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拝啓、24歳。なんか、創り出そうぜ!


これを書いている現在の時刻は23時14分。
日付が変わったら、我が推し「OWV」の佐野文哉くんの誕生日がやってきます。

今は、とうとうやってくる!というワクワク8割と、ここまでしっかりカウントダウンできなかったな…という反省2割とで、何やら不思議な感情です。
少ないながら、佐野くんのへの思いや魅力を勝手気ままに認めた、CCD(センイルカウントダウンダイアリー)。
これを公開するのは誕生日を迎えたあとになるので、最後は、佐野くんのこれからに対する祈りのようなものを、つらつら述べていきたいと思います。

尊き光だった彼

私は佐野くんに対して、勝手ながら、“表現者であり続けてほしい”と思っています。

それはもちろん、10年、20年……80歳になるまでOWVでいてほしい(秀太くんのこのフレーズ、すごく好きです)という気持ちでもあります。
ただもっといえば、彼の中にあるであろう“表現への信念”に、尊敬に近い気持ちを抱いているからです。

その気持ちをはじめて感じたのは、OWV初の写真集『Asphalt』。
そのロングインタビューの中で彼は、ダンスの道に進むターニングポイントをこう語っています。

大学から本格的にダンスを始めたので、真面目にサークルやダンススクールだけに通っていても経験者との差がどうしても埋められないと思っていました。だから効率重視に切り替えたんです。自分が活躍したいステージにつながるところを、僕なりに見極めて進んでいった、という感じです。

ここを読んだとき、日プ(PRODUCE 101 JAPAN)で知ったときには想像しえなかった、彼のダンスへの思いと意志力を感じました。デビューすること以前に、ダンスを生業とする人生に、最短距離で近づこうとしているわけです。

ライターとして文章を書き、ゆくゆくは文章を通して表現する人になりたい。そう思いつつも、日々をのらりくらりと生きている自分には、到底なしえないな、とやや畏怖の感情を持ったほどです。

おこがましくも親近感を覚えた瞬間

それから月日がたったころ、雑誌『CREA』にて、OWVのインタビューが掲載されました。

もうすぐデビュー一周年といったタイミングで出されたこのインタビューでは、メンバーの仕事への姿勢や自分との向き合い方の変化について深堀りされています。
(少しだけ本題と逸れますが、佐野くんはそこで“チーム思考”をテーマに、『Asphalt』のインタビューにあった過去の自分との変化を語ってくれました。気になった方はまず『Asphalt』の貸し出し、もしくは購入送付するのでぜひご連絡ください。この話もどこかでしたいな…チームとしてのOWV)

良質なインタビューを読み進める中で目にとまったのは、「OWVをもっと知るための5つの質問」。ここで佐野くんは、次のように答えています。

Q1:今後、挑戦してみたい仕事は?
0から何かを生み出す、クリエイティブな仕事をしてみたいです。

“0から何かを生み出す”。

この回答を読んで、はっとしました。なぜなら私は、この言葉を語る人を無意識に好きになる傾向にあるからです。

ちょうどその頃、大好きな星野源が『創造』という楽曲を発表しました。
この曲は、任天堂「スーパーマリオブラザーズ35周年」のテーマソングとして作られたもの。諸処にゲーム効果音のオマージュやBGMのサンプリングが施されており、聴くと深堀りしたくなるような楽曲です。
オマージュされているのは楽曲だけではなく、歌詞の中にも。長きに渡り、愛されるゲームを生み出してきた任天堂と、愛される楽曲を作り出してきた星野源。読み解くたび、二者に通ずる“ものづくりイズム”を感じることができます。

サビの歌詞を聴いたときに思い出したのは、佐野くんのインタビューのこと。

技術をあげることはもちろん、その先にある表現の道を模索して、目の前の仕事をこなしていく。ストイックな彼を神のように(今もときおり神格化している)崇めていましたが、彼は純粋に、表現することへの意志を言葉や行動に移していただけなのだと感じました。

これが、私が彼に少し、親近感を覚えた瞬間でした。

表現のために燃やす炎が、絶えないように

OWVという名前が発表されてから一年、彼と彼らのもとには様々なお仕事や初めての経験が降り注いだと思います。佐野くんも、その一つ一つから刺激を受け、パフォーマンスに落とし込んできたことでしょう。
その根源にある、表現への信念を原動力に。

私は、彼か表現に対して燃やす炎が消えないよう、ファンとしてできる限りのことをしていきたいなと思っています。そして彼が、心から楽しくゼロイチを生み出せるように、これからも祈っていきます。

24歳のスタートの日。
彼が、彼らがもっともっと、新しい何かを創造してくれる、創造し続けてくれることを願って。

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