小説家を目指すサラリーマンの365日 #364

休日なのに少しだけ仕事をした。

外に出た。

不思議と集中できた、のか、本が単純に面白かったのか。

声が小さい彼のこと、よくわかるよ。

注意されても、まだ小さかったよね。

でも真面目だしね、大きい声を出さなくてもいい世界もあるしね。

力がみなぎって、体が前のめりになって、早食いするように小説にかぶりつきそう。

煙たい漫画喫茶の一室で真っ黒な点を見つめながらも、心は躍動していた。

夜になった。

花粉症で体がしんどい。眠い。

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