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私は弱いけど

お疲れさまです。

今日もポールダンスのレッスンに行きました。今の私にはとてもハードな内容だったので、疲れ果てています。そして二の腕や足があざだらけです。でも、とても楽しい。


私は長い間、うつ状態になりながら、頑張って生きていました。

私がうつになってしまった生き方を変えたいとずっと努力してきたことや、近くにいてくれた人とお互いが全存在を賭けてぶつかったこと、自分の体の声に耳を澄ませること、今まで生きてきてくれた自分の体を信じてあげられるようになってきていること、これら以外にもたくさんの要因があって、今、「まだ死にたくない生きたい」と思って、毎日命を燃やしています。

ただ、今の私にはできないことや苦手なことがある。

自分に鞭を打って頑張り続けた結果、私は昨年のちょうど今頃、ご飯が食べられなくなりました。でも、そんな時も、人と会っているときは無理してご飯を食べていました。

そうしたら、その半年後くらいに、ご飯を食べようとするときや電車に乗っているときや人と無理して会おうとしているときに、「オエッ」という空えずきが出るようになってしまいました。今のところ吐いたことはないんだけど、体は吐きそうになって目に生理的な涙があふれる感じです。

うつ状態ではなくなって、空えずきもなくなるかなと思ったのですが、そうはいきませんでした。

ただ、つい先日、満員電車に乗っていたら気分が悪くなりそうになったときがありました。今までの自分だったら、「大丈夫」と自分の体に言い聞かせて、乗り続けていたと思います。でも、降りました。今思うと、私はそのとき、自分の体を労ってあげる、という選択を初めてしました。
その後は、鈍行を使って目的地まで行きました。

そうやって、私は自分の体を大切にしてあげようと思います。
空えずきや心因性の吐き気がなくなるには、まだまだ長い時間がかかるでしょう。だって、本当に長い間、私は体の声を無視し続けていた。無理をしてしまっていた。今日親友とLINEをしていて、吐き気に悩んでいる話をしていて、私は、「もう自分以外のなにかとして生きるのは無理なんだ、という、命の叫びなんだと思う笑」と説明しました。多分本当にそうなんだと思います。


私にはお守りがあります。それは、半夏瀉心湯という漢方と、お水です。外出するときには必ず持っていきます。半夏瀉心湯は、ストレスが原因の胃腸の不調に効果的な漢方薬です。いろいろ薬を飲んできましたが、私にいちばん合っていたのはこれでした。

体が危なそうだったら、お水を一口飲んで、それでもやばそうだなってときは、半夏瀉心湯を飲みます。

今日もそういうふうに対応しました。

また、タートルネックや体にピタッと密着する服を着れなくなってしまいました。マフラーも巻けません。
そしてやっぱり、満員電車には乗れない。

そういう「ウィークポイント」が、今の私にはある。
でも、対処はできる。今はそれを人に説明して、配慮を求めることができる。そして、私が思っていたよりも、人は優しいんだと思う。

だから今の私は弱いけど、弱くても生きていたいと思います。

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