今日の日記

雨が降ってる音がする

静かな寝室に
横になった息子と静かに話しながら
会話の途切れた合間に
雨音が聞こえる。

雪がやっと溶けるなぁ
とか
熱下がらんねぇ
とか
考える。


息子11歳が発熱したのが昨夜の20時頃か
定例の朝晩の熱を測ったら
「37.8だった〜」と言われて
ヒュッ…と息を吸い込んだ。

朝になってから下がることを想定して就寝したけれど
朝、寝起きに測ったらまさかの39.5


お、おおおおおお…たけぇな

昨夜のシュミレーションどおり
かかりつけの小児科の電話受付開始を待って
発熱外来の予約をする.

これがわかっていたけど全然繋がらない。

何十年か前の…電話でライブの予約していた頃を思い出してみる。
黒電話で予約してたよね
あれダイヤルちゃんと戻らないとかからないんよね
みたいなくだらない事を旦那と話しつつ
小一時間かけて予約を取りつけた。

こんなご時世になって早数年。
人とは慣れ進化していくものなのだなと思う。

かかりつけの小児科はドライブスルー外来になっていて、車で全てが完了するシステム。

問診は電話と窓越し、検体採取はセルフプレイ
会計からお薬まで安心のドライブスルー

換気のために窓全開にしてても
肌寒さもない暖かさがありがたい。

予定していた時間程度で全てを終え
結果は明日、まな板の上の鯉

もし陽のモノになった場合
家族全員引きこもり決定するので
悩みながら迅速に母1人で買い出しを済ませ
息子を自宅のベッドに送り込む昼下がり。

待ってはくれない4歳児と
彼女の相手を一手に引き受けざるを得ない40歳児
特に旦那にこれ以上の負担はかけられないから
とりあえず消化に良さそう且つ
食べやすそうなものを用意して

子供にはそうめんを茹で
大人は納豆おろし七味蕎麦

歳とともにホント蕎麦が美味しくなってきちゃってね。
自分の父親世代って
なんでこう一度はそばを打ちたくなるのかしらねなんて笑っていたのに笑えないわ
いやそばは打たないけど。

病院に行く前は解熱剤の影響で微熱程度だった熱も、帰宅した頃にはまた39度近くまで上がり
下がっても38度半ばという有様で
ようやく就寝時間を迎えた、今の、雨の夜。


今更だけど息子には発達凸凹がある。
こういう時、願わくば隔離してあげたいけど
寂しいうさぎくらい寂しくて不安になるので
出来る限りそばに居る。

感染るかなぁなんて思いながら
そばに居る。

いや、こんなもん発達関係ないか
どんな子供でも大概、体調悪けりゃ不安で心細いよな。

マスク2重にして手洗いのどぬーる点鼻薬消毒をこまめにしつつ息子の横にいる。

リビングでヒマヒマのひまぷーを通り越した娘の遊び相手をするしんどそうな旦那さんの声と
楽しく笑う娘の声が聞こえる。

窓の外は雨音

明日の検査結果の電話を待つ夜。


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