キュービックジルコニヤ(CZ)について

 昔、アクセサリのキュービックジルコニアついているもの(CZ)を買おうと思って、いろいろ調べました。そんとき、まだキュービックジルコニアが出始めた頃だったはずで、あんまし情報がありませんでした。
 キュービックジルコニアはZr(ジルコニウム原子番号40)の酸化物で、ZrO2ってのは調べればすぐ分かりました。
 家の近くの図書館とか家にあった図鑑みたいの見たけれども、鉱物関係の本なんて漁っても、古いお堅い本ばかりだったのです、お決まりのダイヤとかコランダム(いわゆるルビーとかサファイア)、エメラルド、オパールとかは載ってるんだけれども(当たり前か)、人口宝石の欄にもルビーとかばっかりで。
 んで、あましネットサーフィン得意じゃないのだけれども、いろいろ見てたらひどい事ひどい事。ダイヤモンドの偽物として出回っているとか、所詮ダイヤモンドのイミテーションだとか。
 宝石をプロに扱っている人間からしてみたら、イミテーションのダイヤモンドに騙される訳無いというか、そこで騙されてしまったら、商売やっていけないわけで、偽物として出回っているなんて超大嘘か、見分け付かない消費者があとでわめいて偽物だとかなんとか言っているだけの話でとか云々ry。
 そんとき調べて、なんとなく、こりゃいいじゃんとか思ったのです、CZの特性、屈折率が高く(これは宝石に於いて、重要らしい)、硬度が高く(コランダムに次ぐ)、大きさ当りの値段が安い事が。ボクはずっとアクセサリは長生きしてほしいので、石の硬度が低いっていうのは凄く嫌な事なので、モース硬度が高い(8以上?)ってのがキタコレって感じで、しかも安いじゃんねと。
 んで、よく分からないけれども、買った。どうでもいいか。
 CZが出てきた頃(それがいつなのか知らないけれども)、天然石を集めている収集家や、ダイヤモンド大好きな人たち、人口宝石マニアたちは、アンチだっただろうと思うのです。だって、ルビーやサファイアに次ぐモース硬度を持ち、しかも素人目には人工ダイヤ(天然物じゃないけれども本物のダイヤね)と見分けがつかないものが人工物にしろものすごい安価で大量生産されるわけだから。
 ネットで宝石の解説や、コレクションを披露、ってそんなことを出来る層ってのは結構裕福層だったと思うんですその当時(いつなのか忘れたが)
 んでそういう人たちにしてみたら、厨房がいい気になんなよって思って「これはイミテーションです」とか「偽物です」とか高らかとネットで言うわけだと思うのですよ。だから、そういうノイズのせいで、正しい情報が、得られなかったりするわけです、特に情報をかなりネットに依存しているネトヲタのボクとかは。そういう情報操作を、さっきネット見てたら思ったっていうのは・・・、昔と明らかに言ってる事が違う人がいたり、明らかに違う情報だったりするわけです、今回はCZの話だけれども。
 最初新しいものは嫌われる、世間的な地位を得るのに時間がかかるのはとても分かる。出る杭はどこの国でも打たれるだろうけれども、日本では結構顕著なのだろう、たぶんほかの国に比べて。ことわざもあるしね。
 あぁだから、ですね、自分のお目目で色んな事を判断して生きていきたいし、そのためのお勉強なわけだなぁとか思うわけです、何を勉強していてもどんな本を読んでいても。科学的知識というのは偏見や固着した考えから一回離れて、客観的に見る事の出来るひとつのものさしになると思うのです。ただその科学的データをどう結論付けるかっていうのがまたまた人によって違ってとか云々。「CZ(キュービックジルコニア)は安価に生産でき、屈折率も高く、アクセサリの用途としては、高価なダイアモンドに取って代わりつつある。」とか書いてあるのと、「CZは市場ではダイアモンドの模造品として出回っており屈折率が高いためプロ以外の人間には判断がむずかしくry」とかその違いって怖いよねって言うはなしをかきたかったのだけれどもいみがわからないからもうやめるね授業いってくるおムシャムシャムシャムシャ

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