かけがえのないものなどいらない。いま必要なのは身軽さだ。

日が回ってしまった。電車の中、酔っ払った状態で書いている。しかし、寝るまではその日が終わっていないということで、1年後の自分に勘弁願いたい。

今日は今年2度目の初詣。都心に住みながらも全くお参りしたことのなかった代々木八幡と明治神宮。同行者が御朱印帳を買っていて、初めて現物を見た。どこぞのOLの個性アピール程度とほんのり馬鹿にしていたが、実際に見てみるとなかなかよいものだった。

社会人になってからパソコンを持ち歩かない日はほぼない。パソコン1台あればどこでも仕事が出来るなんて言うが、それを毎日"持ち歩かなけれはならない"というのは、身体的だけではなく、精神的にもわりと負担だ。

銀座のちょっとお洒落な店に飲みに行くということで、初詣のあいだしょっていたリュックを無難な鞄に新調した。駅について、パソコンやらの荷物を全てロッカーに詰め込む。言葉にできないほどの清々しさがあった。ぐったりとしていた肩や背中が軽くなり、途端にどこにでも行ける気がした。

心配症ゆえ、いつも荷物は多くなりがちだ。しかし、もしものために荷物を詰めれば詰めるほど、私の足どりは重くなる。
大切なものはちょっとでいい。どこにでも行ける身軽さこそ全てだ。と、取り急ぎ適当に買った5000円ほどの鞄を持ちながら思う。
パソコンを持ち歩かなくてよい生活を目指すぞ。

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