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全ては自分とのネゴシエーション

断捨離を始めて気づいたこと。
人生は、常に自分とのnegotiation(交渉)
だということ。

朝起きてから寝るまで。
ずっと、自分との交渉。
それを死ぬまでやってゆく。

自己肯定感の低さは
ネゴシエーションの下手さと
比例しているのかもしれない。

「こうしたい」という思いと
「やらない」自分のギャップ。
この幅が広ければ広いほど
自分が嫌いになる。

「ジムに行きたい自分」と
「面倒くさくてジムに行かない自分」の
ギャップは苦しいくらい大きい。
そのリアルな自分を
受け入れられない
自分を自分で痛めつける。

ああ、苦しい。
今カフェにいて
好きな席に座れていない自分に
イライラしている。
しっかりソファー席に座れているのに
外を見られる窓際がいいなと
チラチラ見てしまう。

でも窓際は多分、寒い。
ソファに座れている自分に
○をあげようか。

こうやって
小さなことにも
イライラしたり
できない自分を責めたりする
わけなんだけど、
どれだけ褒め上手になれるかで
自分の人生が変わる。

よく、状況は変えられないけど
自分の見方は変えられるっていう。
その言葉聞いただけで苦しかったし
「わかってるけどさ
それできてたら苦労しねえよ」
なんて心で叫んでいた。

でも、マジそうかも。
結局自分の人生だし
誰も助けてくれないし
誰も正しい答えなんて持ってない。
だから、いかに自分のやりたいことを
やってあげて、その自分を褒めて
できなかった時の自分を慰めてあげられるか。
これ、スキル。

「いやだなあ〜やりたくないなあ〜
でもやった自分ステキだろうなあ〜」

↑コレを、そう思いながら、やる。
いやだなあ〜っていいながら、やる。
それだけ。

悩んだ時は
無理に答えを出さずに
心にじっくり聞いてみる。
焦らず、忍耐強く待ってみる。
それが数日であろうと数ヶ月であろうと。
いつか、うっすら道が見えてくる。
その思いが一瞬で消えなくて
ずーっと心にあるなら、
それが自分の声。

ジェーンスーの本を読めば読むほど
共感しかないと感じる今日この頃。
彼女は本当「そ、それそれ!ワカルー!」
ていう、心の痒いところをかいてくれる。
私たちって、意外と自分の
かゆいところをわかっていない。
だから解決もできない。
彼女の本を読んでそれに気づけるし
さらには自分だけじゃないんだなという
安心感も同時に与えてくれる栄養安定剤。

ありがとう、ジェーンスーさん。

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