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【日本全道人力踏破 JPWEX 湯河原町攻略戦Days04RB2】 2024-3月期(実況版)〈20240418更新〉

【はじめに】


2024年になって、一発目の散歩ロケである。
なぜこんなに間が空いたのか。
予算が少ないのは言わずもがなであるが、最低限の準備は年越しを過ごすという計画の下、出来ていたのだ。

しかし、残念ながら主力のウェアラブルカメラが勝手な電源落ちを頻繁に起こすようになり、とても使えるものではなくなった為、買い直しを余儀なくされる事態となり、その準備、及び購入に際し、一ヶ月強の期間を強いられた。

何とか様々な方面からの協力の元、機材準備は2024年1月下旬には完了したものの、遅れた日程を取り戻すべく、次回ロケは限界の超長期プランで挑むことが大前提であった。

しかし、その事が却ってロケの機会を逃し続けることになってしまう。

三寒四温どこではないような…

撮影には雨は天敵。晴れ…ないしは曇である必要がある。

しかし年明け1月上旬の長期晴れ以降、定期的に雨が続くようになってしまったのだ。
最長2週間での次回攻略構想を計画していた我らは、そこに囚われることで機会を逸してしまう。
このままでは春を迎えてしまうと、3月末を目処に長期プランを諦め、一度現地へ向かうことにした。

人が入らない登山道は簡単に期間を空けると荒れてしまう。
あれほどの整備が無駄になってしまうのを避けるためには新規開拓は置いておき、既存の開拓済みエリアの再整備が必要と考えたからである。

そして天気予報から算出したのが3月31日~4月2日までの3日間限定の強行プランである。

だが、その3日間全てを再整備に使えるわけではない。
以前より、湯河原のロケをいくつかやり直すREBOOTロケを実行しているのだが、その4日目の行程を2年前に行ったものの、映像としてはかなりの完成度を誇ったものの、全ての日程で音声が録音できていなかったことが発覚。
お蔵入りの可能性に陥る。
そのため、菜の花の時期を狙い、再々ロケの機会を伺っていたのだ。

湯河原の情報ソースとしてありがたく活用している、湯河原情報局さんの投稿から眺望ガーデンが満開の時期になっていると知った我らは、この機会を逃すわけにはいかないと、今回の短期日程に組み込むことにした。
より確実に満開を逃さないために、その初日に決行すると判断したのである。

しかし、まあいつもの事ながら、なかなか当日の準備はうまくいかないものである。

詳細は避けるが、始発近い時間を狙っていたものの実際の出発は8時半ごろとなってしまった。
これでは湯河原到着は10時…いや、もっとかかるかもしれない

早くも暗雲立ち込めるスタートとなった。


【湯河原町攻略戦Days04RB2】

久しぶりの湯河原駅下車。
ホームにはそれなりに人がたくさんいた。
日曜ということで午前中だけど帰宅する宿泊客だったりするのかな?

◆駅前~湯河原駅北側区画

人の輪を抜けて駅から出て、向かうはロッカーのある場所。

俺が湯河原メインで歩いているときにはなかったものだ。
駅前も細かい部分でリニューアルしてるんだよね。

熱海が落ち着いたら、また歩いてみたり、新しい店も巡りたいものだが…。

湯河原での移動の負担を減らすため、着替えや幾つかのぬいぐるみ、お風呂セットなど今は使わないものを全て置いていく。
400円ロッカーでも奥行きがあるので、結構入るんだよね。

装備を整えて駅前撮影を終えたら、早速出撃。
前回のREBOOT撮影ではオリジナルルートの完全トレースは達成できなかった。
今回は何とかフルトレースをこなしたい…
に動き出しが結局11時前だからなー。ちょっと厳しいかも。
とにかく急ごう!

ロータリーを出て細い道を上がっていく。
勝手知ったる湯河原の道は完全に知り尽くしてるので迷うことはない。

まずは駅の北側に行くために東のガード下を抜けていかないといけないのだが、100日湯河原に通っていて初めて見る光景が現れた。
ガード下に交通整理員がいる。なぜだ?工事でもやっているのか?
あ、そうか!オレンジマラソンか!

あれ?でも駅のこっち側もコースなんだっけ?
割と西側にコースは設定されていたイメージだったが…
整理員さんに聞くと、駅前の主要道は交通規制が入り、車が通りづらくなっているらしいので「迂回ルート」として、こちらに案内されているみたい。

だから、通常より車がこっちに流れてきて、一台しか通る幅がないトンネルで車がかち合わないように捌くための整理員が必要になったってことか。

車の往来する隙をついてトンネルに侵入し駅の反対側へ抜けた。

オリジナルルートを再検証すると、抜けた先をすぐ右折して新規エリアに入るのではなく、線路脇の道を進みつつ、Days03で城山から下山してきた場所まで歩いてエリア踏破することを、まず先にしなければならない…と想定できたので、その推測に従ってまずは進むことにした。

線路脇にも結構菜の花が咲いていてキレイだ。
これはメインの眺望ガーデンに期待が高まる。

「エステートピアHT」「岩本アパート」など次々と浄化していく。
その脇に水道施設がある。
企画初期では確か水道施設は解放対象指定じゃなかったはずだが、せっかくなので最新ルールに則って解放していく。

本質学研究所なる場所を発見。
オリジナルではそこまで見に行かなかったが、入口の草が荒れているので放置されたスポットかと思ったので敢えて行けるところまで突っ込んでいくw

階段を上がったところで伸び切った草が進路を塞いでいた。
突撃できるのはここまでか。
それこそ漕いで進むことはできるが、仮にその研究所がまだ生きていた場合、中の人とバッタリ会う事故(笑)が起きると色々面倒なので、普通に入れる限界までで引き返した。

すると、元の道にジャージを着た学生らしき団体が…
あ、変な誤解を生んでなければいいが…嫌なタイミングで見られたなw

その後、すぐとなりの金子商店に向かうが、そこの入口に名前の掘られた石があるのは今回初めて知った。

やはり改めて来ると、新たな発見があるものだ。

階段と急坂を登り、奥に金子商店本体を発見し撮影だけこなすと坂を引き返した。
本当に真ん前まで行くと完全に怪しまれるので、そこら辺の絶対距離感というのは自分の中で把握しているつもりだ。
どこまでが安全圏かというのは感覚が大事だからね。

隣のメゾン城堀は外観こそ立派だが相当古いものは間違いなく、人が住んでいるかは確実とは言えないまでも、入口に大きな鋭い枝が残る木が放置されている現状から、無人の可能性が高いと判断した。

さらに隣の急階段の中腹には「高美荘」というアパートがある。
そこまで何とか上がるも、階段は更に上まで続く。
建物こそないが最上区画は菜の花が咲き誇り、国の管理する謎の土地が存在する。
またここには獣が降りてきてるのか、残糞がいくつか確認できた。
もしかしたら猿か?

さらに西に進み、横浜銀行湯河原寮を入口間近まで接近する。
その裏側は空間が広がってる場所もあるが、崩れてる箇所もあり、管理体制がどうなっているのかちょっと気になる所だ。

そこからさらに西に進むとこじんまりとした住宅地に入る。
番地にして646‐696エリアだ。
その中の一画に少し奥側に進める路地があり、そこを突き当りまで行くと外観が防空壕のような謎のトンネルの入口があった。
…水道施設?トンネルの中に敢えて水道施設を造る理由とはなんだろう。

近くのお宅で洗車している方を発見したので聞き込みをしてみた。

すると、ここは新幹線のトンネルを掘った時に出てきた地下水を貯蓄するために作られた場所であることがわかった。
なるほど、そういうことか。
ここで貯められた水は、街の方に流されていくらしい。
これも初めて知った。

住宅地の端にある調理師鱗友会らしき住宅を浄化し、Days03で降りてきた分岐路に到着。
これで駅の北側区画は踏破完了だ。
それと同時に城山山頂含む大規模エリア踏破がこれで完了となった!
湯河原初期にして、この大きなエリアを囲めるのは大きいんだよね!

浄化シーンを撮影したところで、ある異変に気づいた…
あ、あれ?
カメラを確認すると…録画されてない!!!
_| ̄|○ il||li
急ぐあまり、歩き出した時にスイッチを入れていなかったのかよ!

やってしまったぁぁぁ。また駅前からやり直し?
いやぁ、今回はフルトレースを目指しているんだ。
スタートも遅れ気味なのに、そんな余裕はない。
もし暗くなる前に駅前まで戻ることが出来たら、その時に撮ればいいか…

後戻りはやめよう!

北側区画を一応終えた後、次のエリア、眺望ガーデンのあるガードの北西エリアへと入っていった。

◆城堀南東区画(235~369)

交通整理員のいる城願寺ガードを脇目に、反対側のエリア…より東側に立ち入る


この迂回ルートはいつまで使うのだろうか。

オレンジマラソン自体はそんな長く行わないのでは?
マラソンって朝早く初めて昼に終わるイメージだが…

すでに三回目になるこのルートの踏破順は概ね理解している。
地図を再建する必要はなく、すでに脳内にRuwgleMapが構築出来ている。

ただオリジナルトレースを重視するのではなく、一日全体で踏破が共通なら良しとしよう。

露木アパートを浄化した後、オリジナルとは違う先の小高い丘に上がり、その先の分岐路から細い路地へと降りる逆ルートを進むことにした。
こちらのほうが景観がいい。
高みから見下ろすほうが映える場所もある。

日本キリスト教団湯河原教会を浄化。
日曜は教会が開いてるらしい。
まあ訪ねるまではしないが…
中で何か行われてるのだろうか?
…少し気になる。

露木アパートの周囲の路地を全踏破した後は奥方の路地へと進むことになる。
ここは行き止まりなのだが、実はアスファルトの奥に踏み跡を確認している。
だがその先にある用水路区画との境目が曖昧で、なおかつ近隣居住区の真裏というか庭先との区別が難しいエリアで不用意に侵入するとあらぬ疑いをかけられる場所でもある。

そういう場合はやはり侵攻は遠慮すべきだろう。

通常通り、アスファルトゾーンでの撤退を行った。
当然浄化スポットのある八亀荘は解放する。
が、ここも普通の民家のように見え、刻印もない。
まあ地図基準で判断するしかないので、俺に出来ることはそこまでだ。


路地を引き返すと「実質五差路」部分の東部ルートへと今度は進むことになる。
ここも最終的には行き止まりなのだが、結構奥まで行かないとならないんだよな…

この先は時間を取られることを覚悟しなければならない。

◆城堀南東区画 最奥(門川飛び地エリア)・山神の樹叢

ここは袋小路エリアだが割と奥に深い

東海道線の線路沿いに下りが続く。
脇にはそこに沿って家が立ち並ぶ。
洗濯を取り込む人の姿見える。
声をかけるべきか悩んだが、ここは早々に済ますことを優先した。

しばらく進むと左手に「山神の樹叢」という史跡ゾーンに上がる階段がある。
…オリジナルは先行して中を探索したが、今回は先にこの道の奥を踏破することにした。
時間にして正午近くだったので、住んでる人間が昼食を取っていると予測し表を気にすることは少ないだろうと、その間に全てを片付けようという判断だ。

一部が何故か門川の飛び地になっている場所だが、そこを素通りして区画最奥のゾーンへ入っていく。
手前の左折ポイントから奥へ侵攻。こちらも行き止まりだが高い位置から近郊のアパートの外観、及び刻印もすべてこの段階で抑え、次々に浄化していく。
さすがに三度目となると、何をどうすれば効率が良いかわかっていた。

最奥左手の路地を奥まで踏破したら再度線路寄りに戻ってきて、最奥直線…最東端エリアへ。

ここはオリジナルでは普通の民家しかないので引き返したポイントだが、その後の追加ルールで「送電鉄塔」の解放がプラスされたので、それに準拠してこの民家の奥にある鉄塔側まで侵攻。

ここで中の人に詰められると悶着になりえるので、昼飯時に片付けてしまおうというわけだ(笑)

民家の庭先を掠めて、裏手の草原地帯を進むとその先に大きな送電鉄塔がそびえ立つ。

ここの鉄塔のナンバーを抑えるために鉄塔の裏手へ回る。
ナンバーの記載されたプレートがどこにあるかは、前回のREBOOT撮影の際に調べ上げたので覚えているからね。

プレートの字が薄くなっている気がするが、向かって反対側、下から2段目の左寄りに記載プレートを発見。
即座に撮影し目的を果たす。

その後は鉄塔奥の果樹園らしき高台に上がり、踏み跡を進むと道の下った先に、さらに別の果樹園が広がっているのを確認。
ここまでが、この区画の最奥で歩いていける限界となる。

REBOOT1回目で既に調べ上げたエリアなので段取りは早い。
当時より歩きやすくなっている気がするのは最近作業に誰かが入っているからだろうか。

全ての道を踏破したので来た道を引き返すと、先程は素通りした山神の樹叢への階段を登った。

ここは何本かの大樹と小さな社で構成された史跡…というには少し大袈裟だが由緒ある地ではあるようだ。

一通りの撮影浄化を済ませ、早々に立ち去る。
ここら辺の映像はオリジナルなり、初回REBOOTなりと合わせて、一番上手い形で合成して作品作りしていけばいいと思っているので、そこまで細かく重視することはない。

できるだけいいカメラと画角で移動するシーンさえ撮れればいいのだから。

山神の樹叢の浄化を終えると階段を降りて、更に元来た道を戻り、実質五差路へと帰還した。

眺望ガーデンまではまだ少しやることがある。
正午は過ぎてしまったので、やはり大幅に時間を超過しているな。
急がねばならない…

お腹がそろそろ空いてきた。
やはり食べるとしたら城堀公園か。
そこまではノンストップで行くしかない。

◆城堀南東区画(城堀310~324)

実質五差路から、未踏破である最後の一本を登り、北へと向かう。
ここからはしばらく坂となる。

右への分岐があるので先行してそこへ入っていく。
すぐ右脇には第二露木ハイツが存在する。
向かいには第一露木ハイツ。
塗装が新しいのか、初期である7年前から知っているが劣化は見受けられない。
変わらず刻印はないので全体の外観だけ一次浄化を完了させた。

ググル先生曰く、この道の奥には以前はなかった民泊施設、
ゲストハウス「城堀の家」なるものが出来たようです。

おそらくここがそうだという家に着くと、中には数人で来ている客だろうか。
1階の居間で暖を取っている方と目線が合ったので軽く会釈をする。
客なのかスタッフ的な関係者なのか区別はつかないが…
多分客なのではないか?

刻印がないか軽く見回したが特に表札部などにも記載はなし。
民泊ですしこんなものなのかな、とも思って深入りはやめておいた。
滞在しているのが客であるなら、俺がジロジロ見ているのは気持ちよくはないだろう。

ここの道路の南側は景色が開けているので相模湾まで見通せる絶好のスポットである。
まあ民泊を開いたのもこの景色を売りにしてということなのでしょう。

この区画はこの三施設なので早々に離脱する。
露木シリーズは刻印を一律明記していないのだろうか。

なお主要線に戻った向かいには水道の施工業者の事務所があるので、それも当然浄化しておく。
ここは忘れがちなので注意しなければならない。
(外観は普通の民家で、地図にも明記がない)

◆城堀南東区画(城堀336~382)

主線道に戻ると、道に沿って北西に向かう。
さらに一本上の路地へと入る。
ここは奥まで浄化スポットこそないが、先程よりも長く奥へ入ることが出来る。

その最奥は得意な構造をしており、かなり下に突き出た坂が存在する。
ここも眺望に恵まれている。

また森の奥は山神の樹叢の上部と構造上繋がっている。
しかし通り抜けることは禁止されているので注意。

スポットはないので道の奥まで辿り着いたら、一気に主線道に戻ることになる。

◆城堀南東区画(城堀304~384)・城堀公園

主線道に戻るとアパートである、ヒルトップテラス湯河原を浄化。

そのまま道なりに坂を登っていくと、子供の声が聴こえる。
この位置で聴こえるとしたら、城堀公園か。

次の分岐路へと辿り着くと左手に城堀公園。
ここにはトイレも完備されており、防災倉庫もある。
2年前とはあまり景観は変わっていないようだ。

正午を過ぎたので公園で食事を取ろうと思っていたのだが、子供たちがいたので遠慮すべきかと通り過ぎることにした。

いくつかある遊具も前回の映像やオリジナルを使えば、まあいいか…

公園を脇目に見ながら、さらに奥へと進むことになる。

◆城堀東部中腹エリア(城堀272~387)

公園から北東方向に道を進む。
ここからは目的である次の分岐路まで長い一本道が続く。

右手には幾つかの路地があるが、ここはいずれも農道のようなもので、それぞれ封鎖などされているので入ることができない。

左手に湯河原ゴルフ場のネットが見えると、その手前に隠しルートの入口があるが、そこは一度スルーし、先に奥の分岐路へと進むことを優先した。
また戻ってくるのでトートバッグは隠しルートの出入り口に置いて。

少し距離があったので小走りで分岐路に辿り着いて、対岸の家の塀にタッチすると、すぐに道を引き返した。

隠しルート出入り口の荷物の置き場に戻ると、ここで休憩を取ることにした。

風の勢いが強かったので、他に風を避ける場所が辺りになかったからだ。
公園は使われていたしね。
隠しルートは石の階段になっていたので、それらを椅子代わりに腰掛ける。

荷物を一度全て下ろす。重かった負担が一気に解放された。

リュックからおにぎりを取り出して昼食だ。

普段はおにぎり2つ食べるのが今回は買った3つ全て食べてしまった。
それくらい余裕ですよ。
飲み物はコーラを一本だけ用意したのでそれをチビチビ飲みながらね。

食べ終わる頃には13時半近くになっていた。
まだ予定のコースの前半も終えていない。
これは非常にまずいぞ。
やはり全てのトレースは無理じゃないのか?

今後のコース取りを少し考えなければならないか。

再び荷物を背負うと、お世話になった隠しルートを使って、下層のルートを一度往来する。
こういう道も踏破しておかないとね。

主線道に戻って再び道を南下すると公園にいた子供たちは姿を消していた。
あれ?帰る時こちら側に来てればすれ違ったはずだが…
どうやら手前に停まっていた車を使って、付添の大人が連れ帰ったのだろうな。

そのまま分岐路から南東方向へと進み、住所にして鍛冶屋エリアへと侵攻を開始する。

◆城堀東部丘部エリア(城堀340~382)

分岐路から奥に進む。
ここからは更に丘の上に上がっていく行程になるので坂が続く。
左手には高台にみかん農園が区画別にわかれている。

確か初回のオリジナルルートでは1つずつ上がっていった記憶があるが、さすがにそんな余裕はないので今回はスルー。
もし作品化する際はオリジナルの映像を上手いこと利用しましょう。

坂の途中で右手に露木シリーズの一軒が現れる。

露木マネージメントセンター?
と同時に会計事務所明記。
会計事務所としては初回の10年前から知っているが…
新たに立ち上げたのだろうか?

露木の名前を数多く見かけるが、湯河原の城堀では一大勢力なのかな?

坂を登りきると右手には素晴らしい景観が広がる。
湯河原の街の中心部を一望することが出来、その先の相模湾から真鶴半島の先端も望むことが可能だ。
お気に入りの場所の一つ。

道を進むと左手に小屋があるのだが、ここは元々みかん農園が運営する「みかん狩り」の受付を兼ねた場所であった。
何度か来ているものの、その最中に訪ねることが出来なかったが…

以前はあった農園主の看板がなくなっている。
みかん農園を廃業されてしまったのだろうか?
少し寂しい…😔


◆眺望ガーデン区画

ある意味でメイン目的地

さあ、ある意味の大本命と言える、眺望ガーデンにやってきた。
本来であればここに立ち入る前に左手(①のエリア)の一帯を踏破するのがオリジナル通りなのだが…時間が押してるので今回は左手はごっそり削ることにした。

オリジナルにしろRB1にしろ良質なイベントが発生しているので問題部分はあるのだが、それでも使い道はある。
今回は時間とタイミングが悪かったのか作業している農家さんも留守なようなのでレアイベントの機会も薄かろうというわけで割愛!

いきなり眺望ガーデンに飛び込むことにした。
一番いい場所には先行した観光客らしい車が停まって何やら撮影している。

俺はそこは後回しにして先にガーデンの底部を踏破することにした。

眺望ガーデン西側高台からの全景

これで通算3回目になるが…歩く中で少し違和感を感じた。
あれ?これで満開なのか?
確かにほとんど咲いていると言っても過言ではないが、何か物足りなさを感じる。
本数が前回来た時より減ってたりする?
なんだろう…以前より感じていた圧倒さが少し弱い気がした。

充分綺麗なんだけどね(笑)

俺が見慣れてきたせいだろうか?
これはこれで綺麗なんだけどね。
始めてきた時の感動があまりに大きかったせいかもしれない。
(ここもオリジナル・RB1との映像の合作で上手く作ったほうがいいかも)

細かい路地もある程度歩いた後で、残り時間を気にして先に進むことにした。

もしかしたら過去映像を主力に使うかもしれないと思ってしまったため、今回ガッツリルートを歩かなくてもいいんじゃないか…という思考が頭に生まれてしまったのだ。
…いやあ、イケないことだと思いつつも何を重視するかといえば、菜の花が終われば後は規定範囲の最奥に到達することだと思ったからだ。
 前回のREBOOTでは、ここで終わってしまった。
しかしオリジナルルートを重視するならこれより北部の一帯を一番奥まで歩かないとならない。

そこまで行くには、それなりの距離、時間がかかる。
ここで細かい路地を歩くよりも、まずは最奥まで到達し、その際の映像を収めることが今回はより重要であると結論付けた。


◆鍛冶屋南西丘陵地帯1

先に進むことを決断した一行は、その先の主要道から逸れた左の路地へと入っていく。
ここもまた急坂である。

主に左手は全てみかんの果樹園になっているのだが、入ってすぐのところに送電鉄塔があるらしいが外観からは全く気づかなかった。
初回のルールでは鉄塔はスルーだったので関係なかったのだが、今は寄れたら寄っておきたかったので念頭には入っていたものの、その導入に至る場所がさっぱりわからなかったので果樹園の農道の延長線上に入る道があるのかもしれない。

ちょっと今回はわからなかったのでスルー。次回ここの謎を解明するには多少強引にでも探りを入れなければならないかもしれないね。

急坂を登っていくと、やがて分岐路に辿り着く。
ここはオリジナルルート準拠で左折する。
右も農道だが多少入り組んでおり、Days05の圏内だからだ。

農業排水が漏れ出している急坂を息を乱しながら何とか登っていくと、石垣の壁と共に分岐路がまた現れる。
ここは主要路線としては右奥なのだが左にも道が整備されている。
地図を見る限り眺望ガーデンの一画と繋がっているのだが、俺の記憶を辿ると確か行き止まりのはずだ。

道として今は貫通していないということだね。それは10年前から変わっていないのではないか…と思うが詳細までは覚えていない…
途中までは行けた気もする…うーん、作品化する時確かめてみよう。

高確率で行き止まりだと思ったから今回みたいな時間押しの状態では行くの躊躇ったが…アスファルト整備もされてることだし、一応行くか…。
確実に戻ることを想定し、トートバッグはここに置いていくことにした。
猿来るなよ…そういえば今日は見ていないな。

案の定、最奥は農地になっていて行き止まりであった。
ただ10年前の時はもう少し奥まで行けたような記憶もある。
どうだったかな…
だが今はその奥まった所まで簡単に行くことは出来ないようになっていた。

まあ単純に行く人がいないから廃道的な扱いになってるんだろうな…と。

来た道を戻ろうとした時、突如警告音が鳴る!
その後、何かの叫び声が…近くを見ると音の発生源を突き止める。
これか!
どうやらセンサーで反応するタイプの獣除けらしい。
イノシシとかが来るのかな?
まあ俺は慣れてるけど、いきなりだとちょっとビックリするよね。

農地もすごく綺麗に整えられているし、ここの管理者はしっかりしてるんだなぁ…

みかん果樹園もちゃんと管理されてるところと廃置されたところで、かなりの差が見られる。
もったいないなと思いつつ、どうするんだろうと思うことしきり。


元の分岐路に帰る中、かなり手前からもはっきりと気づいた!
置きっぱなしにしたバッグのところで、車が停まっている!
あ、あかん!善意にしろ悪意にしろ持ってかれるのはまずい!
待ってえええええ!
小走りに坂を降りていった。

バッグ見つかったw

「こんにちわー、すいません、脅かしちゃいました!?」
遠くから聴こえるように声をかける。

どうやら近隣の農家さんの軽トラ…かな?
道端にバッグがポツンと置かれているから気になったらしい。

「置き忘れでもないよなー、と思って…」

ええ、そうですよ。ここを普段から通る人がいたとして、この中身を持ち歩いてる人はいないでしょうよ(笑)

「ここは農道だけど何してるン?」
「あ、はい、実は私はこういう事をしておりまして…」

怪しい人だって不審がられた態度ではないんだけど、まあ何やってるかは説明すべきであると自己紹介と今の現状を一通り説明して理解を得る。
うん、いい人だ!頑張ってと応援してもらいました。
「もうすぐ日が暮れるよ」
「はい。急ぎます!」

そうなんだよ、ここも山間の位置にある場所なので日没が平地より早いんだよ。
日が伸びてきてるとはいえ、急がなければ!
まだまだ奥まで行かなくてはならない!

農家さんと別れ、荷物を背負い、再び奥地を目指す!


再び坂を登っていくと、正面に開けた場所が見える。
その中央には塔のようなものが。

おっと、しかしその手前に2つの路地がある。
手前側は農地への入口と理解出来る構造なので、入口確認程度にしておいたが、もう一つの路地は過去の記憶を辿ると、それなりに奥まで歩いた覚えがある。

踏み跡は確認できるものの、アスファルトは入口まで

2つ目の路地の入口。
開かれているものの、アスファルトが整備されているのは入口までだ。
その奥は山肌を歩くことになる。

10年前の初回、この奥に行ける所まで歩いていった記憶がある。
無論、いずれは行き止まりになるので戻ってくることになるが、結構奥まで行けたような気がする。

道が極端に荒れているようには見えないので行けなくはないと思うのだが…
今の時間的リスクを考えると、次回に延期するべきだと判断した。
いざという時はオリジナルのデータもあるし、今はここの最奥到達が最優先だという判断は変わらない。
この路地は行かない!

改めて主要線に目を向けると、開けた場所に見えた塔に接近する。
これは電波塔かな?
詳細はわかるのだろうか。

近くまで降りられる

さらに近寄ると下に降りられる階段がある。
さらに接近する。

CV湯河原鍛冶屋とある。ドコモの基地局のようだ。
auはどこだ、auは!?

この基地局の下に廻り込むような分岐がある。
一気に下るような道だが、ここを降りるのは今日ではない。
奥に進むには、このまま直進だ。
坂が落ち着けばいいなと思ったのだけど…


◆鍛冶屋南西丘陵地帯2

さらに奥へ進んでいく。
まあ今回のエリアは総じてメインの主要線は全てアスファルトが敷かれているのが利点だ。
まあソレ以外の路地は今回は全てスルー…ということで。

いざとなったらオリジナルデータがある!(いいのかそれでw)

道中竹林が目立つようになり、こういった路地もあるのだが…
ここもオリジナルでは降りて進んだ気はする。
ここは特に歩くのも大変だった思い出が…
行き止まりだけどね。
今回はスルー。

だってもう午後4時になっちゃうかもって時間だよ?
つい先日まで16時っていったら山から離脱するリミットだったんだから。
途中で時間費やす余裕は一切無い!

次の分岐を左に進路を取ると、道なりに右へ。
ここは地理院地図的なルートだと隠しルートが潜んでいるのだが、それもまた後日にまわそう。
本来のオリジナルルートの範囲外だしな。

次に二股分岐なのだが直進側はかなり上まで登らねばならないくせに行き止まりという魔のルート。
時間さえあればなー…と思うのだが、ここもスルーしようか非常に迷ったが、アスファルト整備道くらいはちゃんとやらないと…というバカ真面目な要求には抗えなかった…

行くよ、行けばいいんでしょ!
ただしトートバッグは置いていく!
またさっきみたいに誰かくるといけないからと、分岐より少し進んだところにバッグを置いた。
これでこの袋小路に誰かいない限り、発見されることはあるまい。

直進の上りを進軍していく。
これがまた結構長いんだわ…
すでに急ぎ足でここまで来たので体力疲労が割とピークに近かった。
初回に来た時も結構ひーひー言ってなかったっけ?

何とか最奥

まで辿り着くも、そこで力尽きて背中からアスファルトに大の字になって寝そべった。
体力回復しないと動けない…

数分休み、息だけは何とか整えるまで回復したところで再び立ち上がる。
完全回復などしていられる余裕はない。
荷物のことも心配だったしね。

再度荷物を背負おうとしたところで異変に気付く。
胸元にセットしていたワイヤレスマイクのウィンドジャマーが外れているのだ!
なんだとおおおおおお!
つけた初日に紛失かよ!いつ外れたんだ!?

考えられるのは肩から下げたバッグを外した時に、ベルト部に引っかかって一緒に外れ落ちたケースだ。
そうなると、そこまで装備を身体から外したのは昼休憩した時しか考えられない。

すなわち、湯河原ゴルフの裏だ。

最も道中で落ちた可能性を否定することも出来ないが、どう考えてもその可能性が高い。
…だとしたら、あの強風の中だ。
外れた瞬間どっかに飛ばされたかもしれない…終わった…
まあウィンドジャマーだから録音に致命的な欠陥が生じるわけではないが、取り付けに専用のプラグが必要なので、秋葉原行けばいいなんて安直な買い替えは出来ない代物なんだよぉおぉぉ(泣)

…仕方ない。帰りがけダメもとで湯河原ゴルフ裏に寄ってみるか…

しょんぼりしながら置いていたトートバッグを拾い上げ、分岐路まで戻ると、もうひとつの道へと入っていった。


こっちもさっきの道と並行してるような道なので、また傾斜きついかと思ったけど、こっちはそうでもない。

資材置き場なのか不法投棄なのか!?

暫く進むと、何やら山のような資材が…!?
いや、これは資材じゃないだろ。
不法投棄の山!? これ10年まえからこうだったか!?
ここの記憶は定かではない。
…いや、でも奥まったところに物置のようなものがあり、社名まで記されているものがある。
不法投棄ではなく資材置き場ってこと?
いや…しかしあからさまに家庭から出るようなキッチン系のものまであったぞ。コンロとか掃除機とか?
んー、でも乱雑さの中にも整頓されている節も感じられないわけでもなく…

いや…どうなってるんだここは!?
ちょっと謎だな…昔の映像調べてみる必要があるかもしれない。

◆鍛冶屋南西丘陵地帯3

茶畑かな?

この道が下りに差し掛かると、左手に茶畑のようなものが広がる場所に出る。
みかんからお茶へ…。
残念ながら農家さんは撤退済みか。

で、ここで気になることがある。
初回ルールでは言及しなかったことだが…
地理院地図…というか、ヤマレコでこの場所を調べると分かることだが…

余計な道の情報も載っていますが…

ここでヤマレコのログデータが追加された国土地理院地図を確認すると…
他の地図にはどれも描かれていない謎の道の存在が確認できる。
農道の記載もあるので細かい道はあれど、いずれも通ることはできない…なんて場所も多数ある地区ではあるが、オレンジの濃度が濃いログがこの茶畑を乗り越えた向こう側まで続いているのが確認できるだろう。

これが意味するところは、それなりの人数がそれなりの回数でこの道を通らなければ、この軌跡は掲載されないということだ。
俺がルートEを半年以上通いまくって、あのルートEを「掲載化」にこぎつけた実績があるが、同じレベルでこのルートを歩く人間がいなければこうはならない。

じゃあ、ここには活きたルートがあるのだとわかる。

送電鉄塔だ!

ちょっと逆光になってしまって茶畑の中のルートが見え辛いが…
歩こうと思えば行けそうな道は確認できた。
当然アスファルトではない草の生えた普通の山肌なので、歩きやすくは決してないのだが…
ここを登っていけば、城堀側に出られるのだろうか。

いや、ソレ以上に目線で気になるのが送電鉄塔の姿だ。
この茶畑の上を尾根筋とするなら、その筋の上に鉄塔が立っている状態だ。
今は送電鉄塔も浄化(撮影)対象なので、あそこにも行きたいが…

それなりに登山目的の人が歩いているとわかった以上、そこまで許可取りを厳守しなくてもという現れだとは思うが、やはり今有線すべきはこの区画の最奥到達…。

あの鉄塔到達にしろ、茶畑突貫ルートにしろ、確かめるのは後日に廻した方がよさそうだ。
茶畑農家さんが居る時間に来れたなら、色々話を聞けるかもしれないしね。
敢えて、ここの調査は後日にまわすとしよう。

茶畑は無視して先へ

茶畑関連は今回は無視して先へと進む。
角度にして45度直角に曲がる。
地理院地図には本当に細かい道が記載されているが、ほとんどが通常通る道とはなっていない。(通れる通れないかとは別の話)

実際歩ける整った道は実際数えるほどしかない。
そういう意味では他の地図の方が見やすくはあるだろう。

次の分岐が見えてくる。
最奥への最外周を歩くという趣旨なら、ここは左なのだが…


◆鍛冶屋南西丘陵地帯4

最奥まであと少し…のはずだけど、まだ結構歩かされるのよね

その後は緩やかな坂を登りながら基本一本道。
左手に高台に上がるための階段状のものが2つ3つくらいあったんだけど現役として使われているかは非常に疑わしいものが続く。

とりあえず、今は調べる余裕はないな。
だが、無理やり突破しようと思えば出来るレベルなので今後どうしていこうか夢が広がる(笑)。

とにかく奥へ行くことを優先に進んでいたが、さすがに疲れてきたのか息がまた荒くなって動けなくなっていく。

石垣の前が坂になってるので座れるかなと…

左手に農道の入口らしい箇所があり、石垣の壁があった場所があったので、その農道側は坂になっていたから、そこを背にして座り込む形になって、また動ける体力を取り戻すために休んでいたんだけど…

え?あ、こっちに行きたいんですか?

休んでるところへ、まさかの新たな軽トラが現れた。
あ、ごめんなさい…休んでるだけなんで、お気になさらず…
とやり過ごそうとしたが…
え?
ウィンカーを炊いてる方向からしてもうしかして…
「そっち行くんだよ」
あ、やっぱり。
俺が休むために農道側に寄ったがために車が入れなくなっていたのだ。
うぅ…これはどくしかない。ちょっと待ってくださいね…

一応自己紹介しないとね!

再び立ち上がると、一応簡単な自己紹介とここにいる目的を話した。
「一番奥はあと5分くらいで行けるよ」
まあ普通に歩けばそうかもしれないが、俺の場合はそうはいかないんですよw

俺の目的を話すと興味を持ってもらえたのかSNSのアカウントを教えることになった。
色々お話を聞きたかったが、おそらくこの上に行くということは仕事なのだろうし引き止めるのも悪い…
俺も時間が余裕ないからな…
また会えることを願って今回はお別れした。


◆鍛冶屋南西丘陵地帯5

さあ、最奥まであと一歩だ!

俺のポストにいいねが付いていたので、先程の方は榎本農園の方と認識。
ありがとうございますん!
彼はあと5分といったが距離にしてみるとまだそこそこある。

地図を見る限り最奥までは分岐は無いはずだが…

農道分岐はあるが…農道?

途中にあるのは農道とくくるには、ちょっと細すぎるレベルのものがあるくらいだ。
オリジナルの時はどうしたかなぁ…ここも調べたのだろうか…
さすがに今回は調べに行く余裕はないけど…
レールが敷かれているがここは活きているのだろうか。
レール自体は錆びついていないので、もしかしたら現役なのかもしれないが…

目視出来ないが、多分奥の左側上に果樹園があるのだろう。

右にあるドラム缶に足の生えたようなものはなんだろう?
ポップコーン造る奴に似てるようなw

ここに来てまた小屋のようなものが現れるようになる

だいぶ奥に進んできた。
農地に隣接する農具小屋らしきものが連続してある。
いくつかはかなり傷んでいるが、現役っぽいのもあるような…
なかなか判断が難しい。
どうなってるのかなぁ。
午前中に来て、巡ってみるしか判別は無理だろうか…

空がよく見える

やがて道が右にぐぐっと曲がる形になっていく。
これは最奥に辿り着く兆候だ。
また街側に戻るもう一つのルートとつながる場所があるはずだからだ。

…と、結構な大きさの小屋を発見すると、その側にまた軽トラが見える。
まだ作業している誰かが残っているのかな?

常磐?

回り込んで小屋を見ると、シャッターには「常磐」とだけ書いてある。
ただ、手前に停まってる軽トラを見ると、荷台の部分に「常磐建築」という刻印が刻まれていた。
…ここは農家ではなく、建築会社の資材置き場ってことか?

色分けされて置いてある籠は、よくみかん農家さん訪ねた時に見るものと同じではあるが…
まあケースとしては、建築業の傍らで農業営んでるってパターンもあり得るのか…

ちょっと聞いてみたいが、すぐ近くに人の気配を感じない。
相当奥にいるのかなぁ…。
出てくるまで待つ訳にもいかないので、ここも次回調査かな?

んー、まだまだ湯河原初期エリアだが再び来てみると、謎な部分が数多く残されていることがわかる。
深いな…
とりあえず、今回は先に進もう。もう最奥エリアは目の前だ!

最奥の入口

常磐建築を過ぎると、すぐに分岐路が現れた。
右に行くと街に戻っていく形になる。
最奥に進むには左前方に進めばいいというわけだ。

いよいよ、最深部だぞ!


◆鍛冶屋南西丘陵地帯6・最深部エリア

さあ本日の最深部だ!

分岐の先を進んだ瞬間から坂が始まる。
オリジナルルートを歩いた10年前の投稿を見ると、「傾斜60度」がどうのという投稿が今も残っている。
そう、ここは本日の最大傾斜角度の坂が待っていることは確実なのだ!

右手は普通に土が露出している。

下はアスファルトが敷かれているものの、ここから奥は一気に山を切り開いて通したって感じの構造になっている。
右手は特に土の露出が顕著だ。
これぞ山の中だぞ、という迫力で迫ってくる。

そして傾斜角が鋭く、まだまだ先に続いている様子が見て取れた。

ここが最奥の分岐路となるのか?

坂を登っていくと、次の分岐路が現れる。
地図上としてはこれが最奥の最後の分岐路となる。

左は農具小屋とそれに至る道で終わっているので特に向かう必要がない。
右はある程度奥まで行けるようだが地図上は行き止まりの道だ。
歩いていくべきだが、残り時間を考えて後回しにした。
重要なのは地理的に一番奥となる正面の突き当りまで進むことなのだから。


ここから怒涛の坂が続く

分岐を直進すると、更に傾斜角を増していく。
まだまだ突き当りは見えない。
遥か奥まで一本道が続いている。

Google Map上の現在地

Google Map上で現在地を確かめるとここにいる。
地図上のルートの奥まで行けば実質的な最奥到達となるのは間違いない。
あと200m以内だと思うが数字的に大したことなく思えるものの、実際の体感は果てしなく遠い。

瓦礫が落ちてきている

道の右手には岩が転がり落ちてきている。
奥を覗き見ると沢のようになっているのがわかる。
しかし何やら少し構造的におかしな部分がある。
後天的に出来たものなのか?
いくつか不法投棄されたような機械も落ちているように見える。
おいおい…

横に大きな地滑り跡のようなものが見える。

その沢の上の方に目を向けると、横に大きな断層ごとえぐり落ちたような様相が見て取れる。
激しい地滑りでもあったのだろうか?
10年前もこうだったのかという記憶はさすがに残っていない。

アスファルト近くの乱雑さはあれが原因なのだろうか?
近くまで調べに行きたいが、それこそ崩れ落ちそうだから難しいな。
まあ細かい地質調査はエキスパンションミッション扱いにしましょう。

石造りの小屋

さらに上っていくと、道の左右に小屋がある。
右のはよくあるトタン小屋であるが、左手にあるのは結構の大きさのもので本体は石造りの強固なものが建てられている。
ここまで本格的なものなら古くても持つだろう。
特段劣化の様子も見られない。
…現役だろうか?

どこまで続くんじゃ…

一度来ているはずだから見当がつきそうなものだが…
まだ突き当りに着かないのか…
以前と上り道が続く。
以前とアスファルトは続くが、積もった落ち葉や土砂が覆った部分もある。
…車は来てるのかな?

みかんの木だ!

さらに上っていくと、段々と視界が開けてきた。
そして辺りと見回すとオレンジに色づいたたくさんのみかんが見える。
おお!みかんパラダイス!

突き当り確認!

そして、遂に確認した!道の突き当りを!
(だが写真ではわかりづらいが傾斜がキツい!)
正面のあの森が突き当たりだ!
少し地面がガタついているが、ここから三方向に道が敷かれている。
この中央にトートバッグを置いて、一応三方向それぞれの端っこまで歩くか。

最奥地点のヤマレコログ入り地理院地図

ここで地理院地図を確認する。
オリジナルとは違ったルートを発見できるかもしれないからね。
…お!?
見た目ではただの森にしか見えない突き当りが、実は左に行けば割と近しい距離に城山第1登頂ルートと合流出来るような隠しルートがあるらしい。
…ん?
同時に右方向に行けば、新崎川側に下りるログが残っているが、誰だこれ歩いたのは…!?(まあこれは異例ルートだな)

これだけ第1と近いなら確かめてみたいな…しかし時間的に厳しいか…

みかん…

左の突き当り。それぞれはそんなに距離があるわけではない。
それぞれ20mくらいだ。
左はその中でも一番高低差に差が少ないので楽ではあるが…
既に基礎体力が根こそぎ奪われてるのよw

地理院地図を見る限り、三叉路の正面でなくても、こちら側からでも城山第1登頂ルートへの突貫はいけそうな気がしたが…
アスファルトの終端からの光景はこんな感じ。

視界は悪いが傾斜がキツすぎるというわけでもなく、このみかんの木を上手く躱して進むことさえ出来れば、先に進むこと自体は不可能ではないと思われる。
…いや、しかし今からやるつもりはないぞ。後日調査案件。

あと正面と右ルートだ。

トートバッグを置いた三叉路脇に戻る。
…さて、あとはこの正面の突き当りと右奥まで歩けばGoogle Map基準の踏破は完了する。
オリジナルを重視するならそれだけで充分なのだが、最新ルール…地理院地図ベースでの踏破となると、この正面の森の奥にある道をどうしたものか…という話になってくるが…

汗かいたので着替えるか…

荷物の前に戻ってくると家から着てきた服が、いかんせん汗を吸いすぎて気持ちが悪いので着替えた。
スッキリしたところで、残りの道を踏破しましょ。
ここでやり残しはあかん!

正面の突き当り

ここが噂の傾斜60度ですか!?
息を乱しながら一番奥の突き当りまで、しっかり歩いてログを残す。
で、この奥に道があるですって?
…もう既に午後4時近いので森の中は暗いよ!
ここもやはり次回案件ですね。
…あ、というかオリジナル範囲外だからエキスパンション扱いか。

いや、これは無理だろ…

一応真正面の木の隙間から先を覗いてみたんだけど…
いや、密度的に厳しくないか?
最新行程を踏まえれば別だけど…
…にしても、ここを乗り越えるにはそれこそ伐採が必要になるかもしれない。

あそこ怪しくない?

バカ正直に真正面から行くのは無理なら…
左手を見ると、森の中に暗黒空間があるw
あそこから森の奥に入れるんじゃないかい?
今からは行かないよ?

でもあそこを侵入経路として、城山第1登頂ルートに向かうのが一番可能性あるかな…と思うんだ。
それも次回調査案件ですねー。次回の課題が多いな…(^_^;)

あとは最後の「左ルート」を残すのみ。降りようとしたんだけど…

とりあえず今回はオリジナルルートベース(スルー多いがw)が基準なので余計な深堀りはやめておこう。

残すは三叉路からの左ルートを残すのみ。
…さっきと同じように一度三叉路分岐点まで降りていって、最後の一本を登り返そうと思ったんだが…
…いや、待てよ、と。

ショートカットだぁぁぁぁ!

ルートの踏破は何も「往復」する必要はないのだ。
最後の左ルートは「降りる」行程だけで済ませられれば、時間も体力も温存できる。
せっかくこの高い位置にいる利点を活かし、「左ルート」への直線的な大胆ショートカットを決行することにした!
ちょうど草も生えてないし、足場として悪くないぞ!

濡れてるよ…

アスファルト準拠の道を無視して、正面ルートの最奥から、左ルートの最奥を結んだ直線でショートカット!
一気に左ルートの最奥へと到達…と思ったら、沢から漏れた水がこのルートに流れ込んでいるようだ。
激しく濡れていて、土砂も少量だが押し込まれている。

左ルートの突き当り

水を避けながら、左ルートの最奥に近づく。
…と、思ったらぬかるみにハマった!
靴がぐっちょり…!うわぁ…
まあでもここまでで大丈夫か。

アスファルトはここで終わってるし、その位置から山側を撮影する。
この水は沢から流れ込んでるのかと思ったが、見た感じ地下水がこの先から地表に出た感じではないかと見て取れる。

この先も調べるとしたらエキスパンション案件ですね。
今日はここまでにしておこう。

アスファルトの上は濡れてるので、わずかに横の草の上を進む…

さて、これで跡は左ルートを上から下に降りて、バッグの元に戻ればこの辺りの道は全て踏破したことになる。(隠しを除き)
悠々自適に降りようとしたが、地下水の水が激しく流れているので危険を感じた事もあって、アスファルトと草の境辺りを降りていくことにした。

すっ転んだ!お尻と手を一瞬付いてしまったよ…

ぬかるみにさっきハマったので、充分気をつけて降りていったつもりなんだけど…
あと少しで三叉路というところで正面のみかんの木が邪魔だったことから、道側により近くに足場を求めた瞬間、ずるっと足元が滑って、おしりをついてしまった!
すぐ右手を使って立ち上がったんだが、確実におしりが真っ黒になっただろうなぁ…
パンツまで水が染み込むのは最低限レベルで済んだんだけど…
右手もこの有り様である。
あーあ…

以降は転ばずに、三叉路に到達。
バッグのもとに辿り着いて、全ての荷物を背負って下山を開始した。
…下山といっても、まだやる事は終わっていないのだけど…
時間との勝負だね。

そして一本しか買ってなかったコーラが尽きた…


◆帰還ルート行程1(城堀南西丘陵地帯6~8)

さて、次は最奥に入る時の分岐路で、まだ歩いていない場所の方を選び、その道を使って戻るだけ…
と言いたいが、いくつかここに向かってくる「西側外周」ルートとの間に何本かの道が繋がっているのだけど、それを全部歩く時間はもう日没迎えそうなので残っていないと思われる。

「どうせまた来るから…」
と理由をつけて(笑)今回オリジナルルートで歩いた道をすっ飛ばしたこともあるので、その「どうせ」繋がりでこの一帯の内地ルートはその時に歩き直す…ということで全カット!(いいのかそれで!)

そう。俺がそういうの嫌いなのはわかっていても、それを踏み倒してでも優先すべき事項が2つあるのだ。

一つは、例のウィンドジャマーを落とした湯河原ゴルフの裏に捜索に行くこと。(無いと思うけど。無いというか風で飛ばされたから見つからない)
もう一つは、10年前にはあった牧場のお馬さんの状況確認だ。

この2つはやっておかなければならない!

また来る前提なら「内地」は後回しで「馬」情報を手に入れねば!本来は隅から隅まで、少なくともオリジナルルートは踏破するつもりで始めた今回の2回目の湯河原四日目REBOOTロケであるが、前回よりはマシだとはいえ、悔いを残しながらの下山となる。

次回は今回行けなかった部分を完全踏破するため、5日目REBOOTではなく、それ専用に「4.5日」として1日フルに使える日程を用意すべきかもしれないね。
…新たな謎ルートやスポットも幾つかある訳だし…

さて、あとは降りるだけだから上らないで済む分楽…と言いたいが、アスファルトの大地を踏みしめると足の負荷が高いので上りよりも下りのほうが足を痛めることになるのはご承知の通り。
これがなかなかの地獄なのだ。

強いて抗えるとするなら、衝撃を和らげるためにゆっくり行くことなんだけど…
日は延びたとはいえ、もういい時間だ。急がなければ…

ここに来て新キャラ遭遇!嬉しい!

新たな道で降りだして1分経ったかどうかの頃、両脇に農家さんの小屋が経っている場所があり、その近くで軽トラが停まっていて、荷台に何か道具を詰め込む作業をしている方がいた。

こんにち…
「登山?」
俺が話しかける前に、相手方から話を切り出された。

単純な登山者じゃないからな。説明が難しいのだけど、いつも通りの説明の仕方で対応する。
…すると、思わぬ話が返ってきた。

「実は今年に入っても数組の登山者がこの道の奥から降りてきたんだよ。カップルとかも…」

え?
降りてきたって城山からってこと?
俺が今回最奥で、ここから城山第1登頂ルートへ行けるのではって考えてたあのルートを使って、やはり現に何人も降りてきているらしい。

確かに第1で下山するなら、つづら折りで降りていく形になる。
こっち…鍛冶屋側に抜けてくれば、直線に近い形で街へ降りていくことが可能ともいえる。
ある意味で近道になるのか、ここが。

しかし歩きやすいかどうかは別の話だ。
屈強な登山者ならともかくカップルだと…ぐぬぬ。
じゃあそこまで難易度高い隠しルートでは無いってことなのかな…
これは調査せねばならないな。
課題が命題になった瞬間である。


農家さんと別れを告げて、さらに下へ降りていく。
内地への分岐は幾つかあって、行き止まりであったり、上りに使った道と繋がる道であったり様々ある。
その幾つかは先程も述べた通り、オリジナルの4日目のルートは時間の許す限り内地の道も歩いていたのだが…

苦渋の決断でスルー。
…4.5日ロケをするなら確実に歩くから今はゴメンよ…

…と、そんな中、後方から車の近づく音が。
あ、さっきの下山者情報をくれた方が荷物積み終わって、家に帰ることろかな?

「いいね、しといたよ!」

「いいね、しといたよ!」
…え?(;´∀`)
颯爽と窓から手を上げて声をかけてくれたのは、さっきの人ではなく、奥に向かう過程で出会った農園の方だった!
あー、自分の園の用事を終えて、こっちからぐるっと回り道してきたのか。

俺のアカウントを教えたので、実況投稿に「いいね」をしてくれたらしい。
…知ってた!確認していたからね(^o^)
改めてよろしくお願いします!


◆帰還ルート行程2(城堀南西丘陵地帯6~8)

幾つかの分岐をスルーした先に進むべき意義とは。
そう。街に降りるのが目的ではない。
以前述べたようにまだやることがある。
そのうちの一つが近付きつつあった。

その一つは「お馬さんのいる牧場」はどうなってるのか?

オリジナルルートを歩いた当時は2014年。
今から10年前…(震え声)
その当時はここに、馬が2頭いて、俺と遊んでくれた大切な思い出がある。
彼か彼女らは、今もここに生きて楽しく過ごしているのか。

それを確かめたかったのだが、GoogleMapを見ると該当箇所にソーラーパネルらしきものが見えて俺の心はかき乱されたわけです。
まさか…メガソーラー風情に馬たちの居場所すら奪われたというのか!

それを確かめずして先に進むことなど出来ようはずもない。

お馬さんたちは生きてそこにいるのか!?

いよいよ該当する場所に到着した。
果たしてお馬さんたちの命は!?
知りたいような…知りたくないような…

うわああ!馬を追い出しやがったな!(激怒)

怖怖と該当する辺りに近づくと…
うわあああああ!恐れていた光景が目の前に!
多分場所は間違えてないと思うけど…ここにミニ牧場があったはず…
俺の記憶が確かならな。

しかし馬の姿はなく、草原の上にはソーラーパネルが…!
お馬さんはどこに行ったんだ!?
少なくとも住む場所を追われたのは間違いない…
ゆ、許せない!ゆりこ!(違)

しばらく呆然としていたんだが、この事実は受け入れねばならない。
…とはいえ、本当にここだったか?
もしかして牧場はここではない可能性もあるのではないか?

近くに人がいれば聞けるのだが…


馬の行方を結果的に悪い方向で一応判明させたので目標一つは達成。
じゃあもう一つ、なくなったウィンドジャマーを探しに行くのだが…
その為には、あの菜の花のある眺望ガーデンまで行かなくてはならない。
湯河原ゴルフに最短で向かうにはあのルート以外ないのだ。

なるべくなら、また上り道は勘弁願いたかったのだが仕方ない。
結果的に一度無視しようと思ってた内地の道のどれかを使って、奥に向かう過程で通った「あの道」へ戻らなければならなくなった。

ちょうど牧場跡が分岐路になっていて、ここから内地への進路を取る。

内地のルートを人がいたので一本だけ選んで進んだ。
お!この時間でも誰か残ってる!?

内地(西方向)へ歩いていくと、農具小屋と共に、軽トラが停まってるのが見えた。
本日第三の農家さんかな?

お馬さん知りませんか?

農家さんがまだ残って何らかの作業をしていたので声をかけた。
こんにちわ。
10年ぶりにここを歩いてるんですが、前あそこにお馬さんいませんでしたか?
(これだけ近くにいたら、いなくなった顛末も知ってるはずだ…!)

「ああ、いたね」
やはり!場所はあそこでよかったのか。
結構前から居なくなっていたらしい。
…お馬さんたちはどうなったのか知ってますか?

「真鶴の方に引っ越したみたいだよ」
なんだって!? まさかの真鶴!
…あー、でもよかった…生きていてくれるだけで嬉しいよ(´;ω;`)

その話は初めて聞いたな。真鶴のどこに!?
これは会いに行かなければならないな。調べてみるか…。

でこぼこファームを知っていますか?

興味を持ってくれたので簡単に自己紹介をして少しお話した。
この近場において、地図でわからなかった新しい場所として
「でこぼこファーム」なる場所があるんだけど、それを尋ねたら知らないという。
「…どの辺にあるの?」
俺が地図で教えてあげる展開に。
貸し農園みたいなものなんじゃないですかね?(勝手な推測)
まあ自分の農園持ってるなら、あまり興味持てなくても仕方ないかw
ありがとうございました!


どっちに行こうか…内地の内輪攻略が後々楽になる方の道を選んだほうが楽か。

農家の方と別れ、再び先を目指す。
次に直ぐ現れた分岐をどちらに進んだほうがいいだろうか。
後々またここにやってきた時、歩く道の負担を可能な限り軽くするには、「内輪」を塞いでおいたほうがいいと判断。
地図的に考えて、ここは右前方を進むのが得策と判断した。

元々のオリジナルルートでも4日目の行程としてここは歩いている。
当然のように坂道だがやむを得ない。

おばあちゃん元気だ!

道は坂の傾斜が増していく。
そんな中、赤い小屋の前にバイクが停まっていて、人の姿が。
「まあまあ、すごい荷物で…大丈夫?」
畑仕事をしていたお婆ちゃんが俺の姿を見て話しかけてくれた。

いつもの通り自己紹介すると、
「そんなすごい荷物で…私には無理だわ…頑張ってね!」
応援してもらいました。
ありがとう!元気になったよ!
また来た時に会いたいな。仲良くなりたい人が多くていいね。


ここと繋がるのか!

おばあちゃんと別れて道を上って行き着いたのがここの分岐点。
ここは最奥に進む際に歩いた道だ。
ここを右に行くと最奥方向。
ちょっと見づらいけど、左前方の奥まったところに道が続いていて、そこから進めば眺望ガーデンの方へ道なりに行くことが出来る。

あの茶畑突貫道がある場所のそばと繋がった!

今どの辺りなのかを知る手段として、ヤマレコを使うのが望ましい。
全てのログが示されたソレを確認すると、城堀側に抜けられる突貫道があると今回始めて知った、あの茶畑ゾーンの最寄りに出たことが分かる。
なるほど、ここと繋がるわけね。

あとは最初歩いた道順をそのまま戻っていくだけで眺望ガーデンまで進むことが出来る。
それなりに距離があるので、少し時間かかるけどね。


◆落とし物捜索…眺望ガーデン~城堀公園~湯河原ゴルフ場

鍛冶屋の丘陵地帯を進む過程で歩いたルートと同じ行程で眺望ガーデンへと戻ってくると、犬の散歩に来ていた女性が景観の良い場所へ立っていた。

結局菜の花は今が一番最盛期なのかわからん問題…

ここは近隣の方の犬に限らず散歩コースとなっているようで、前回のREBOOTでも何人もの方たちがここを通り、話を聞くことが出来た。
今回はそこまで悠長な時間はないが、今いる方一人に話しを聞くくらいは出来るだろう。

その女性のそばに行き、話しかけた。
そう。この眺望ガーデンの菜の花は今年一の満開の姿であるのかと。

わかんないっぴ!

「どうでしょうかねぇ…?」
物腰柔らかな女性は、俺の質問に5分程付き合ってくれたが、回答としては要領を得ないものだった。
要はわからないということか。
引っ越してきたばかりなのかな?

俺がこの状況を綺麗とは思うものの納得できない理由を説明するが、ユガァーラーが状況を認識できていないというならば、俺がわかるはずもない。
前回REBOOTで同じような質問をした際に、そもそも植える本数が減っているという話。
先日まで春の嵐・長雨が続いていた状況…
様々な要因を加味して、最盛期かもしれないが花が散っている可能性もある。

この状況で納得するしかないのか。
すでに夕刻&曇天で景観も撮影に適さなくなってきている。
まあ今年の撮れ高はもう撮ったから、もう何も望むべくもない。
女性に礼を述べて、俺は未踏破だった数本のガーデンまわりの路地を歩いたあと、湯河原ゴルフの方へと足早に向かった。


城堀公園で地元の高校生らしき男子グループがたむろしている。
今までに見ない光景でなかなか面白いが、かまっている暇はない。
湯河原ゴルフ場の裏…休憩してお昼のおにぎりを食べた場所へやってきた。

湯河原ゴルフ場裏。ここのどこかにある…かもね。

ここで俺は一度荷物と装備を外している。
その外した時にウィンドジャマーに引っかかり、共に外れた可能性が一番高いのだ。
しかし当時は強風が吹き荒れていた。
仮に俺の予想通りここで外れていたとして、その瞬間に吹き飛んで、恐らくこの草むらのどこかに落ちたのではないか。
それなら見つけるのは絶望的だ。
運が良ければアスファルト上に落ちていて、幾分か見つかる可能性に賭けたが、それとて遥か遠くまで流されたのではないか。

それをあてもなくこの時間から捜すなど現実的ではない。
あの山から、ぬいぐるみバッグを捜し抜いた俺でさえ、あまりにも範囲が広大であり、モノが小さすぎる。

やっぱり見つからないか…(知ってた)

腰掛けた階段まわりも確認する。
頼む、奇跡よ…しかしというか、やはり見つけることは出来なかった。
まあそりゃそうだ。
内心わかっていた。理由は先程述べた通り、明らかに可能性が低かった。

しかし俺は今までこの手の事で奇跡的な発見を何度も経験している。
万が一の可能性で見つけることが出来たのに…って後悔をしたくない為にやってきたに過ぎない。

これで見つからない事に自分で納得できた。
諦めることが出来る。
ぬいぐるみ捜しも同じ理由だ。
やるだけやることが大事。
見つかるかどうかはその延長線上の結果に過ぎないのだと。

天気が曇天著しいので、心配になって逐一見てたんだけど…
ついに明日雨マークが時間によって発生する模様。
おおおおい!この3日間は天気が持つっていうから、強引に来たというのに、中1日潰れるっていうのか!?
いつも以上に貴重な1日なんだぞ!?

まあ、まだ確定ではない…奇跡を信じるか…


◆捜索断念~湯河原駅→熱海駅へ

オリジナルルート踏襲はもう意味はない

さて、捜索も打ち切って、まあ余裕があればオリジナルルートどおりに、しあわせ食堂にこりでラーメンを食べ、ホテル城山で温泉に入り帰宅…はないにしても熱海駅は移動が理想ではあるが、そんな時間は無くなった。

今回はロケ自体短期間で最低限の行程をこなさなくてはならない。
今日中に明日から2日間限定の山行の準備を終えてなければならないのだ。

つまり、伐採道具を用意しておく為に、熱海のハンディへ閉店時間までに辿り着かなければならない。
これが結構早く閉まってしまうので本当に時間がないのだ。

急いで駅に向かう過程で、湯河原攻略戦の過程でよく見た猫の姿を見かけた。

湯河原ニャン。大体地域猫の位置は把握しているからね。

何年経っていても猫のいる場所は変わらないものだ。
同じ猫かな?
…と思っていたら…!

ニャンだと!? まさかの4匹!

何とアパートの奥にこっちを凝視する三匹の猫の姿が!
計四匹!
ここに地域猫が住んでいるのは当初から知っていたが、ここまで大所帯とは知らなんだ(笑)
まあ一日忙しかった最期にいいものが見れたよ。ありがとう!


湯河原駅前ロッカー

そのままの勢いで湯河原駅まで行き、預けた荷物のあるロッカーへとやってきた。
この400円が地味にでかいよね。
それでも移動時の負担を軽くする方が大事だから預けたんだけども。


荷物の積み込みが時間がかかる!ほんと面倒くさい!

急いでロッカーの扉を開けて、新ぬいぐるみバッグ(でかすぎる)やお風呂セットなど、今回の探索に直接使わないものを再び荷物に積み直していく。
地味に時間がかかるんだよな。
ハンディ閉店まで時間がないというのに!

急げ!一分もないじゃないか!

荷物を積み終わり、次の熱海行きの電車の時刻を確認すると…
なんだと!?
一分を切っているじゃないか!
まあでもここの駅構造を考えたらホーム上がるまで40秒あればいけるな。

エレベーターはやくうううう!

荷物が多いのと体力的な疲労で階段は辛いと判断したのでエレベーターを使うことにしたのだが…遅いっ!
いや、それでもギリギリ間に合うはず!

すでにホームに電車が到着する音が聴こえていた。

なんで眼の前がグリーン車なんだよ!!

エレベータを急いで降りると、すでに電車が出発しようとしていた!
しかし降りたホームのそこはグリーン車乗車口だ!
なんでだよおおおおお!
当然一般切符しかない俺はここからは乗ることが出来ない!
秒で出発しようとしている電車に対し、俺は急いで乗れる車両に移動しギリギリで飛び乗った!

あ、危ない…これを逃していたらハンディに間に合わなかったかもしれない。


熱海駅下車!

電車の乗車区間はわずか一駅分なので、時間にしたら大したことはない。
すぐに熱海駅に到着すると、一目散に改札を抜けていった。

勝手知ったる熱海駅である。
改札を抜けると、ロータリーに配置されたベンチの一番奥へと進んで腰を下ろした。
実際ほとんど動きっぱなしだから、ちゃんと休めていない。
もう疲れたんだよぉ…

しかし時は無情である。
座れたのはほんの数分。
ハンディ熱海店の閉店時間まで、あと30分しかない。
あそこまで時間内に辿り着けるか?

駅前温泉も食事も取っている時間なんかないぞ…!
先に買い物済ませなければ!


◆熱海駅~ハンディ熱海店~マックスバリュ熱海店(キャンドゥ)~清水町バス停

忙しすぎるだろ!

熱海駅から海寄りの銀座繁華街を抜けた先まで30分で降りなければならない。
いや、降りるだけなら造作もないと思うでしょ?
この大荷物に疲労困憊を抱え、足のダメージも大きい状態でだぞ!?
死物狂いで速歩きで降りていく。

到着ギリギリすぎんだろぉぉぉ!

なんとか5分前くらいに店の姿を確認。
い、急げ!
なぁに、買うものは限定的で決まっているんだ。
ものの数分終わる!

もう閉店BGMが鳴ってるw

店の敷地に入ると、表のスペースにあるガス缶と、店内の草刈り鋏コーナーへ直行する。
すでに閉店BGMが鳴り出していた。
待ってぇ。すぐ持って行くから!
慌てて商品を2つレジに持っていき会計してもらった。
レジの女性とまた会話していたら、責任者っぽい人なのか俺に退店時間を促すように割って挨拶されてしまった。

はいはい、閉店ですね。
わかってますよ。迷惑をかけるつもりはない。
急いで缶はぬいバッグの方に入れて、鋏のようなデカいものはリュックの脇に括り付けた。



ここで食べるにしろバスの時間がわからねばね

さあ、あとはなんだ。いよいよ多賀に移動か?
どうせならここで食事を取ったほうがいいのではないか。
まあ何にしても、また駅まで戻るのも凄まじくタルいのでバス移動しかない。
時刻表を確かめに、清水町バス停へと向かった。

バス停の時刻表を確認する。
今は19時…次のバスは27分…30分後!
30分じゃ店に入って食事って時間ではない…
ならどうするか。
多賀に行ってから食事に関しては検討してもいいのかな…と思ったが、よくよく考えれば明日朝、山に行く前に食べる用&山の中で食べる食材がないじゃないか!



正直足のダメージと身体の疲れを考えると、あの距離をまた歩くのは嫌すぎる…
だったらこの時間でこの市街地にあるマックスバリュで買ってしまえばいいじゃない。
…運ぶ荷物がさらに増えて大変にはなるけどさ。


急げえええええええ!

思い立ったらすぐ行動!
また30分の時間制限!
あれを逃したら次は最終バスまで無いんだぞ!?
絶対に間に合わせなければならない。急げぇぇぇ!


生鮮食品結構売れちゃってますね…

大体こっちのマックスバリュで買うのは決まってるんだよね。
チョコクロここ自家製だから割とかっちゃう。
昼はそれでいいとして、明日の朝出発時食べる麺と…あとジュース系…
1.5リットル2本やっぱりいるよなぁ…
あと行動食となるラムネ…くらいかな?

ジュースが激重すぎる…!


ケーブル初日で壊れすぎだろ!!(´;ω;`)

続いて3階のキャンドゥへ向かう。
何と今日一日の行程で3本も充電ケーブルがダメになってしまっていたのだ。
これはやばいと、ここで何本か補充する。
毎回毎回必ず使用不能になるんだよな…
このケーブル類は多賀に行ってしまったら手に入らないので、ここで揃えるしかないのだ。


バスが来ちゃう!急いで戻らないと!

食料品とケーブルなどを手に入れ、清水町バス停へと戻る。
え!? あと5分切ってる!?
やばくないか!?
いや、定刻通り着くとは限らない。
遅れてくるかもしれないじゃないか。
急ぐ価値はある!

定刻には間に合わなかったが、遅延してるかもしれないでしょ?

マックスバリュ熱海店から小走りで清水町バス停へ。
丁度19:30。…定刻より三分遅れ。
いや、だからバスが遅れてくる可能性も…
まあ落ち着こうじゃないか。ベンチも空いてることだし…。

1時間半待ち…つらたん…

しかし10分経ってもバスが来ることはなかった…
やはり定刻通りに来ていたんだ…
…ということは…地獄の1時間半待ちだぁぁぁ(´;ω;`)

間があるなら夕飯食べにいけるじゃないか…と普通は考えると思いますが…もう足が限界だったんですよ。
それに割と日曜早く閉めてしまう店もあるしね。
探しに行ったはいいが、無駄に終わってしまったら目も当てられないじゃないか。


だったら、ここで1時間半待って、バス停から熱海の我が家までの歩く力を取り戻すことに全精力を注ぐべきと判断した。

夕飯のことは後で考えよう。
向こうでコンビニなりマックスバリュ多賀店まで歩くなりしてもいい。
いや、そこまで歩く力がなければ最悪夕飯は抜きでもいい。
明日朝食べればいいんだ。
どうせ後は寝るだけだしね。


来てくれたよぉぉぉ(´;ω;`)

本当に1時間半待ちましたよ。
何本もバス自体は来てるんだけど、網代行きの便は全然来なくてね。
そして遂に到着。
21時過ぎですよ!遅い!最終だもん!
もう食べれる場所なんてないんじゃないの!?



◆多賀突入~アイドル~江村小屋へ

まさか最終バスになろうとは…

荷物激重でバスに乗り込み、席につくのも億劫なので後部ドアのスペースに陣取る。
※東海バスは乗降は前方バスのみで行うので後部ドアは使用しない。

15分ほどだろうか。
中銀ライフケアバス停で下車する。まあいつも通りですよ。
荷物が多すぎて客にぶつかっては謝る状態…ごめんね。
全部を抱えたままではドアから出にくいので2回に分けて、外へ運び出した。
この方が速かったな。

さて、問題の夕飯をどうするか。
昼におにぎり食べただけだぞ。家出る前に少しは食べてきたとはいえ…
まあ疲れてるから、それどこじゃないって切り替えもできると思うけどさ。

まさか最終バスになるとは…

正直ここまで遅くなっては、どこの店もやってないだろうしマックスバリュまで行くのもかったる過ぎでしょう。
唯一の可能性は、我が熱海の家に向かう道中にあるアイドルさんのみ。

…しかしこんな遅くまでやってたっけ。
Google Mapの情報を調べると深夜0時まで一応やってるのか。
でも以前訪ねた時言ってなかったか?
客がいなけりゃ早仕舞いすることもあるって。

電話して確かめるべきか。
以前予約貸し切りで入店出来なかったケースもあったしな。
いや、出たとこ勝負だ!
ダメだったら夕飯抜き!それでいいじゃないか。

さあ本日の最終行程だ!
静まり返った上多賀の街を行く

荷物を引きずりながら道を進む。
ほとんど灯りは無く、たまに通る車のヘッドライトが眩しい。
本当にアイドルは営業しているのか?
いや、そんな事は二の次だ。
3リットルのペットボトルが恐ろしく負担になっている。
そして新たなぬいぐるみバッグが背負いづらいの何の。
ものすごく運搬が大変になっていた。

やってたぁぁぁぁ!ただ入店出来るかは別の話。

真っ暗な街の中、青いネオンだけが浮かび上がる。
おおおお!アイドルさんやってるじゃないかああああ!
まさに救世主である。さすが俺のアイドル!
あとは貸し切りとかで無いことを祈ろう。
お邪魔しますぅ…

お久しぶりですぅ!

ドアを開けると…
「あ、久しぶだね」
と、ママさんが迎えてくれた。まだ大丈夫かと尋ねると…
「今ちょうどお客さん帰ったところだから大丈夫だよ。今片付けるからね」
テーブルに残ったグラスとかを片付けたママさんを見守り、俺はいつもの定席まわりに荷物を外して置いていった。

「いつもより荷物多いね」
んー、正確に言うと特別多くはないんですけどね。
新しいバッグが大きくなったから、一見そう見えるが重量的には過去これより多かったことはあるからな。

とにかく色々苦労してタイミング悪くてこんな時間になっちゃったんですよーと、あまり限定的にしか人と話さなかったので、なかば愚痴めいた事を聞いてもらっちゃった。
申し訳ない…(;´∀`)

コーラもとうに無くなっていたので自分へのご褒美にコーラを注文。
あ、サイズ今回はミニなんだ。ちょうどグラス一杯少々サイズ。
いつもは500ミリリットル分くれるから、結構オトクなのよ。
アイドルさんのコーラは。
まあそんなケチくさい事どうでもいいのですよ。ありがたい。
おつかれかんぱーにゅ!

めちゃくちゃお腹すきましたー
「何食べる?カレーしかないけど…」

アイドルさんは前回のロケで基礎メニューを全てコンプリートしたので、いわゆる日替わり副菜くらいしか新規メニューはない。
さすがにそれを頼むわけにもいかないので…
まあ2巡目ということでいいでしょう。

カレーのランクより大盛りに出来たほうがいいだろうから一番安いやつにしようかな。
予算がいつも以上に厳しいことを伝えると…
「大盛りはサービスするから、牛すじカレーにしたら?」
と提案されたので半ば強制的に牛すじカレーを頼むことにしたw
いいよね、たまには…

カレーは疲れた身体に染みるね

今回の苦労話や明日からのこと、明日の天気が不安定なこと。
今回の目的、来た理由。自分の普段のことや店の今後のことまで雑談をさせてもらい、カレーが着丼。
(なんだこの雑な撮り方はw)

疲れきった身体には結果的に咀嚼もほぼ必要ない流し込むようなカレーは理に適っているな。

あっという間に食べきるとルーを追加で投入してくれた。
そしたら今度はご飯が足りなくなったので、注文時「おかわりあるよ」という言葉を思い出して俺が最期の客だろうからと残っていたご飯を追加でよそってもらった。
ありがとうママ。

汚れ落ちたっぽいかな?

ママに今日湯河原で激しく転んでオシリが酷く汚れた事を話し、見てもらったら大丈夫と言われた。
なんだかんだで落ちたのかな?
動いたり乾いたりして…そこまで影響なかったようだ。

お菓子もらっちゃった!

俺が今回は天気の長期安定を待たずしてやってきたことで今回はいつにも増して予算が無いと嘆いたことから、店にあったお煎餅系のお菓子をくれた。
ああ、ありがたやぁ…助かりますぅ。
厚意は全力で受けるのが俺流である。

メニューコンプリートしたが、今後もお世話になろうと固く誓ったのでした。
こんな時間でも受け入れてくれる俺にとっては多賀…いや、南熱海最終防衛線だからね。
今後も末永く続けてください。


何も見えねえ!

そしてアイドルからは目と鼻の先、戸又港へとカムバック。
実質四ヶ月ぶりである。間隔空きすぎだろ…
好きで空けた訳では無い。
全ては予算不足と天気のせいだ!
ほとんど見えない中だけど、長年の勘でおおよその道を把握してるので無事小屋まで辿り着いた。

通称江村バリアは健在だった!ありがたい!

厳冬期は過ぎたから、もうあの要塞のような構えは取り外されたんだろうな…と思っていたら、変わらず健在だったのが驚いた。
錠前を外し、小屋へ帰還する。
ただいま!!!帰ってきたよ!

着席したら23時!!これは遅すぎる!
明日山に行けたとして起床時間が2時だとしたら、すぐ寝れたとしても3時間しか睡眠できないじゃないか!
あー、まあ別にロケの間じゃ珍しいことじゃないか…

今回の不足分は、また別の日に。
Days05にプラスして踏破するのか、新要素も幾つかあるので完全に独立日程でエキスパンションミッションとして用意するのかは今後考えましょう。

落ち着いたところで湯河原編を振り返る。
そもそも出発が手間取ったのが痛手である。
その段階で完全踏破は無理だったね。
まあやれるだけのことはやったし、今回でしか成し得ない事もそれなりにあったから良しとしよう。
終わったことは変えられないのだからね。功績を認めるべきだ。

それよりも新ルール適用もあるので、REBOOTを積極的に行ってもいいのではないか。
新しい施設や店も当時より増えている。
楽しいことが起きるかもしれない。
…とはいえ、再び歩くにはそれなりの時間や予算がかかる。

また俺一人でやるには途方もない労力がかかってしまうからな。
日本全土踏破を目標にしてる以上、一次踏破を完了した街を再度となるとバックアップなくしては実行しづらいのが現実だ。

まあ今後湯河原旅を公開していく中で、着目してくれる人が増えて、再度今の最新技法でこの街を歩いてもらいたいって支援が現れたら考えることにしましょう。

そんな人・会社・店などがあればの話。


いろいろ考えたいことはあるが、とにもかくにも時間がない。
明日どうなるかは不明だが、仮に山に行けるとしたら少しでも睡眠は取ったほうがいいということで、荷造りは後回しにして眠ることにしたよ。

じゃあ、おやすみなさい。おつかれさまでした。

こうして久しぶりの3月期最初…いや、2024最初の散歩は幕を閉じたのである。¥


>>>>>>>>>つづく  Next 熱海市攻略戦 Days 312

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