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【カウンセリングを終えて】試行錯誤の毎日

前回の投稿から1ヶ月も間が空いてしまいました。
(やる気がみなぎっているときと、そうでない時の差が激しいのは悪いところです)

この1ヶ月の間にもたくさんの葛藤がありました。
まず、一番大きな出来事はカウンセリングを開始したこと。

日中活動できるくらいの体力が戻ってきたので、病院の先生に勧められてはじめました。
カウンセリングは、体力の消耗の激しい治療なので回復期に入ってきた患者さんに勧めることが多いそうです。

今回は、カウンセリングを経て学んだこと、現在私が取り組んでいることをまとめようと思います。

初めてのカウンセリング

担当のカウンセラーさんは男性。
(女性を希望していましたが、予約がいっぱいとのことだったので)

「うまく話せるかなぁ」とちょっぴり緊張していました。
しかし、始まってみたら話したいことが止まらない、止まらない!

「うんうん」と頷きながら聞いてくださったので、安心して話すことができました。

普段は夫以外の人と話す機会がほとんどないので、おそらく溜まっていたんだろうと思います。もちろん、夫には話せないこともありますし。

うつになった経緯や、現在の体調などをひとしきり話したところでタイムアップ。

対話というより、こちらが吐き出すだけ吐き出して終わってしまいました。

スッキリはしたものの、少し反省した第1回のカウンセリングとなりました。

2回目のカウンセリング

2回目も、現在の体調や思っていることを話すところからスタート。

「めまいなどの体の不調は良くなってきているんですが、ときどきとてつもなく心がしんどくなります。何もしたくないという無気力と、何か生産的な活動をしなくてはいけないという焦りが葛藤していて、結局部屋の中をウロウロしてしまっているんです」

それが、今の私の一番の悩みでした。
すると、先生がこう言いました。

「ことみさんには、"良い子でいなければいけない、そうでなければ楽しんではいけない"という無意識のルールがありますね」

確かにその通りだと思いました。
昔から「良い子だね」「優秀だね」と言われて育ってきて、自分でもそれがうれしかったし、今でも自分のアイデンティティになっています。

「"良い子である"という義務を果たしてからでないと、楽しいとか嬉しいというポジティブな感情を抱いてはいけないと思っているようです」

それは、自分で収入を得られていない現状が、これまで自分が築き上げてきた「良い子である」というアイデンティティに反してしまっているから、自罰的になっているからではないかという指摘でした。

残念ながら、そこで2回目のカウンセリングは終了。

自分のアイデンティティが揺らいでいる。
その事実に気付かされた回でした。

試行錯誤の毎日

2回のカウンセリングを終えた今、私は試行錯誤を繰り返しています。

まず、気分がひどく落ち込んでしまったり、いつもの葛藤に襲われたときに実行するコーピングリストを作成しました。

コーピングリストとは、自分の気分が上がることをリスト化したもの。

ネガティブになったときの、応急処置のような感覚で始めました。

  • 深呼吸する

  • ベランダの花を眺める

  • お気に入りの紅茶を飲む などなど

いつでも見られるように、スマホのメモ帳に記録しています。
リストを実行して、気分がどう変化したのかということもあわせて記録。

どの行動が自分の気分を改善するのに効果的なのか、見極めていこうと思っています。

実行してまだ1週間程度ですが、リストを見て行動し、気分が改善すると少しずつ自信がついていく感覚が身についてきました。

自分の機嫌を自分でとれたことが、とてもうれしいのです。

そして、手帳に1日の行動ログを取るようになりました。

これまではTODOリストを書くようにしていましたが、どうしてもリストを完遂するのは難しく、やり残しがあるのを見るたびに「また実行できなかった…」と自己嫌悪に陥ってしまっていたのです。

代わりにログを取ることで、できなかったことよりもできたことに意識が向くようになったと感じています。改善点も見えやすくなりました(私の場合、昼寝の時間が長すぎます)。

とにかく、自分の人生を前向きに生きるための努力を積極的に実行できるようになったのは、大きな成長だと思います。

これまで私は、努力の方向を間違っていたのかもしれません。
「早く働けるようにならなくては(良い子にならなくては)」とばかり焦っていましたが、まずは自分の生き方を見直し、前向きに笑顔で過ごす努力をすべきなのです。

これからも、進捗をnoteでまとめていきたいと思っています。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
コメント、いいね励みになります。

ではでは。


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