雑記:女にモテ、男に引かれる独女朝食コレクション2019SS
最近めっきりnoteを書いていなかった。
落ち着いたころに綴ろうと思っているが、春から立て続けに起こったエッジの効いたハードシングスがじったりと尾を引いているのである。
そんな時はメシの話でもするに限る。
私の朝食は、映える。
映えすぎるのだ。女子ウケは抜群だ。人に紹介されるときには「朝食がすごい」と枕詞がつく。しかし、それに食いついて写真を見た男性陣はみな弾き飛ばされたようにドン引く。知ったことではない、自分のために作っているのだから。万一貴様に食わせる場合は滋養に配慮した白と茶色のすすけた一汁一菜で十分だ。
近年毎月料理イベントや家飲みを主宰しており、調理の機会を増やさねば、とぽてぽて自炊を重ねていた。ありがたくも実家の母から新鮮な食材が定期的に送られてきたり(mamazonと愛称している)、美食家の友人たちからのおすそ分けを頂く機会が多く、一言以上のお礼を伝えるべく、それらを美味しく頂いた証拠写真を撮ることが習慣となったのが、映えに拍車をかけた。
なぜ朝食か、というと、ちょうど社交が活発な時期でもあったので、夜は大抵外食だったため、押し出される形で朝食にその役割が着地した。
朝からそんなに大変では、とよく訊かれるが、息抜きを兼ねて空き時間に常備菜をまとめて作り、朝に簡単な料理をこしらえたのち、タッパーからストックを取り出して盛り付ける、という流れで概ね20分以内。色や配置を考えるのがパズルのようで、まるで苦ではない。
一品料理はそこそこ作れても、実際に折敷を前に手を動かしてみると、配膳の基本を知らないことを知る。ごはんは左、汁ものは右として、魚はどちらが頭、付け合わせや小鉢はどこに置くのが正解なのか、ワンプレートものは?
そのたびに専門書を紐解いたり、高級店へ足を運ぶ機会に恵まれればどうしてその形になっているのを自分なりに掘り下げていった。まあ、そんな意識の高いことはどうでもいいんですよ。
頂き物は全力で美味しくいただきますので、これからもおすそ分けよろしくお願いします。あと、すてきなお店のご紹介もお待ちしております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。ほんとに。
下、今年1月~5月の朝食写真を掲載していきます。
味玉過剰ですが、色がいい、つくりおきできる、おいしい、の3点によりエースとして異論は認めません。
枝豆豆腐をいただいたのであっさりと
立派な魚をいただいたので刺身で
こちらも刺身アゲイン
実家の母からぶりんぶりんの筍が送られてきた、鷹の爪と米ぬかも入っていたという念の入れように感服
赤大根が大変調子がよい色合いで大層気に入る
SM潮干狩りオフに行っていたM男さんがおすそ分けしてくれたしじみ
うちの猫は卵が好き
残りものを片付けるハヤシライス特集
確かナイフとフォークで食べるワンプレートものを作ってみたかったやつ
味噌汁の具がなくて作るのを諦めた日
個展の時期だったので頂いたパンや蜂蜜をもりもり活用
Twitterでクリームチーズの生ハム巻きというものを見つけ、酒のつまみとわかっていながらも作ってしまった
高級魚をいただいたのでありがたく食す
自分用の米を切らした記念(神棚用の米はある)
好きな食器を買った記念。左上の皿は高台。朝食で高台!とえらいひとにびっくりされた。すみません
そんなわけで、きょうもぺちぺち生きてまいります。
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