的にコンサルとして関わっていましたが、入社を決意したのは経営が安定してきてからでしたね。

松澤:周囲からは驚かれましたが、好きなことを仕事にするのって最高だと思ったんです。オフ会に行くほどハマったサービスは初めてでしたし、「nana」は必ず面白くなるっていう確信があった。

小泉:「絶対に面白くなる」という気持ちは僕も同じでした。初めて触ったときから、「このあたたかいコミュニティを世の中に知ってほしい」という想いがずっと頭にあって。セミナー後に社員の方から「人手が足りていない」と聞き、入社を考えるようになりました。

ユーザー目線の「こうしたい」を改善に活かす

ーー小泉さんはnanaのアカウントに「中の人」だと書かれてますよね。入社してから楽しみ方って変わりました?

小泉:変わらないですね。「こういう機能がほしいです」とかサービスに関するコメントが届いたこともありません。 きっと僕がただ趣味でやってるのを知ってて、控えてくれてるんじゃないですかね。nanaユーザーの皆さんは優しいので。

木永:社員になっても楽しみ方は変わらないですよね。新機能が出るタイミングなど、他のユーザーさんより先に知っているので、もどかしいときがあるくらい(笑)むしろユーザーとして「こうしたほうがいいのでは」という気づきを仕事に活かせるのはとても楽しいですね。

ーーユーザーとしての経験が仕事に活きているんですね!

松澤:定期的に「nana」で出会った友達と遊んでいるので、そこで話題になった「あったらいいね」をプロダクトに反映することもあります。

小泉:僕もいちユーザーとしてやりたいことをやってます。スキマスイッチの音源とハモる企画も、「有名人とハモりたい」という想いが起点になりました。もちろん独りよがりにならないよう、ユーザーが喜ぶかはしっかり検証します。

細野:自分もコミュニティの一員だからこそ、ユーザーの喜ぶことはリアルに想像できますよね。だからこそ、僕は経営にかかわる意思決定をするにあたって、ヘビーユーザーである自分の意見はあえて無視することにしてます。なるべく「nana」で遊んでいる大多数の人にとってポジティブな判断をしたいと思っているからです。

リアルイベントにバスツアー?広がる「nana」の楽しみ方

ーーこれからユーザーとして、社員として、「nana」をどんな場所にしていきたいですか?

木永:音楽が好きで、デビューに向けて頑張っている「nana友」(nanaで出会った友達)が、チャンスを掴める場にしていきたいです。

松澤:「nana」がきっかけで音楽を始める人が増えてほしいと思っています。「歌う」という行為が日常に溶け込んで、外で歌を歌い始めても違和感のない世界になったら嬉しいですね。

小泉:「どういう場所にしたいか」よりも、「この楽しい空間をいかに存続させるか」を考えています。すでに「nana」の世界観は完成されていると思っているからです。

続けていくためには、もっと新しい世界とつながっていく必要がある。これからも多様な“コラボ”をつくっていきたいですね。

細野:小泉さんの言う通り、今の「nana」の世界観は、サービスが開始した頃から変わっていないんですよね。だからこそ、ここからは少し違う方向にも尖らせていきたい。

例えば「nana」を楽しめる場が全国100カ所以上あるとか。nanaらしさは失わず、「歌」という枠を超えて、驚きを届けていきたいですね。

木永:オフラインの場をつくるのはいいですね!僕も「nana」で知り合った人とカラオケに行くんですけど、「どんな人だろう」というワクワクや、音楽で会話が盛り上がる感じとか、最高に楽しいんですよね。

あとnana友でライブを企画すると地方からでも数万円かけて東京までやって来る人がいる。熱量がすごいんですよ。

松澤:きっと「nana」は、投稿された音楽の先にいる「人」とつながるアプリなんですよね。だからオフラインの場にもどんどん拡張していける。

細野:学生さんのために「nana」が格安バスツアーを企画したらいいんじゃない?「nanaバス」みたいな。

小泉:ピンク色の「nanaバス」!いいですね!

ーーそれはぜひ企画してみたいですね!今日は熱い想いを語っていただきありがとうございました!

最後に思わぬアイディアも生まれた座談会。「nana」の楽しみ方はそれぞれ異なる4人ですが、音を通じて生まれる「人とのつながり」に最大の魅力を見出している点は、共通しているようでした。

これからもnana愛溢れる彼らとともに、音楽という枠を超えた「驚き」を届けていきます!

◎nana musicでは現在エンジニア(急募)やコーポレートスタッフ、デザイナーなど、多数人材募集中ですので、ぜひこちらからチェックしてみてください!

◎今後も、nana musicで働くメンバーを紹介していきます。お楽しみに!

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