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【うつ病アラサー女子の日常】暗黒時代を生きた先に何があるのか

今日は比較的調子がよくて、前向きな気持ちになれています。
たぶん抗うつ薬(サインバルタ)の量が10mg増えたからかな。

私は毎朝、そのときの気持ちを思うままに書き殴るジャーナリングをしているのですが、今日は明らかにポジティブな言葉が出てきました。

「生きてみよう」
今日のジャーナリングを締めくくった言葉です。

私の20代は暗黒の時代。
楽しいと思えることがめっきりなくなって、もういっそのこと消えてしまいたいと思うことばかりでした。

自分の頭を殴りながら「死にたい」と泣くものだから、夫にも相当な負担をかけてしまっています。

でも、今日のジャーナリングで(ようやく)気づいたのです。

私がこれまで生きてきたのは、たったの二十数年。
自分の人生に価値がないとジャッジするのは、ちょっと早すぎないか……?

もし私の暗黒時代に意味があったと思えるようになるくらい、幸せな時間が訪れるのだとしたら、今命を終わらせるのってすごく損じゃない……?

私が私として人生を全うできるのは、この一回きり。
死にそうになりながらも一生懸命生きて、自然と死がやってきたときに「ああ、やっぱり生きる価値なかったな」と思うのか「生きていてよかった」と思えるのか。

それはわからないけれど、万が一前者だとしたら、もう二度と生まれ変わらなかったらいいだけの話で、後者だったらもうけものです。

それに、私は今人生に、世界に失望しているけれど、「失望できるくらい世界を知っているのか?」とも思います。

暗いニュースや、ヘイトにまみれたSNSをみるたびに、この世界はくそだと思うけれど、自分の目で見ても自分の耳で聞いてもいないのに、知ったような口を聞くなよって。

今まで私は、自分の内側にばかり目を向けてきました。
世界は広いのに、知らないことがたくさんあるのに。

もっと視野を広げてみないとですね。
「試しに生きてみよう」くらいの気軽さで生きていきたいな、と思った朝でした。


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