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New York, New York. 書を捨てなくてもいいけど、旅にでよう

とつぜんですが、私のだいすきな街の話をさせて下さい。
大好きって言っても、まだ一度しか行ったことないけど
行く前から分かってたし、行ったらやっぱり、
この街がだいすきだと、しみじみ思ったのです。

高校大学時代は、『ライ麦畑でつかまえて』ばっかり読んでました。
原書でも読んだし、せりふは覚えているし、
ホールデンが好きなタイプだった(かつて)

Metooで人気を落としているけど、ウディ・アレンの映画が大好きで、
アニー・ホールも、世界中がアイラヴユーも、メリンダメリンダも、大好きな映画の舞台はNYで。

大好きなもののはみーんな、あの街が舞台なのに、行ったことがなくて
いったいなぜ行かなかったのかい、今まで?という感じで33歳になったところで
このままじゃいつか絶対後悔する、、、と思った私は、
休みの取りにくさで言えば昭和の遺物級の弊社でありながら
空気を読まずにGWにプラス4日休んで行ってきました。NYに。

なんでずっと行けなかったかは、私の家庭環境に起因します。
母子家庭に近い家庭に育ったので、
なんとなく親に遠慮して、自分の幸せを追及するのに
うしろめたさがあったのです。

外国に行った事がない母に、「海外旅行にいく」というのが
いつも罪悪感があって言いづらく、
台湾に行くだけでも、心苦しくなっていたのです。

だけど、私も自分で働いてがんばって稼いだお金で
ずっと行きたかった場所に私が行くことを
母がなにかネガティブに思うはずなんてない!(実際、そんなことなかった)

と、なんとか思う事で、
初めてのNYに行く決心ができたのです。

こーーんなずっと英語勉強してて
初の北米大陸。笑

でもね、行って本当によかった。
NYにいる間じゅう思ってました。
Oh I'm in New York, Finally!!!!

せっかちなニューヨーカーに英語が通じないことすら楽しくて。

本の中の、映画の中のニューヨーク。
とうとう行けたことが、心からうれしかった。

だから、書を捨てなくてもいいけど、旅にでよう?って
私はおもいます。

もし、読んでみて、絵を見てみて、なんか面白いなぁ、とか、いいなぁと心に少しでも何か残ったら嬉しいです。 もし、もしサポート頂けたら、とてもとても嬉しいです…!