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14,314歩歩いた2024.1.17

お疲れさまです。

お昼に産業医さんとの面談があるため、会社に行く。
「会社に来るの大丈夫でしたか? 昨日は眠れましたか?」と聞かれて、考えてみると、久しぶりにポールダンスのレッスンに行ったこともあって疲れていたし、眠れないどころか10時間くらい寝ていた。また、会社に行きたくないという気持ちをびっくりするくらい感じなかったので、「そうですね、大丈夫でした」と答える。それはどうしてだろうと聞かれ、「以前は、無意識で、人は全員敵だと思っていて、自分を守るためにずっと緊張している状態だったからだと思います」と返した。

復職にあたって一番不安なことは何かと聞かれたので、心因性の吐き気があるから、満員電車に乗らなければならない時間帯に会社に行かないといけない部署に異動することが怖い、と伝える。

半夏瀉心湯に助けられていることも話して、そうしたら産業医さんは病院で漢方外来の担当もしているらしく、ツムラの116番「茯苓飲合半夏厚朴湯」もおすすめだと教えてくれた。明日の精神科の診察で主治医に希望してみようと思う。

そのあと、部長が保健室に来てくださって、他のビルにある喫茶店に向かう。

いろいろお話しして、「本当に頑張ってきたんだね」と言ってくださる。そして部長も高校のときに山岳部だったので、山あるあるで盛り上がった。
このまま行けば、3月から試験出社が始められそう。

部長と別れ、リンガーハットでちゃんぽんを食べ、そして夜の油絵教室まで時間があるため、何をしようか考える。

浜離宮恩賜庭園に行ってみることにする。
汐留を通る。「汐留にある会社、就活のときに受けて落ちたなあ」と思う。「でも落ちてよかったんだよな」と思う。電通の本社があった。私の所属してる会社とこんな近いんだ! となった。

浜離宮恩賜庭園に着いたが、広かった。都市の中にいきなり現れる大きめの公園や庭園が私はかなり好きなので、最高だった。

潮入の池

この池は、海から水を取り入れられるようになっていて、水位を変化させて昔の人は愉しんだらしい。そんな愉しみ方があるのかと感心する。

夕方になったので池袋に向かう。
講座の会場を確認する。開始まで時間があったので、デパートの5階にある喫茶店に行ってみる。ファッションブランドのフロアに一軒だけあるような喫茶店って、敷居が高い気がして入ったことがなかったけれど、思い切って入店し、そういう楽しみを感じられる自分に感動する。

そして、飯島誠先生の油絵教室に参加する。
2時間があっという間だった。他の方も、飯島先生のTwitterを見て講座に申し込んだみたいで、素敵な雰囲気だった。初めて油絵を描くという方がほとんどで、大人になってから新しいことを始めるっていいよなあと、しみじみした。
先生には初めて実際にお会いしたけれど、優しさとユーモアを抱いた方で、本当にお会いできて光栄だなと思った。そして肉眼で観る先生の絵もやっぱり美しかった。

講座を終え、池袋の本屋でバイトしていたときに行きまくっていた油そば屋さん「東京油組総本店」で数年ぶりに油そばを食べた。

池袋駅を歩いていて、私が学生の頃には、路上生活をしている方が駅構内で暖をとっている姿をよく見かけたけれど、今日は一人も見かけなくて、その方たちはどこに行ったのだろう、と思った。そして当時は、そういう人を見ると、「私の将来の姿だ」と、確信に近い気持ちをいつも抱いたものだったが、今日はそういう気持ちにならなかった。

それは、ようやく私が生き方を本当の意味で変えられて、自分を取り戻したからなんだと思う。

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